冷感ジェルマットによる冷やし過ぎ症候群と同じ事例が、
何年か前の夏にもありました、ね・・。
常連客のご紹介で、管理職のHさんが、
「体を動かすと痛い」という症状で来室しました。
Hさんは、まず最初に
知人の整形外科の院長先生に相談したそうです。
詳しい検査をしてもらいましたが、骨格も内蔵も異常なし。
原因が分からない・・。
確かに、骨格的にはさしたる問題なし。
でも、背中を触ると、硬い。-----弾力性がない。
「・・なるほど、分かった・・」
背骨まわりが硬くなっていて、可動しない状態だったのです。
これは、背骨を温めれば治る、と判断し、
私はHさんの背骨に手を当て、ほっとワークを行いました。
ほっとワークというのは手を当てて温めるだけ、の単純な整体作業です。
ほっとワークの作業中に、Hさんにお聞きしました。
「背中を冷房で冷やしませんでしたか」と。
Hさん、いわく。
「あまり暑いので、冷房の吹き出し口の前に机を置いて、
冷房に当たりながら仕事をしています」
私は言いました。
「原因はソレ。冷房ですね。
背中を冷やしすぎて、背骨の動きが硬くなっています」と。
ほっとワークの整体が終了。
Hさんは「合点がいかない」という顔つきで、帰っていきました。
多分彼は、こう思っていたに違いありません。
「冷房に当たったぐらいで、こんなに体が痛くなる?!」
「背中に手を当てただけで、私の体が治る?!」
。。。まさか、、あり得ない、。。と。
しかし、次の予約日・・。
Hさん、にこにこ顔で、
「お陰さまで、楽になりましたよ。
体を動かしても、痛くなくなりました」 と。
そして、
「冷房の吹き出し口の前にある机を、移動しました」と。
Hさんの体(上体)の痛みは、
冷房で背中を冷やしすぎて、背中が硬直してしまったのが原因で、
だから、レントゲンで調べても、骨格上の異常が見つからなかったのでしょう。
昨日のブログに書いた「冷感ジェルマット」による体の異常。
それも、Hさんと同じく、冷感ジェルマットで背中を冷やし過ぎたための症状です。
冷やし過ぎに、気をつけて下さい。~~特に女性は、。
また、このブログを読んだ方は、周囲の方に注意してあげて下さいな。
今年の注目商品のようで、方々で見かけますものね。
夏の冷やし過ぎのお話でいえば、
扇風機のお話がとても印象に残っています。
あれはとても衝撃的でした。
仕事柄、頭部の同じ箇所にエアコンがあたり、寝るときも同じ方向から風を受けていた女性。9月初めに、頭痛、吐き気、顎関節のズレで施術を受けに来ました。終了後は、ろれつも回り、トロンとした目もぱっちりで帰って行かれました。我慢強い方だったのでしょうけど・・・、皆さん、冷やしすぎには気をつけましょう。
みーばぁ(私)は、あなたのような治療家さんに、お目にかかってみたいわ。いろいろ情報交換できたら、楽しいし有意義でしょうね。・・便乗コメントさんとコンタクトがとれたら、うれしいんですけど・・。