大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

【古典の味わい】桃花源記(後編)

2023-03-23 | 文化・歴史

 

(前篇より続く)

 筆者の陶潜(とうせん)は、字(あざな)の陶淵明のほうがよく知られています。日本語で「桃源郷」といえば夢のように美しいユートピアのことで、非日常のなかにある別世界のことですね。その語源になったのがこの「桃花源記」ですが、どうも陶淵明は、そのような空想世界を描くことにより、それを探しても見つかることのない当世の現実を、暗に批判したかったようなのです。

 陶淵明(365~427)は、時代でいうと、晋(東晋)が倒れて南朝の宋(420~479)が建つころにかけての人でした。官僚としては寒門(名門ではない家柄)であったため下級役人に甘んじ、その屈辱感から短期間で職を辞して、故郷の田園へ帰っています。当時はまだ......

◎続きはこちら:

 

【古典の味わい】桃花源記(後編)

「桃源郷は、そのあと探しても見つからなかった」。それが陶淵明が心に決めていた結論でした。

 

 


 

◎合わせて読みたい:

 

婚姻の起源

人類は古くより、「婚姻」という手段によって、その血脈を後代に伝えてきました。前漢の学者・劉向(りゅうきょう、前77-前6年)が『烈女傳』で、「夫婦は人倫の始まりなり...

 

 


 

🔴 購読のお申し込みはこちら 今なら初月は半額! 👉https://bit.ly/SM-Subs

🔵 もっと見る 👉https://www.epochtimes.jp/tv

⭕️ ウェブサイト 👉https://www.epochtimes.jp​​
⭕️ Twitter 👉 https://twitter.com/epochtimes_jp
⭕️ Facebook 👉 https://www.facebook.com/epochtimes.jp/
⭕️ Telegram 👉 https://t.me/epochtmesjp


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国連水会議、半世紀ぶり開催... | トップ | 臨死体験からの研究「人は死... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文化・歴史」カテゴリの最新記事