こんにちは、ファーティマ松本です。
前回は、預言者ムーサさんが神様から律法を受け取った話をしました。
律法の原型というのは残っていませんが、こんな事が書いてあったはずということを
クルアーンの中から引用して紹介しました。
今回は、その後の話になります。
預言者ムーサさん(平安あれ)は神様と直接話しをし、なおかつ律法という法律まで与えられ、
喜び急いで民の元へ帰ったと思います。
ちなみに、神様と直接会話をされたのは、預言者の中でもムーサさんお一人です!
そのため、彼は「カリームッラー」と呼ばれています。
これは 「アッラーと語り合った者」 という意味です。
他の預言者さん達は、天使を介してメッセージを受け取っていたのですが、
ムーサさんだけは、直接お話をする機会を得られたなんて、すごい方ですよね。
「あれ?じゃあ、預言者ムハンマドさん(平安あれ)が天国へ行った時は、
神様と直接会話しなかったの?」
と思われた読者さんもいらっしゃる事でしょう。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)も、天国の最上階に招かれた時には、神様と直接話されています。しかしそれは、天国でのこと、、、。
ムーサさんとムハンマドさん(両者に平安あれ)の違いは、地上にいらっしゃる時に話されたか、天国で話されたかの違い、、、ということです。
さて、山を下りて帰って来たムーサさんは、恐ろしい光景を目にすることになります。
なんと、なんと、ユダヤ人達がみんなして、こぞって、、何をしていたと思いますか?
なんと!!
自分たちで偶像を作って、それを拝んでいた!というのです。
その偶像というのは、牛!(モー)
そして、その牛の偶像というのが、結構凄くて、声が出たりしたそうなんです。
(いやー、すごいなあ。)
で、またこれが<金>でできているらしくって、個人的に、、、(欲しいんですけど、金、高いし)
クルアーンによると、こうです。
『ムーサーの民は、かれの(去った)後、
自分の装飾品で鳴き声の出る形だけの仔牛を造った。
かれらはそれがものも言わず、また道案内も出来ないことが分らないのか。
かれらはそれを(神として)とり、不義を行った。』(クルアーン 7:148)
で、これを見たムーサさんは、もちろん激怒するんです。
そして、自分が不在の間、ユダヤ人を監督監視するためにいた、自分の兄弟(ハールーン)を激しく問い詰めました。
「何やってんだあ、お前は!」といった感じで。
クルアーンの記述を見てみましょう!
『ムーサーはその民の許に帰った時、激怒し、悲しんで言った。
「あなたがたが、わたしの不在中に行ったことは災いである。
あなたがたは主の審判を催促するのか。」
かれは板碑を投げ、かれの兄の頭(の髪)を掴んでぐっと引き寄せた。
かれ(ハールーン)は言った。
「わたしの母の子よ、本当に人びとはわたしを無力だとし、
またわたしをほとんど殺さんばかりであった。
だからわたし(の手落ち)に対し、敵を喜ばせないでくれ。
またわたしを不義の人々と一緒に見なさないでくれ。」』(7-150)
いやー、やっぱりかなり怒っていらっしゃいます。
板碑を投げ、とありますね。
でも、なんでユダヤの民は、そんな事をしてしまったのか?
クルアーンによりますと、ユダヤ人の中にサーミリーという名の人がいたそうです。
そやつがちょっと、やばかったそうですね。
『かれは仰せられた。「本当にわれはあなたの去った後あなたの民を試みたが、サーミリーがかれらを迷わせた。』(20-85)
それでは、激怒している預言者ムーサさん(平安あれ)とやばい奴サーミリーがどうなるのか。
次回をお楽しみに!!
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
ユーチューブやっております!https://www.youtube.com/channel/UCZqdOph3TWRuMVA_2jnrIcw
是非、チャンネル登録をお願いします!!
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生きる意味を見失い、暗闇の中を彷徨っていた樹里。
同棲相手との暴力的な関係、妊娠、そして心に残る深い傷…。
そんな彼女の前に現れたのは、サウジアラビアから来た研修生、アハメッド。
彼の話すイスラム教の教えや価値観に触れた樹里は、
「幸せ」「成功」「愛」「お金」といった、当たり前だと思っていた価値観が揺さぶられていく。
アハメッドとの交流を通じて見えてきた、新しい人生の視点とは?
