お城へ行こう!

気ままなお城めぐりの旅の記録と写真を公開しています。

西高木家陣屋

2014-08-22 05:54:39 | 岐阜県
 西高木家陣屋

2014/8/18

岐阜県大垣市のお城めぐり

 徳川幕府の旗本高木三家のうちの西高木家陣屋

≪ お城の概要 ≫

城名: 西高木家陣屋
よみ: ニシタカギケ
別称: 多羅城・多良城
所在地: 岐阜県大垣市上石津町宮
現状: 西高木家陣屋跡・上石津郷土資料館
築城年代: 慶長六年(1601)
築城者: 高木貞利
形式: 陣屋
遺構: 長屋門・石垣・埋門跡
規模: 標高130m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2012/9/2・2014/8/18


≪ 訪城記 ≫

市之瀬城から西高木家陣屋に向かう。

市之瀬城址の桑原氏住宅から川沿いの細い道を東進、突き当りの三叉路を右折、一之瀬集落を出て川西交差点信号を右折、国道365号を南下、すぐに上石津第一トンネル、上石津第三トンネルを抜け、上原交差点信号を右折して西進、牧田川を渡り坂を登った大神神社を約180m北へ進んだ三叉路を左折すると埋門跡で、前の道を大きく左に曲がった坂の上に上石津郷土資料館があり、この裏側に西高木家陣屋跡がある。資料館前の駐車場に車を駐車する。

上石津郷土資料館の裏側が西高木家陣屋跡で長屋門が残っている。門の左前に説明板があり、西側の盛り上がった林から長屋門内の住宅跡を見ることが出来る。
陣屋跡から坂を降りると石垣跡と埋門跡の石垣が残る。埋門石垣上には「高木家三家入郷地」の碑が建っている。
坂を下った三叉路の左側に東高木家の土蔵が残り、この道を北に曲がった坂道の北側民家付近が北高木家跡だそうです。


≪ 歴 史 ≫

天正十年頃から関長門守一政が多羅城主だったようです。
慶長六年 (1601) 関ヶ原合戦後に旧領地の駒野城、今尾城付近の多良に領地を与えられ、旗本三家、高木貞利が西高木家、高木貞友が東高木家、高木貞俊が北高木家として交代寄合旗本(美濃衆)の格式で陣屋を構える。以後、明治維新まで続く。


≪ 写 真 ≫


西高木家陣屋の長屋門


埋門跡


石垣


埋門石垣上「高木家三家入郷地」の碑


東高木家土蔵


西高木家陣屋


上石津郷土資料館

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線関ヶ原駅からバスで宮バス停下車すぐ。
<車>
東名高速関ヶ原ICを降りて関ヶ原IC口信号を右折、国道365号を東進、牧田上野交差点信号を斜め右折、藤古川、牧田川を渡り、和田橋南三叉路信号を右斜め直進、牧田川沿いに南西に進み、上石津第一トンネル、上石津第三トンネルを抜け、上原交差点信号を右折して西進、牧田川を渡り坂を登った大神神社を約180m北へ進んだ三叉路を左折すると埋門跡で、前の道を大きく左に曲がった坂の上に上石津郷土資料館があり、この裏側に西高木家陣屋跡がある。資料館前の駐車場を利用すると良い。


≪ 位置図 ≫

西高木家陣屋跡


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市之瀬城

2014-08-21 05:56:43 | 岐阜県
 市之瀬城

2014/8/18

岐阜県大垣市のお城めぐり

 織田信長・豊臣秀吉の重臣桑原氏の居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 市之瀬城
よみ: イチノセ
別称: 桑原家住宅・西谷館
所在地: 岐阜県大垣市上石津町一之瀬365
現状: 住宅
築城年代: 永禄七年(1564)頃
築城者: 桑原兵庫資貞
形式: 居館
遺構: 現存住宅
規模:
文化財: 国重要文化財
訪城日: 2012/9/2・2014/8/18


≪ 訪城記 ≫

自宅をから市之瀬城へ向かう。

自宅を出て国道8号を南下、川崎町交差点信号を左折、県道37号を東進、北陸道長浜ICを通り越して国道東上坂三叉路信号を斜め右折、国道365号を東進、道なりに進み伊吹山口信号を直進、道が南東に曲がり南に向いた辺りで関ヶ原西町交差点信号を直進、南下して東海道新幹線高架下をくぐり、名神高速関ヶ原IC前を通り、牧田上野交差点信号を斜め右折、藤古川、牧田川を渡り、和田橋南三叉路信号を右斜め直進、牧田川沿いに南西に進み、一之瀬交差点信号を右折してすぐに道なりに左に曲がり西進、牧田川に架かる一之瀬橋を渡り、約200m進んだ川沿いのT字路を右折、車が対向できない細い川沿いの道を約250m西進した三叉路に説明板があり、右側に登った奥に葦葺き屋根の古民家がある。ここが桑原氏住宅で市之瀬城跡です。古民家西側の空き地に車を駐車させてもう。

