みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

「へそ曲がり」は、朝下痢や 腰痛とも関係する

2012-05-24 | 体の正中線(へそライン)

へそライン(体の正中線)が曲がっていると、体にどんな影響があるかと言えば、

1つ目は、腰痛など、骨格系の痛み。

2つ目は、腹腔臓器の不調や異常、・・です。

 

1骨格系の痛みについては、

へそ(正中線)の位置がずれている=腹直筋も曲がっている、

ということは、容易に想像がつきますね。

腹直筋が曲がっていると・・・?

・・・そうです。上体を曲げ伸ばしするとき、

腹直筋は左右バランスよく働くことが出来ません。

・・・そんな時、何が起こるか・・と言えば、

腹痛ではなくて・・腰痛。 多くは腰に痛みが出ます

                                        

Miz 整体室には、腰痛のお客様が見えられますが、

背側の骨格は整ったのに、「腰痛が治らない」という場合があり、

へそ曲がり(白線や腹筋群)を治したら、「腰痛が出なくなった」

という事例はよくあります。

この因果関係、、分かりやすく説明するのが難しいのですが、

腰痛って、腰椎の問題だけでなく、腹部や内臓の問題も含まれているってことですね。


2腹腔臓器の不調や異常

食後に横向き寝をすると、へそ曲がりになりやすい、ということを

前々回の「へそ曲がり/ボディークイズ解答」で書きましたが、

 

この場合の へそ曲がり(隠れへそ曲がりを含む)は、

腹膜や臓器が、腹の中の食物の重みで動くのが原因です。

・・・とすれば、

へそ曲がりには=腹の中の臓器の動きの異常=が伴っており、

「お腹の調子が正常に働かない」状況が推測出来ますネ。

 

たとえば先月来室したSさんのへそ曲がりでは、

「下痢をしたかと思うと、便秘になったりして、

お腹の調子が変なんだ」という症状がありました。

これは、過敏性大腸炎に似た症状ですが、

Sさんの場合は、へそ曲がりの修正後、症状が改善したそうです。

~~Sさん、夕食後の右下寝は、その日からやめたそうですよ。

 

「朝、通勤前や登校前に、下痢をする」人は意外に多いのですが、

これは過敏性大腸炎の一つと言われています。

触診すると、お腹の右下部に腹腔内部圧が掛かっていることがあり、

形状的には、一種のへそ曲がりです。

 へそ曲がりを修整すると、朝下痢 が治ることがあります。

詳しくは「朝の下痢」参照;10年前に書いたMiz のホームページ)

 

次回は、へそ曲がりの治し方(一般向け)を・・。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