発汗作用は、体の温度を下げる 最強のクーラー装置ですが、
発汗の種類を、3つに分けてみました。
流れる汗、ベタつき汗、引っこみ汗、の3種類です。
流れる汗
スポーツ選手が流す汗は、タラタラッと流れる汗で、
サラサラして肌にベタつかず、クーラー作用は最強。
~~~~自分の話ですが、~~~~~
運動が苦手だった私が、剣道を習いはじめたとき、
面をかぶった顔から、汗がしたたり落ち、
体中から、汗が ポタポタと流れ落ちるという、今までにない経験をして、
その爽快な汗に感動したものでした。
それまでの私の汗は、ベタつき汗で・・あせもが出来る汗。
あせも(汗疹)って、ベタつき汗に出来るんだなぁって、初めて知った。
剣道をやめて2年後には、あの爽快な汗が流れなくなりました。
整体の仕事は、涼しい部屋で行うので、体表もクールになり、
ベタつき汗の体質 に戻ってしまったらしい。
ベタつき汗
流れる汗をかかずに暮らしていると、ベタつき汗症になります。
私もその例外ではなくて、
ベタつき汗がうっとうしいから、汗をかかない生活を選ぶ。
外に出ない、汗をかく運動はしない、クーラーをつける。
こんな負のスパイラルで、私は、ベタ汗体質から
「ひきこもり汗・体質」になりつつあると気づきました。
これでは、いかん!! ・・と反省して、
登山を始めました。~~4年目に入ります。
剣道ほどの汗はかかないけれど、汗腺は働いてくれてるようです。
「引きこもり汗・体質」とは、
冷え性や高齢者によく見られる体質で、汗が出ない。
汗腺が閉じていて、汗が引きこもりしている体質です。
(Miz のネーミングです。イメージしやすいでしょ。)
発汗作用がないので、水分を補給しても発汗しません。
体のクーラー装置が故障している状態なので、体温が上昇しても、下げることが出来ない。
この体質は、冷房ぎらいでもあります。
引きこもり汗の体質は、一般の健康常識とは異なる事情があって、
流れる汗の人たちの常識を当てはめようとすると、
かえって健康を損なうことがあります。
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この夏は猛暑が予想されています。
いい汗かこうとすると、熱射病なんてこともありそうだし、
この夏、上手に乗り切れるでしょうか。乗り越えたいわね。
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