岡山城
2014/4/26
岡山県岡山市のお城めぐり
金光氏の居城を宇喜多直家が略奪し、子秀家が近世城郭に大改修した宇喜多氏の居城
日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 岡山城
よみ: オカヤマ
別称: 烏城・金烏城・石山城
所在地: 岡山県岡山市北区丸の内2丁目
現状: 烏城公園
築城年代: 天文元年(1532)頃
築城者: 金光備前
形式: 平山城
遺構: 本段・中の段・下の段・復元天守閣・現存月見櫓・西の丸西手櫓・不明門・廊下門・六十一雁木上門・大納戸櫓跡・小納戸櫓跡・伊部櫓跡・多聞櫓跡・数奇方櫓跡・表書院跡・鉄門跡・大手門跡・内下馬橋・石垣・内堀
規模: 1㎞×1.5km
文化財: 月見櫓、西手櫓=国指定重文、国指定史跡
訪城日: 2011/8/2・2014/4/26
≪ 訪城記 ≫
自宅から岡山城へ向かう。
山陽道岡山ICで降りて国道53号岡山北バイパスを南下、突き当りの三叉路信号を左折、国道53号岡山街道を東進、岡大入口信号の次の岡山県陸上競技場角の三叉路信号を右折、岡山街道を南下、清心町交差点信号を左折、山陽本線高架下をくぐり、岡山地方裁判所角の交差点信号を右折、国道53号柳川筋を南下、柳川交差点信号を左折、城下交差点信号を直進、次の信号を右折、その次の信号を左折、烏城みちを東進、突き当りを右折、林原美術館前の信号を左折してすぐの道の左側に烏城公園有料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場の東側が岡山城で内堀沿いに進み、内下馬橋を渡り、大手門跡の桝形虎口を入ると下の段で、大納戸櫓跡の高石垣、通路を北へ歩くと中の段の高石垣で、石垣の積み方が野面積から打込ハギに変わっていき、積まれた時代が違うのが良く分かる。下の段を東へ行くと鉄門跡があり、ここの高石垣と入り組んだ虎口が見ものです。中の段に入り中央に表書院跡、南西隅に大納戸櫓跡、西側中央付近に伊部櫓跡、多聞櫓跡、数奇方櫓跡、北西隅に現存月見櫓、廊下門と西側に小納戸櫓跡、宇喜多期石垣が掘り起こされ露出展示されている。
南東側の不明門から本段に入り、天守閣の礎石、六十一雁木上門、そして北側に復元天守閣、黒い下見板張がとても渋いです。入場料800円です。
廊下門から北側に出て、月見橋を渡り後楽園から旭川越しに見る天守閣も見ごたえがあります。
岡山城の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
天文元年 (1532) 金川城の松田氏に従う金光備前がこの頃に岡山城を構える。
永禄年間 (1558-70) 金光備前の子宗高が居城する。
元亀元年 (1570) 亀山城の宇喜多直家に金光宗高が謀殺され、城を奪われる。
天正元年 (1573) 宇喜多直家が大改修を行い居城とする。
慶長二年 (1597) 宇喜多直家の子宇喜多秀家が八年の歳月をかけて天守閣を中心とした近世城郭への城普請が完成する。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の合戦で宇喜多秀家が滅亡し、代わって備前国の領主となった小早川秀秋の居城となる。
慶長七年 (1602) 小早川秀秋が在城二年で病死して小早川家が断絶する。
慶長八年 (1603) 姫路藩主池田輝政の五男忠継が岡山城主となるが、五歳の幼少であったため兄の利隆が執政代行となる。
慶長十九年 (1614) 池田忠継が城主として居城する。
元和元年 (1615) 池田忠継が病死し、弟の淡路島の洲本城主忠雄が跡を継いで岡山城主となる。
寛永九年 (1632) 池田忠雄が急死して、長男光仲が跡を継ぐが、鳥取城主池田光政と国替えとなり、光政が岡山城主となる。以後、綱政、継政、宗政、治政、斉政、斉敏、慶政、茂政、章政と続き明治維新を迎える。
