えつお日記

作曲家 川崎絵都夫ホームページ連動の日記です! 演劇や合唱・邦楽器のための作品を中心にした仕事日記や日々の雑感です。

『ゆれる車の音』録音

2006年09月04日 | 演劇
文学座9月公演「ゆれる車の音」の音楽録音がありました。

九州のテキ屋さん達の話しということで、クルマで町から町へと移動していくイメージは「カントリーミュージック」
…でも、それだけではアメリカのロードムービーみたいなので、『和風』テイストを加え、更にシーンに沿った妙な音作り…ということで「ブルーグラス」のスタイルを基本に、時に尺八、篠笛、三味線、シンセの篳篥!(ひちりき)などが加わる『不思議テイスト』の音楽に。
普段ライブハウスやスタジオで活躍しているミュージシャンの方々のノリノリの演奏で、それはそれは楽しい音楽になりました!

スタジオに向かう「ゆれるクルマ」の中から秋の空


録音中のスタジオ…右からスチールギターの尾崎さん、ギターの長谷川さん、ウッドベースの河井さん、右奥のブースに尺八&篠笛の竹井さん、三味線の太田さん(見えませんね。すみません)


左からフィドル(バイオリン)の岸本さん、バンジョーの田代さん(写真は地味に見えますがスタジオは楽しい音で溢れていました)


録音を終えて出て来たところにある教会(録音スタジオは「アバコスタジオ」で、ここはアバコブライダルホールの付帯施設です)


高校生の時に、放課後ほんの短期間でしたが、友人とカントリーミュージックごっこ(?)で遊んだのを思いだしました。僕はフィドル担当でした。友人に薦められて最初に買ったカントリー系のレコードは「レスターフラットライブwithビルモンロー」でした。いや懐かしい~

今日は午前中から午後早めの時間まで夜の録音の準備をして、その後、前進座の「出雲の阿国」の音楽直しの作業。夕方からシンセなどを運び出して録音。いつものような忙しさではあるけれども、昨日と同じく実際に音にしてもらうと疲れも吹っ飛びます。