暗闇から抜け出し、心に光を灯すヒントはどこにあるのか?
この物語は、傷ついた心を抱えるすべての人に贈る再生の物語。
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人生の目的とは何か?
この世で直面する困難に、どう立ち向かえばよいのか?
本当の幸せとは、どこにあるのか?
私たちは、ただ偶然に生まれたわけではありません。
全てに意味があり、あなたの人生にも明確な目的があります。
現世をどう歩むかは、来世の幸せと深くつながっています。
イスラム的な視点を知ることで、あなたの人生は新たな光に包まれるでしょう。
初めてイスラム教に触れる方にも、分かりやすくシンプルなガイド。
この本を通じて、神様に守られた平和な生き方と、天国への道筋を発見してください
前回は、預言者ムーサさんが神様から律法を受け取った話をしました。
律法の原型というのは残っていませんが、こんな事が書いてあったはずということを
クルアーンの中から引用して紹介しました。
今回は、その後の話になります。
預言者ムーサさん(平安あれ)は神様と直接話しをし、なおかつ律法という法律まで与えられ、
喜び急いで民の元へ帰ったと思います。
ちなみに、神様と直接会話をされたのは、預言者の中でもムーサさんお一人です!
そのため、彼は「カリームッラー」と呼ばれています。
これは 「アッラーと語り合った者」 という意味です。
他の預言者さん達は、天使を介してメッセージを受け取っていたのですが、
ムーサさんだけは、直接お話をする機会を得られたなんて、すごい方ですよね。
「あれ?じゃあ、預言者ムハンマドさん(平安あれ)が天国へ行った時は、
神様と直接会話しなかったの?」
と思われた読者さんもいらっしゃる事でしょう。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)も、天国の最上階に招かれた時には、神様と直接話されています。しかしそれは、天国でのこと、、、。
ムーサさんとムハンマドさん(両者に平安あれ)の違いは、地上にいらっしゃる時に話されたか、天国で話されたかの違い、、、ということです。
さて、山を下りて帰って来たムーサさんは、恐ろしい光景を目にすることになります。
なんと、なんと、ユダヤ人達がみんなして、こぞって、、何をしていたと思いますか?
なんと!!
自分たちで偶像を作って、それを拝んでいた!というのです。
その偶像というのは、牛!(モー)
そして、その牛の偶像というのが、結構凄くて、声が出たりしたそうなんです。
(いやー、すごいなあ。)
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自分の装飾品で鳴き声の出る形だけの仔牛を造った。
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で、これを見たムーサさんは、もちろん激怒するんです。
そして、自分が不在の間、ユダヤ人を監督監視するためにいた、自分の兄弟(ハールーン)を激しく問い詰めました。
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「あなたがたが、わたしの不在中に行ったことは災いである。
あなたがたは主の審判を催促するのか。」
かれは板碑を投げ、かれの兄の頭(の髪)を掴んでぐっと引き寄せた。
かれ(ハールーン)は言った。
「わたしの母の子よ、本当に人びとはわたしを無力だとし、
またわたしをほとんど殺さんばかりであった。
だからわたし(の手落ち)に対し、敵を喜ばせないでくれ。
またわたしを不義の人々と一緒に見なさないでくれ。」』(7-150)
いやー、やっぱりかなり怒っていらっしゃいます。
板碑を投げ、とありますね。
でも、なんでユダヤの民は、そんな事をしてしまったのか?
クルアーンによりますと、ユダヤ人の中にサーミリーという名の人がいたそうです。
そやつがちょっと、やばかったそうですね。
『かれは仰せられた。「本当にわれはあなたの去った後あなたの民を試みたが、サーミリーがかれらを迷わせた。』(20-85)
それでは、激怒している預言者ムーサさん(平安あれ)とやばい奴サーミリーがどうなるのか。
次回をお楽しみに!!
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