湖北省武漢の長江沿いの公園で、携帯電話を見ている若者たち(Photo by Hector RETAMAL / AFP) (Photo by HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)
在日中国人をターゲットにした中国本土からの詐欺電話が相次いでいる。中国大使館や中国公安局の関係者を偽り、金銭を要求されるという。日本の警視庁は中国語で都内の語学学校などに貼り紙掲示の協力を求め、注意喚起をしている。
警視庁によると、中国当局を装った電話は「あなたの名義が不正に使用されている」「無罪を証明するためお金が必要だ」「払えなければ強制送還される」「金がないなら、誘拐されたと偽って中国の家族に支払わせろ」といって脅し、中国の両親に指定口座への振り込みを要求する。
読売新聞3日付によれば、こうした詐欺電話を受けたのは10代から20代の日本に住む中国人女性6人。被害総額は6月以降で少なくとも1850万円に達する。金銭の被害は、中国の詐欺グループから中国の親元へと中国でのみ発生しているため、日本の捜査の範囲ではないという。被害を未然に防ぐため警察は啓発活動を強めている。
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