３.１１

夢であればと願うほどに
当たり前を大切と知る
それでも希望は捨てない！と
強い命 放つ人がいる

苦しいけど
哀しいけど
悔しいけど
もどかしいけど
それでも、守りたい命があるから
闘うのでしょう！

手と手かさねて 声を張り上げ
心繋げば 希望へと変わる
涙、零れて 明日を芽吹かせ
僕ら生きていく

雲の行く先の出来事を
風に感じて拳を握る
僕にも何か出来るはずと
勇気携え 走る人がいる

苦しいけど
哀しいけど
悔しいけど
もどかしいけど
それでも、待ってる命があるから
闘うのでしょう！

手と手かさねて 声を張り上げ
心繋げば 希望へと変わる
涙、零れて 明日を芽吹かせ
僕ら生きていく

苦しいけど
哀しいけど
悔しいけど
もどかしいけど
それでも、まだ見ぬ命守る為
闘うのでしょう！

思いやること 譲り合うこと
その美しさで 明日を変えよう！
手と手かさねて 声を張り上げ
心繋げば 希望へと変わる
笑顔、零れて 明日を芽吹かせ
僕ら生きていく！
共に生きていく！
友と生きていこう！


RED HEL ARMY 『希望のうた』より



もうあの日から６年の月日が経った。


未だ復興は進まない・・・



避難者数も、まだ１４万人いる(2016年10月現在)


まだ５万人の被災者が仮設住宅住まいを余儀なくされている(2016年9月現在)




でも、人々の心は少しずつ前を向いて歩き出している。



先日、復興のシンボルである『南三陸さんさん商店街』が、かさ上げされた新たな土地でオープンした。



農業や水産業も、少しずつではあるが回復傾向にある。






RED HEL ARMYの『希望のうた』。


この曲は被災者からの要望で作られた曲とのこと。




『悲しみ』や『苦しみ』は


『勇気』を出して『希望』へと変えていこう。





我々が日々過ごす『当たり前の生活』が何より大切なもの、だと言うことを思い直そう。




未だ仮設住宅で不自由な生活を強いられている方が早く震災前の『当たり前の生活』に戻れるように。


住み慣れた土地を離れている方が、何も気にせず故郷に戻り、『当たり前の生活』が訪れる日が来ることを。


心から祈りたいと思います。




そして何より



あの大震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りしたいと思います。