みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

切迫流産を来しやすいお腹は、

2012-12-15 | 生理 妊娠 出産 赤ちゃん

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私が手がけた妊婦さんの切迫流産には、

共通する原因が見られました。

何が原因になっているかを、以下に説明しますが、

ただし、

私が手がけた症例数は、十指に満たないので、

その原因が、全ての切迫流産に当てはまるとは言えません。

が、おそらく7~8割の妊婦さんに該当するように感じます。

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下の写真は、妊婦さんを横から見たものです。

Aは本物の写真。BはAを切迫流産形にリメイクした写真です。

A、B2つの写真の違いが分りますね。

Bのお腹は、Aのお腹とどこが違うのでしょうか。

そのポイントは、と言えば・・、

切迫流産は、お腹の大きさよりも、

お腹(胎児または腹筋)への負荷の方向(=どの方向に負荷がかかっているか)が重要なポイントになります。

お腹が前方に膨らんでいる場合は、膨らみが大きくても切迫流産の危険は少ないでしょう。

 

問題なのは、下腹部が下向きに膨れている場合です。

下向きに膨れるのは、お腹(胎児・腹筋)に前下方への力が働いているからです。 

腹筋は、恥骨からはみ出して垂れ下がろうとする力(前下方への力)を食い止めようと、必死に対応します。

そのため、お腹が張る(筋肉の伸展緊張)という症状が現れます。

お腹の胎児も、子宮の正常位置から外れるので、窮屈でしょう。

しかし、安易に腹筋の伸展緊張(張り)をゆるめて、恥骨からお腹がはみ出してしまったら、もっと危険な状況になります。

その頑張っている状況が、切迫流産の「お腹が張って辛い」という症状ではないか、とMiz は考えています。

 

なぜなら、

切迫流産の妊婦さんの姿勢を修整して、

お腹に掛かっている前下方への力を取り除いてあげると、

「お腹の張りが無くなりました」

「お腹が楽になりました」

「ふつうに歩けます」

という現象変化が現れるからです。

おそらく腹筋が、それほど頑張らなくてもいい状況に変化したのだと思います。

(この修整作業は、元々の体質に問題がなければ、1時間内で可能です。

Nさんのように、元々の体質に問題がある場合は修整が難しく、あるいは修整不可の場合もあるかもしれません)

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以上の理由が正しければ、

切迫流産をどう回避すればいいかの答えは、

自ずと導くことができますよね。

・・・そうです。

お腹に前下方の力が働かないように、

日常生活で、注意することです。

・・・この話、次回も続けます。

身振り手振りで説明すれば、分かりやすいと想うのですが、

文字や写真で、どこまで説明できるかな?

  


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