葦葺き屋根の古民家奥に碑が建てられている。


≪ 歴 史 ≫

永禄七年(1564)頃、桑原兵庫資貞によって築かれ、代々居住しておられるようです。

≪ 写 真 ≫


市之瀬城付近


桑原氏住宅


桑原氏住宅奥の碑


桑原氏住宅西側の塀

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線関ヶ原駅からバスで一之瀬バス停下車、徒歩約5分。
<車>
東名高速関ヶ原ICを降りて関ヶ原IC口信号を右折、国道365号を東進、牧田上野交差点信号を斜め右折、藤古川、牧田川を渡り、和田橋南三叉路信号を右斜め直進、牧田川沿いに南西に進み、一之瀬交差点信号を右折してすぐに道なりに左に曲がり西進、牧田川に架かる一之瀬橋を渡り、約200m進んだ川沿いのT字路を右折、車が対向できない細い川沿いの道を約250m西進した三叉路に説明板があり、右側に登った奥に葦葺き屋根の古民家がある。ここが桑原氏住宅で市之瀬城跡です。古民家西側の空き地を利用すると良い。


≪ 位置図 ≫

市之瀬城(桑原氏住宅)


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長松城

2014-08-18 05:58:18 | 岐阜県
 長松城

2014/8/7

岐阜県大垣市のお城めぐり

 竹中半兵衛重治の従弟源助重利の居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 長松城
よみ: ナガマツ
別称:
所在地: 岐阜県大垣市長松町
現状: 荒崎小学校
築城年代: 永禄・天正年間(1558-73)
築城者: 竹中源助重利
形式: 平城
遺構:
規模:
文化財:
訪城日: 2011/1/9・2014/8/7


≪ 訪城記 ≫

御茶屋屋敷から長松城へ向かう。

御茶屋屋敷駐車場を出て正安寺角を左折、細い路地を抜け県道216号へ出るT字路を右折、東進して杭瀬川に架かる赤坂大橋手前の赤坂大橋西交差点信号を右折、南下して熊野町西交差点信号を左折、次の熊野町交差点信号を右折。国道21号を南下、すぐに道が大きく右に曲がり大垣西IC前を通って西進、長松町東交差点信号を左折してすぐに右折した大垣市勤労者総合福祉センターの駐車場に車を駐車させてもらう。

大垣市勤労者総合福祉センター東の道を徒歩で約400m南下、県道31号に出て左折して東に行く路地に入り、約130mで道の北側に荒崎小学校があり、南門の西側道路脇に長松城趾碑と説明板があるのみで遺構はない。


≪ 歴 史 ≫

永禄元年 (1558) 竹中半兵衛重治の父重元が長松の地を手に入れる。後に重利は半兵衛重治から長松の地を分知され長松城を築く。
文禄三年 (1594) 竹中重利が豊後高田に移り、代わって武光式部忠棟が城主となる。
慶長五年 (1600) 武光忠棟は関ヶ原の戦いに石田三成方の西軍に属したが城を捨る。戦後、一柳監物が入るが、すぐに廃城となる。


≪ 写 真 ≫


長松城趾碑と説明板

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線大垣駅からバスで長松バス停下車、徒歩約5分。
<車>
東海環状道大垣西ICを降りて桧交差点信号を右折して西進、長松町東交差点信号を左折してすぐに右折した大垣市勤労者総合福祉センターの駐車場を利用すると良い。ここから徒歩約10分。


≪ 位置図 ≫

長松城(荒崎小学校)


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御茶屋屋敷

2014-08-17 07:32:50 | 岐阜県
 御茶屋屋敷

2014/8/7

岐阜県大垣市のお城めぐり

 徳川家康上洛時の宿泊施設

≪ お城の概要 ≫

城名: 御茶屋屋敷
よみ: オチャヤ
別称:
所在地: 岐阜県大垣市赤坂町
現状: 御茶屋屋敷
築城年代: 慶長十年(1605)
築城者: 徳川家康
形式: 平城
遺構: 土塁・空堀・井戸
規模: 標高20m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2014/8/7


≪ 訪城記 ≫

曾根城から御茶屋屋敷に向かう。

曽根城公園駐車場を出て前の道を西進、曽根町公民館前を通って曽根町2交差点信号を左折、南下して領家町2交差点信号を右折、西進して池尻町交差点信号を右折、国道417号を北上、池尻町北付近で大きく左に曲がり、川を渡り、杭瀬川に架かる赤坂大橋を渡り県道216号を西進、JR東海道本線踏切を渡り、約250m西進した虚空蔵バス停付近の細い路地へ左折、約100m南下した正安寺角を右折すると南側に御茶屋屋敷があり、正安寺の西側に駐車場がある。ここに車を駐車する。

藁葺き屋根の門が入口で、前に御茶屋屋敷跡碑と説明板があり、入って左側に土塁跡と井戸跡があり、井戸のある竹藪の脇道を進むと出口付近が大手門跡で東側に土塁と空堀が見られる。
屋敷の南側にも土塁跡があり、西側は赤坂中学校の敷地になっている。
入口の門の東側にも門がある。


