クリスマスケーキの時期になると、いつも思い出してしまう(ささざわ / PIXTA)
義兄(姉の夫)は、買い物好き。とくに食料品の購入が著しく、仕事の帰りに美味しそうなものを見つけると買って帰るので、姉が献立が狂うと嘆いていた。戦争中の食糧難を経験した反動とのこと。年末から年始は、兄にとっては大手を振って買い物ができる時だった。
クリスマスは、いつも大きなデコレーションケーキを用意して私たちをよんでくれた。それも、スーパーやコンビ二で受けとる冷凍のケーキではなく、町のおいしいケーキ屋さんにたのんでおいたデコーレーションケーキを用意してくれた。
今から三十数年前のクリスマスの夜に、姉の家に行くと、デコレ―レーションケーキが3個もならんでいた。二家族7人なのに、なんと三個だ。いくらなんでも、どうなっているの。しかし、いつもパパのことを「買い買い虫」と言っている姉がニコニコしている。びっくりする私たちに「パパ説明してあげて」と姉が笑っている。
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