タイ政府は12月9日、中国製を中心とする粗悪品の輸入量が20%減少したと発表した。これは7月以降、規制と検査を強化した結果であり、農産物、消費財、工業製品においてタイの基準を満たさない輸入品が大幅に削減された。
タイ政府のサシガーン・ワッタナチャン副報道官は、「品質の悪い商品を厳しく取り締まり、特に農業、消費財、工業製品に重点を置いている」と述べた。
公式データによると、政府は約19億円(5億600万バーツ)相当の違法輸入品を押収している。押収品には偽造品、シャツ、靴、電子タバコが含まれる。
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タイ政府 中国製粗悪品輸入約20%減少 規制強化が奏功か
タイ政府は輸入規制を強化し、中国からの低品質な商品を含む粗悪品の輸入量を20%削減したと発表。特に農産物、消費財、工業製品の取り締まりに注力している。
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