≪ 歴 史 ≫

高須藩主徳永寿昌の家来安倍孫兵衛が普請奉行を務め慶長九年(1604)から慶長十年(1605)にかけて作事を行う。
徳川家康が慶長十年(1605)から慶長十六年(1611)までの間に三回ほど利用している。
元和元年 (1615) 大坂夏の陣後に徳川秀忠が立ち寄っている。
寛永五年 (1628) 幕府領となり、代官岡田将監の支配を受け、大半の建物が取り壊される。
寛永十二年 (1635) 大垣藩主に戸田氏が入部し、御殿のみ残される。


≪ 写 真 ≫


御茶屋屋敷土塁跡


御茶屋屋敷入口の藁葺き門


入口東の門


井戸跡


土塁跡


大手門跡


空堀跡


水堀跡

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線美濃赤坂駅から徒歩約5分。
<車>
東海環状道大垣西ICを降りて桧交差点信号を右折、国道21号を西進、次の荒尾町交差点信号を右折、北上してJR東海道本線高架下をくぐり、県道216号の高架下をくぐり、美濃赤坂駅西側で道が右に曲がり、次のT字路を左折、北上して赤坂丸本付近で県道216号に出る交差点を左折、約150m西進した虚空蔵バス停付近の細い路地へ左折、約100m南下した正安寺角を右折すると南側に御茶屋屋敷があり、正安寺の西側に駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

御茶屋屋敷


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曾根城

2014-08-16 08:34:43 | 岐阜県
 曾根城

2014/8/7

岐阜県大垣市のお城めぐり

 西美濃三人衆稲葉伊予守良通入道一鉄の居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 曾根城
よみ: ソネ
別称:
所在地: 岐阜県大垣市曽根町1丁目
現状: 華渓寺・曽根城公園
築城年代: 十六世紀前半
築城者: 稲葉良通(一鉄)
形式: 平城
遺構: 本丸跡・復元石垣
規模: 標高10m
文化財: 市指定史跡
訪城日: 2011/1/9・2014/8/7


≪ 訪城記 ≫

自宅から曾根城に向かう。

自宅を出て国道8号を南下、川崎町交差点信号を左折、県道37号を東進、北陸道長浜ICを通り越して国道東上坂三叉路信号を斜め右折、国道365号を東進、道なりに進み伊吹山口信号を右折、関ヶ原バイパスを通って新日守三叉路を斜め左折、国道21号中山道を東進、大垣西IC前をで大きく左に曲がり、続いて大きく右に曲がり東に進んだ中川町交差点信号を左折、県道212号を北上、北方町1交差点信号をそのまま北上、曽根町2交差点信号を右折、東進した曽根町公民館前で道を北上し、次の交差点で右折、約150m東進した道の北側に華渓寺があり、ここが曾根城の本丸跡です。寺の前に曽根城公園駐車場がある。ここに車を駐車する。

華渓寺が曾根城本丸跡で周りより一段高い地形になっていて、寺の入口に右側に曾根城趾碑と説明板が、寺の境内入口にも曾根城本丸跡碑と説明板がある。
また、入口には華渓寺の「福水」の井戸がある。
華渓寺右側の駐車場を通って寺の裏側に行くと、発掘調査の後に復元された石垣があり、道を挟んだ北側には曽根城公園がある。池の北西側には曾根城に縁のある徳川家光の乳母春日局の石碑が建てられている。


≪ 歴 史 ≫

永禄初期(1560年代)に稲葉伊予守良通入道一鉄が築城して居城とする。
本能寺の変後に良通孫の典通が城主となるが、小牧長久手合戦の後、羽柴秀吉に疑われ大野郡清水城に退き、陳謝して許され、子貞通が城主となる。
天正十六年 (1588) 稲葉貞通が郡上八幡城へ移封となり、代わって西尾豊後守光教が城主となる。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の合戦に西尾光教が東軍に属し、大垣城攻めで功をあげ、加増され揖斐城に移封され、曾根城は廃城となる。
享保十九年 (1734) 良通の母の菩提寺である華渓寺が曾根城本丸跡に移される。


≪ 写 真 ≫


曾根城本丸跡の華渓寺


華渓寺入口


曾根城趾碑と説明板


復元石垣跡


曽根城公園

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東海道本線大垣駅からバスで曽根バス停下車、徒歩約800m、約15分で曾根城跡の華渓寺に着く。
<車>
東海環状道大垣西ICを降りて桧交差点信号を左折、国道21号中山道を東進、すぐに大きく左に曲がり、続いて大きく右に曲がり東に進んだ中川町交差点信号を左折、県道212号を北上、北方町1交差点信号をそのまま北上、曽根町2交差点信号を右折、東進した曽根町公民館前で道を北上し、次の交差点で右折、約150m東進した道の北側に華渓寺があり、ここが曾根城跡です。寺の前に曽根城公園駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

曾根城(華渓寺)


紹介したお城の数 249城



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決定版ビジュアル日本の城1000城
有沢重雄,加唐亜紀
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