お知らせ
当ブログは新しいサイトへお引っ越しました。
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私が手がけた妊婦さんの切迫流産には、
共通する原因が見られました。
何が原因になっているかを、以下に説明しますが、
ただし、
私が手がけた症例数は、十指に満たないので、
その原因が、全ての切迫流産に当てはまるとは言えません。
が、おそらく7~8割の妊婦さんに該当するように感じます。
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下の写真は、妊婦さんを横から見たものです。
Aは本物の写真。BはAを切迫流産形にリメイクした写真です。
A、B2つの写真の違いが分りますね。
Bのお腹は、Aのお腹とどこが違うのでしょうか。
そのポイントは、と言えば・・、
切迫流産は、お腹の大きさよりも、
お腹(胎児または腹筋)への負荷の方向(=どの方向に負荷がかかっているか)が重要なポイントになります。
お腹が前方に膨らんでいる場合は、膨らみが大きくても切迫流産の危険は少ないでしょう。
問題なのは、下腹部が下向きに膨れている場合です。
下向きに膨れるのは、お腹(胎児・腹筋)に前下方への力が働いているからです。
腹筋は、恥骨からはみ出して垂れ下がろうとする力(前下方への力)を食い止めようと、必死に対応します。
そのため、お腹が張る(筋肉の伸展緊張)という症状が現れます。
お腹の胎児も、子宮の正常位置から外れるので、窮屈でしょう。
しかし、安易に腹筋の伸展緊張(張り)をゆるめて、恥骨からお腹がはみ出してしまったら、もっと危険な状況になります。
その頑張っている状況が、切迫流産の「お腹が張って辛い」という症状ではないか、とMiz は考えています。
なぜなら、
切迫流産の妊婦さんの姿勢を修整して、
お腹に掛かっている前下方への力を取り除いてあげると、
「お腹の張りが無くなりました」
「お腹が楽になりました」
「ふつうに歩けます」
という現象変化が現れるからです。
おそらく腹筋が、それほど頑張らなくてもいい状況に変化したのだと思います。
(この修整作業は、元々の体質に問題がなければ、1時間内で可能です。
Nさんのように、元々の体質に問題がある場合は修整が難しく、あるいは修整不可の場合もあるかもしれません)
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以上の理由が正しければ、
切迫流産をどう回避すればいいかの答えは、
自ずと導くことができますよね。
・・・そうです。
お腹に前下方の力が働かないように、
日常生活で、注意することです。
・・・この話、次回も続けます。
身振り手振りで説明すれば、分かりやすいと想うのですが、
文字や写真で、どこまで説明できるかな?
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