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大津城

2013-04-06 09:47:48 | 滋賀県
 大津城

2013/3/26

滋賀県大津市のお城めぐり

 関ヶ原合戦の壮絶な籠城戦で東軍勝利に貢献したお城

≪ お城の概要 ≫

城名: 大津城
よみ: オオツ
別称:
所在地: 滋賀県大津市浜大津
現状: 大津港・駐車場
築城年代: 天正十四-十五年(1586-87)
築城者: 浅野長吉(長政)
形式: 水城
遺構: 復元石垣
規模:
文化財:
訪城日: 2010/4/6・2013/3/26


≪ 訪城記 ≫

宇佐山城へ行く途中で大津城跡へ寄る。

湖岸道路を一気に南下して、瀬田の唐橋を渡り大津市に入る。唐橋西詰交差点信号を右折、県道102号湖岸道路を琵琶湖岸沿いに北上し、膳所城跡公園を通り過ぎ、琵琶湖大橋西詰で県道18号を西へと進む。琵琶湖ホテルを過ぎて大津港口交差点信号を右折して、大津港へ向かう。大津港前の地下有料駐車場に車を駐車する。

この駐車場の南出口を出たところの歩道橋登り口前に大津城址碑がひっそりとある。
この歩道橋を南に渡ると京阪電鉄浜大津駅があり、駅へ向かわず歩道橋を東へ進み、浜大津アーガス前の歩道橋を南に降りる。このまま南へ歩いて浜町交差点信号で交差点北西側に朝日生命保険大津ビルがあり、このビルの交差点角の大津城石垣が復元されていて、説明板がある。
他に遺構はない。


≪ 歴 史 ≫

天正十四-十五年 (1586-87) 古くから湖上水運が開け、京都の喉元にあたり重要な位置を占めていた場所に坂本城の遺材を用いて浅野長吉(長政)が豊臣秀吉の命で築城する。
天正十五年 (1587) 浅野長吉(長政)が初代城主となる。
天正十七年 (1589) 増田長盛が城主となる。
天正十九年 (1591) 新庄直頼が城主となる。
文禄四年 (1595) 京極高次が城主となる。
慶長五年 (1600) 関ヶ原合戦直前に京極高次の大津城は西軍毛利氏の大軍に攻められ、大津城に籠城し、毛利軍を大津城に釘づけにして関ヶ原合戦の勝利に貢献した。その後、遺材は膳所城、彦根城に使われ、彦根城の国宝天守は大津城から移築されたものだそうです。


≪ 写 真 ≫


大津城址碑


復元石垣


現地大津城推定縄張復元図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
京阪電鉄京津線浜大津駅より徒歩すぐ。
<車>
名神高速道路大津ICを降りて北上し、国道1号、東海道本線を越えて打出浜交差点信号を左折、県道18号を西へと進む。琵琶湖ホテルを過ぎて大津港口交差点信号を右折して、大津港へ向かい、大津港前に市営地下有料駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

大津城址碑


復元石垣


紹介したお城の数 50城



近江の山城ベスト50を歩く
中井 均
サンライズ出版


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