昭和二十年六月二十九日 (1945) 天守閣が戦災で焼失する。
昭和四十一年十一月三日 (1966) 外観復元で鉄筋コンクリート建ての天守閣が再建される。
≪ 写 真 ≫
岡山城外観復元天守閣
西南側からの天守閣
月見橋からの天守閣
後楽園側からの天守閣
旭川と天守閣
六十一雁木上門
本段東側の高石垣
天守閣から見る本段
天守閣の礎石
不明門
表書院跡
宇喜多期の石垣
現存月見櫓
数奇方櫓跡
多聞櫓跡
大納戸櫓跡
鉄門跡
鉄門付近の虎口
廊下門
廊下門付近から見上げる天守閣
月見櫓下の石垣
中の段下の石垣
中の段西南の石垣
大納戸櫓台の石垣
内下馬門跡の石垣
大手門桝形虎口
内下馬橋
内堀
現地烏城公園案内図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR山陽新幹線岡山駅から路面電車「東山行き」で約5分、「城下」下車徒歩約10分。
<車>
山陽道岡山ICで降りて国道53号岡山北バイパスを南下、突き当りの三叉路信号を左折、国道53号岡山街道を東進、岡大入口信号の次の岡山県陸上競技場角の三叉路信号を右折、岡山街道を南下、清心町交差点信号を左折、山陽本線高架下をくぐり、岡山地方裁判所角の交差点信号を右折、国道53号柳川筋を南下、柳川交差点信号を左折、城下交差点信号を直進、次の信号を右折、その次の信号を左折、烏城みちを東進、突き当りを右折、林原美術館前の信号を左折してすぐの道の左側に烏城公園有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
岡山城(烏城公園)
紹介したお城の数 211城
2014/4/26
岡山県岡山市のお城めぐり
金光氏の居城を宇喜多直家が略奪し、子秀家が近世城郭に大改修した宇喜多氏の居城
日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 岡山城
よみ: オカヤマ
別称: 烏城・金烏城・石山城
所在地: 岡山県岡山市北区丸の内2丁目
現状: 烏城公園
築城年代: 天文元年(1532)頃
築城者: 金光備前
形式: 平山城
遺構: 本段・中の段・下の段・復元天守閣・現存月見櫓・西の丸西手櫓・不明門・廊下門・六十一雁木上門・大納戸櫓跡・小納戸櫓跡・伊部櫓跡・多聞櫓跡・数奇方櫓跡・表書院跡・鉄門跡・大手門跡・内下馬橋・石垣・内堀
規模: 1㎞×1.5km
文化財: 月見櫓、西手櫓=国指定重文、国指定史跡
訪城日: 2011/8/2・2014/4/26
≪ 訪城記 ≫
自宅から岡山城へ向かう。
山陽道岡山ICで降りて国道53号岡山北バイパスを南下、突き当りの三叉路信号を左折、国道53号岡山街道を東進、岡大入口信号の次の岡山県陸上競技場角の三叉路信号を右折、岡山街道を南下、清心町交差点信号を左折、山陽本線高架下をくぐり、岡山地方裁判所角の交差点信号を右折、国道53号柳川筋を南下、柳川交差点信号を左折、城下交差点信号を直進、次の信号を右折、その次の信号を左折、烏城みちを東進、突き当りを右折、林原美術館前の信号を左折してすぐの道の左側に烏城公園有料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場の東側が岡山城で内堀沿いに進み、内下馬橋を渡り、大手門跡の桝形虎口を入ると下の段で、大納戸櫓跡の高石垣、通路を北へ歩くと中の段の高石垣で、石垣の積み方が野面積から打込ハギに変わっていき、積まれた時代が違うのが良く分かる。下の段を東へ行くと鉄門跡があり、ここの高石垣と入り組んだ虎口が見ものです。中の段に入り中央に表書院跡、南西隅に大納戸櫓跡、西側中央付近に伊部櫓跡、多聞櫓跡、数奇方櫓跡、北西隅に現存月見櫓、廊下門と西側に小納戸櫓跡、宇喜多期石垣が掘り起こされ露出展示されている。
