神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様の世界史33 許されるためには

2022-11-07 13:19:45 | イスラム教
前回は、
人間というのは、私達が思っている以上に
なかなか尊厳に満ちた創造物であるようだ、ということを
書いてみました。

こんにちは、ファーティマ松本です。

私達は、神様からたくさんの素晴らしい物を頂いています。
それらの中には、目に見える物もあるでしょうし、
見えない物もいっぱいあります。
その見えない物の一つが、人間の尊厳。
私達が産まれる前から備わっている資質ですね。
しかし、そのことに対し感謝をせずに高慢になってはいけませんね。
高慢になってしまうと、、、
そう!
あのジンを覚えていますか。
ジンでありながら、天使と同じように天国で平和に暮らしていた
あの”イブリース”です。

イブリースは、自分は火から創られていて
アダムより上なんだと思いあがり、アダムにサジダをすることを
拒否したのでしたね。

しかし、
イブリースは、高慢になったおかげで何か得るものはあったのでしょうか。
地球の権利でも手にいれたのでしょうか。
欲しいものが手に入ったのでしょうか。
いいえ、そんな事は全くありません。
逆に、彼は天国を失いました。
天使達と一緒にいる特権を失くしました。
得たものなど何もなく、失うものしかなかったのです。

高慢さと忘恩。
この二大要素というのは、神様を崇拝することから人間を遠ざけてしまうものです。
ゆえに、一粒でも高慢さがあるものは天国に入れない、と言われているほどです。

ちなみに、サジダをしなかったイブリースはその後、そのことを多少後悔します。
何しろ、人間がサジダをするのを見るたびにイライラむかむかするそうですから。
「自分はサジダをしなかったのに、こいつらはちゃんとしてるじゃないか。」と思うらしいそうです。
もちろん、
後悔をして、罪を許してもらおうと思うのであれば、イブリースも救われるはずです。
なぜなら、神様はとても優しいし、どんなことこともお許しになるのですから。
しかし、イブリースは、後悔はしても、反省はしないし、ましてや
許しを請うなんてことは一切しません。

私達も、何か間違ったことをしてしまった時、
後悔だけでは不十分なんですねえ。
(ちなみに私は、後悔の達人ですけど。)

しまった、やばいことをしてしまったと思った時は、神様にそのことを許してもらわねばなりません。
その許してもらう方法とは、結構シンプルです。

まず第一に、しまった、悪いことをしてしまったと後悔の念を持つこと。
第二に、その行いをただちにやめること。
第三に、もう二度としないぞと決意すること。
第4に、許してくださいと神様に謝ること。

さあ、神様に悪態をついたイブリースは、多少の後悔があったかもしれませんが、
それに対し懺悔をすることはありませんでした。
その結果、彼は悪魔となったのです。
そして、私達人間を地獄へ連れていくことを自分自身の義務とし、せっせとその責務を果たしているのであります。
いたって迷惑な話ですよねえ。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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