「切迫流産・対処法」を写真で説明いたします。
モデルのNさんは、妊娠2ヶ月の切迫流産だったので、
お腹がそう大きくはないのですが、かえって見やすいかもね。
[注意] 対処法を行う方は、以下に注意して下さい。
お腹の中には赤ちゃんがいるので、がむしゃらに行なってはいけません。
また、妊娠中のお腹の状態は個人差が大きいので、
もし、途中で辛さを感じたり、「自分には合わない」と感じたら、
直ちに動作を中止して下さい。
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A 仰向けに寝て行う方法
1低めのソファー(または適当な台)の上に、
膝を乗せて寝ます。(膝の角度は直角前後)
下に布団や座布団を敷いて、寝て下さい。
かかとは(足首)は直角に。
2手のひらを上にして、両手で恥骨をはさむようにしたら、
恥骨の上の肉をゆっくり押し上げます(2~3回)。
つま先が垂れないように、足首直角をキープする。
3両手を、恥骨(中心部)から、そけい部、そけい部外側へ徐々に移動しながら、
下から上に向かって、ゆっくりと押上げます(2~3回)。
手のひらが上でも、手背が上でもOK。やりやすい方で。
4さらに両手をそけい部の外側に移すと、骨盤の骨のところに移動します。
ここは、やや内側に向かって、ゆっくり押し上げます。
2,3、4の動作には、大切なコツがあります。
*かかととふくらはぎを、下面にしっかり付けて行うこと。
*かかとは、出来るだけ直角にすること。
*動作中に、腰(お尻)が上がるので、お尻は布団(下)側に密着するように押して、お尻が上がらないようにすること。
これは大事なコツです。
上記 2.3、4 の動作を、やさしく2~3回行ったら、ひとまず終了。
一日に2~3回程度、行なってみてはいかがでしょう。
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上記「仰向けに寝て行う対処法」については、
Nさんに、写真のモデルとしてだけでなく、
実際に自分の家でも実行できるように指導したのですが、
シャッターを切りながら、感想をお聞きすると、
「ジンジンって来る感じがします」とのこと。
「ジンジンっていうのは、どういう感じ?」と聞くと、
「え~と、血流が来る感じです」と。
~~多分、それは、良いことだと思います。
そけい部は、腹腔の動静脈と足の動静脈の中間地点です。
お腹の膨らみが下垂すると、
そけい部の動静脈が圧迫されるので、
お腹の中の動静脈にも悪影響が出やすくなります。
「ジンジン・・」はそけい部の圧迫が開放されて、
血流が良くなっいくときの感覚ではないでしょうか。
とは言え、上記の【注意】を忘れないで下さい。
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「B 椅子に座って行う方法」は次回に説明します。
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