米上院軍事委員会の公聴会で発言するリック・スコット上院議員。2021年9月28日撮影(Patrick Semansky-Pool/Getty Images)
米国のリック・スコット上院議員は6日、中国からの輸入ニンニクが強制労働により人糞や下水で栽培しているとして、食品安全上の懸念から商務省に調査を要請した。
スコット氏はジーナ・レモンド米商務長官に宛てた書簡で、国家安全保障や公衆衛生の観点から共産主義中国から輸入する全種類のニンニクが「米国に脅威をもたらす恐れがある」として、1962年貿易拡大法の第232条に基づき調査を行うよう求めた。
雑誌やYouTubeでは、中国での不衛生なニンニク栽培方法が掲載されている。スコット氏はこれらの有害行為とされる行為には「人間の糞便や下水をニンニクの肥料にすること、下水でニンニクを栽培すること、不衛生な環境で生育したニンニクをより白くよりきれいに見えるように漂白すること」が含まれるとした。
また「米国市場に輸出する際には、土壌伝染性の病気や汚染物質の予防に関する米国の法律に準拠するため、ニンニクの根を取り除いている」とも指摘した。
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