南東側の不明門から本段に入り、天守閣の礎石、六十一雁木上門、そして北側に復元天守閣、黒い下見板張がとても渋いです。入場料800円です。
廊下門から北側に出て、月見橋を渡り後楽園から旭川越しに見る天守閣も見ごたえがあります。
岡山城の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
天文元年 (1532) 金川城の松田氏に従う金光備前がこの頃に岡山城を構える。
永禄年間 (1558-70) 金光備前の子宗高が居城する。
元亀元年 (1570) 亀山城の宇喜多直家に金光宗高が謀殺され、城を奪われる。
天正元年 (1573) 宇喜多直家が大改修を行い居城とする。
慶長二年 (1597) 宇喜多直家の子宇喜多秀家が八年の歳月をかけて天守閣を中心とした近世城郭への城普請が完成する。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の合戦で宇喜多秀家が滅亡し、代わって備前国の領主となった小早川秀秋の居城となる。
慶長七年 (1602) 小早川秀秋が在城二年で病死して小早川家が断絶する。
慶長八年 (1603) 姫路藩主池田輝政の五男忠継が岡山城主となるが、五歳の幼少であったため兄の利隆が執政代行となる。
慶長十九年 (1614) 池田忠継が城主として居城する。
元和元年 (1615) 池田忠継が病死し、弟の淡路島の洲本城主忠雄が跡を継いで岡山城主となる。
寛永九年 (1632) 池田忠雄が急死して、長男光仲が跡を継ぐが、鳥取城主池田光政と国替えとなり、光政が岡山城主となる。以後、綱政、継政、宗政、治政、斉政、斉敏、慶政、茂政、章政と続き明治維新を迎える。
昭和二十年六月二十九日 (1945) 天守閣が戦災で焼失する。
昭和四十一年十一月三日 (1966) 外観復元で鉄筋コンクリート建ての天守閣が再建される。
≪ 写 真 ≫
岡山城外観復元天守閣
西南側からの天守閣
月見橋からの天守閣
後楽園側からの天守閣
旭川と天守閣
六十一雁木上門
本段東側の高石垣
天守閣から見る本段
天守閣の礎石
不明門
表書院跡
宇喜多期の石垣
現存月見櫓
数奇方櫓跡
多聞櫓跡
大納戸櫓跡
鉄門跡
鉄門付近の虎口
廊下門
廊下門付近から見上げる天守閣
月見櫓下の石垣
中の段下の石垣
中の段西南の石垣
大納戸櫓台の石垣
内下馬門跡の石垣
大手門桝形虎口
内下馬橋
内堀
現地烏城公園案内図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR山陽新幹線岡山駅から路面電車「東山行き」で約5分、「城下」下車徒歩約10分。
<車>
山陽道岡山ICで降りて国道53号岡山北バイパスを南下、突き当りの三叉路信号を左折、国道53号岡山街道を東進、岡大入口信号の次の岡山県陸上競技場角の三叉路信号を右折、岡山街道を南下、清心町交差点信号を左折、山陽本線高架下をくぐり、岡山地方裁判所角の交差点信号を右折、国道53号柳川筋を南下、柳川交差点信号を左折、城下交差点信号を直進、次の信号を右折、その次の信号を左折、烏城みちを東進、突き当りを右折、林原美術館前の信号を左折してすぐの道の左側に烏城公園有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
岡山城(烏城公園)
紹介したお城の数 211城
日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ) | |
福代徹,日本城郭協会 | |
学習研究社 |
日本の城 完全名鑑 増補改訂版 (廣済堂ベストムック) | |
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