みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

ハイヒール歩きのコツ =バレエの「ルルベ」に学ぶ

2012-06-30 | Mizの整体法

成人偏平足(=ためしてガッテン)の話の中で書いた

「つま先立ち」について、もう少し・・。

 

女性は、ハイヒールをはいて歩きます。

これ、いうなれば「つま先立ち」歩行。

~~よく見ると、膝を曲げてチョコチョコ歩きの人、多いですよ。

~~私も若い頃、ハイヒールが好きで、外反母趾になりました。

 

ハイヒールをはくと、外反母趾になりやすいのは何故か?

それが分かったのは、整体という仕事に就いてからです。

 

*外反母趾になるプロセスは~~、

1ハイヒールで、かかとが高くなる分、体が前傾(前のめり)する。

2つま先の方に、体の重みがより多くかかる。

3小指側の力が弱い人(多数派)は、母指の骨に大きな力がかかる。

4その結果、母指が変形する = 外反母趾になる。

 

*外反母趾のプロセスが分かれば、

ハイヒールで、外反母趾にならないコツが分かる、よね。

1ハイヒールをはいても、体が前傾しないこと。

2小指側の力を強くすること。

 

バレエには、ルルベという「つま先立ち」のポーズがあって、

バレエの先生は、ルルベを次のように指導していました。

「足裏全体を地面につけ、

かかとに重心を乗せます。かかとから地面に棒を刺すような感じ。

かかと下の棒は地面に挿したまま、かかとを上げていく感じ。

上体はまっすぐに。前にも後ろにも傾けない」

 

 =つま先立ちの立役者は=かかと力。

足の外側(小指、薬指側)の力も大切。弱いとフラつきます。


 

  

次の写真も、ルルベの足ポーズです。

つま先力、かかと力の、たくましいこと!

・・・土ふまずのアーチが、くっきりですね。

  

この足は、”成人偏平足”(ためしてガッテン)にはならないナ

 

「かかとに重心をのせ、上体はまっすぐ」という姿勢づくりは、

姿勢を作ることそのものが、運動になります。=静止運動。

筋力がつく、体が締まる・・・・痩せて見える・(?)

~~~そしてこの姿勢づくりは、

ハイヒール歩きや、ルルベに限ったことではありません。

ふだんの歩行にも、日常の動作にもかかと力を忘れないで、ほしいな。

 



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