アルファロメオジュリエッタを駆り、ゴールデンウイーク前半を過ごした。
自宅を出発し、八雲から熊石へ抜けて松前を目指し南下。
江差の開陽丸と記念撮影したり、松前公園内で唯一咲いている『冬桜』と記念撮影。
矢野で食べたステーキ定食は成形肉でがっかり。
松前の沖に大島、小島と二つの島があることを初めて知った。
HTBの天気予報の北海道地図にも、大島、小島の絵を見つけて驚いたりした。
函館の谷地頭温泉を楽しみにして、谷地頭ゲストハウスに宿泊したが、こうした宿泊施設への宿泊が慣れていないので、トイレ共用、洗面所共用、バスなし、アメニティグッズなし、布団カバーやベッドパットも毎回取り替えているのか疑問だったし、とにかく過ごしづらかった。
夜はラビスタベイで中華料理を食べた。思いのほかおいしくて安かった。
翌朝は谷地頭温泉へ行った。サウナも無くシャンプーや石鹸を持たないで行ったので、何もすることが無くすぐに出てしまった。
休憩室で妻を待ち続け、その後朝マックしてからチャンプの家へ。
チャンプが結婚式に呼ばれたのだが、何分初めてのことなので着て行く服も無く、丸井今井で下見をしようとしたら、一式すべて購入する羽目になった。支払いはチャンプだが。その総額は7万円オーバー!仰天だが、ワンピースやアクセサリーからバッグ、コサージュ、パンプス、ショール、ベルトと全部そろえたのだから、それも仕方がない額なのか?
夜はサザン食堂で痛飲。その後酒クレで飲んで解散。あ、泊まったのはホテルパコ函館。翌朝の朝ごはんは頭が痛くて少ししか食べられなかった。
ホテルを後にして恵山、椴法華経由で帰宅しようとした。道南ぐるり一周の旅である。
この間、何時間もジュリエッタに乗っていたのだが、スポーツカーの味付けなんだろうか?とにかく路面のうねりや凸凹、段差や舗装の悪さをすべて体に伝えてくれるサスペンションで、常にシェイクされて乗っている感じ。これには閉口した。
エンジンもターボが効けば必要以上にパワフルで反応も良いのだが、低速トルクが細くて上り坂でイラッとすることもしばしばあった。エンジン音は官能的な音とは程遠く、ディーゼルですか?ってほどのガラゴロした感じ。これでアイドリングストップが効いて停まるたびに再始動のゴロンと言う音を聞かされるのだから、安っぽい車に乗っている感を常に感じる。TCTと言う2ペダルの変速機は、普通に走るには至ってスムーズで無段変速のような感じもするが、パドルシフトで積極的に変速しようとしても、特に喜びもないし、ミッションのせいではないのだろうが、とにかくエンジンブレーキの利きが悪いエンジンだった。
パドルシフト自体もプラスチックなのか、アウトランダーの方がずっと秀逸なパーツを使っていた。
内装もプラスチッキーで、400万円もする車の内装とは思えない。チルトステアリングももっと下がってほしいと思うし、シートの幅も狭い感じ。サポートを高めようとして両端がせり上がっているからかな?座面の奥行きも不足してる?私が前席で正しいポジションを取ると、リアは私だったら座れないレッグスペースになる。
アルファロメオジュリエッタと言う名前は買いだろうけど、この車に乗り出し価格400万円を投じる気はさらさら無くなった。
あ、クルーズコントロールがついていないのが、一番ダメだったところかな?
まあ、とにかくダメなところばかりが気になってしまった。
良いところは、
・バイキセノンのヘッドライトと交差点で内側を照らそうとするギミック。
・その気にさせるアルミペダル。
・フロントシートのセンターアームレスト。
・アイドリングストップ装置と合わせて、低燃費なところぐらいかなぁ?
悪いところは、
常に乗員をシェイクするサスペンション、トルクが細くゴロゴロ音を立てるエンジン、立体駐車場や洗車機に入れる都度外さなければならないアンテナ、チープな素材でステアリングコラムではなくハンドル自体に付いて街中で使いづらいパドルシフト、幅が狭く奥行きの短いフロントシート、プラスチッキーな内装、冷えていると変な挙動を示すエンジンとミッション、プラスチックでできたハンドルのセンター部が親指にあたること、アイドリングストップ機能がバッテリーへ与える不安、アイドリングストップか常に高いギアを選択しようとする仕様か判断できないが、マフラーカッターを黒くするスス、レッグスペースが狭いリアシート、シフトチェンジを車任せにできること(マニュアルの方が運転する楽しみがあるってこと)、最後に小物入れが無い室内。
ね?これじゃあ買えないって。ディーラーの営業の方へも伝えたけど、スポーツ心丸出しのCセグメントのやんちゃ娘は、Dセグメントの車両に慣れたおっさんの手には負えないって。