一昨年は歓喜の3位。
去年は悔しい3位。
そして今年は逆転の3位。
と、それを信じて最後の最後まで応援してましたが・・・
残念です・・・T^T
先発のマエケン。
中4日で125球の熱投。
ランナーを許すも決してホームベースを踏ませない。
そんな気迫のこもった投球を続けるマエケンを、なんとか援護したい打線。
打てない。
1安打じゃあ・・・T^T
元々の重圧に加えて、マエケンの熱投が打撃陣へさらなる重圧を与えてしまったのかもしれない。
打たなきゃ・・・点を取らなきゃ・・・と。
どの打者も、見てて明らかに硬さがあった。
6回の1死二塁のチャンス。
ここで打席には丸と菊池。
『たら・れば』になるが、ここで丸と菊池、どちらかがヒットを放ち得点出来ていれば・・・
もちろん、打ってくれると信じて応援してましたが・・・
結果は連続三振_| ̄|○
このシーンは、今季の打撃陣の全てを凝縮された形だった。
調子の上がらないキクマル、あと1本が出ない打線。
ここでの無得点が、2番手でマウンドに上がった大瀬良にさらなる重圧を与えてしまう。
『抑えなきゃ!』の思いばかりが先行したか、先頭打者にヒットを許し
あれよあれよと連続長打を浴びてマウンドを降りた。
マウンドを降りた大瀬良は、人目をはばからず涙していた。
重圧を背負い込みマウンドに上がり、致命的な失点を与えた責任感からの涙。
それを励ますマエケン。
見ててこちらも涙が・・・T^T
『黒田やジョンソンや福井を待機させていたのに、何故大瀬良を使った?』
という声もあるだろう。
でも、いくら黒田がいるからといって、中2日で『ハイ。では行ってください!』と簡単に送り出せるだろうか?
ジョンソンに、CS初戦の先発もあるけど『ハイ、では行ってください!』と簡単に送り出せるだろうか?
福井にしたって、登板間隔が空いたところに向け、重圧のかかる中継ぎ登板で、先発の時と同様に
安定したピッチングができるとは限らない。
総力戦と言うのもわかるが、玉砕覚悟でこの試合に勝てても、その先がグチャグチャになってしまっちゃ
全く意味がない。
今季途中からセットアッパーとして投げてくれた大瀬良。
疲れが見て取れる大瀬良だが、敢えてマウンドに送る。
それだけ大瀬良が信頼を得たからであり、あの場面を任せることができる投手だったのだ。
そして、黒田やジョンソン、福井が待機する中、大瀬良をマウンドに送った勇気と信頼を支持したい。
・・・もちろん、その豪華リレーによる総力戦も見てみたかったけど・・・・
結果的に打たれたとは言え、そのせいでCS進出が無くなったと言え、大瀬良に責任を背負い込ませる必要はない。
まぁオイラのこの考えは、一部のホニャララな輩には『お花畑』と言われる考えだろうよ。
でもな!
そこまで全てを信じて応援できるものがあるんだ!
大瀬良の涙を見て一緒に涙して、その悔しさを共に噛み締める。
あいつが悪いだの、こいつがダメだの言ってる輩にゃ理解不能だろうがね!
ちょっと話が逸れかけました。
最終戦ということもあり、試合終了後は選手たちがマウンド付近に整列した。
そこでも大瀬良は泣いていた。
ずっとずっと・・・・
そして、それをマエケンはベンチからずっとそばにいて励ましていた。
ふと思った。
ほかの選手・・・・野手陣とか、その辺りは大瀬良に声をかけ、励ましたりしたんだろうか?
TVの映像では、マエケン一人が励ましていた気がする。
来季、本気で優勝を狙うのであれば、チームのまとまりを得る必要がある。
投手は投手、野手は野手、それだけじゃいけない。
投手と野手が一つになってこそ『チーム』なんだから。
あの場面で大瀬良に駆け寄り、マエケンとともに大瀬良を励ます野手がいてほしかった。
そして最後のサインボール投げ込み。
ほかの選手がベンチに引き揚げる中、マエケン一人が球場を一周するような感じで最後の最後まで声援に応えていた。
これを見た瞬間
『メジャーへ行く前、最後のファンへの挨拶のつもりかな』
と思った。
そう思うと、マエケンが大瀬良にかけた励ましは
『来季以降、お前が引っ張っていかなきゃいけないんだ。ここでへこたれるな。』
という感じだったんだろうか。
それを考えながらTVを見てまた涙が・・・
とにもかくにも。
今シーズンは終了した。
24年ぶりの優勝を逃し、逆転Aクラス入り、逆転CS進出もならなかったけど
この経験を糧にして来季に臨まなくちゃいけない。
毎年言っていることですが、昨日の試合が最終戦じゃない。
来季の開幕0試合目だ!
敗戦が決まった時点で来季は始まっている。
悔しさをかみしめるのは今日までにしておこう。
今季飲んだ苦汁、そして流した悔し涙。
無駄にしてはいけない。
来季は
『苦汁』は『勝利の美酒』に!
『悔し涙』は『うれし涙』に!
きっとそうなると信じてるぞ!!!!
今シーズン最後の最後までファンを盛り上げてくれた
選手の皆さん。
本当にお疲れさまでした!
そして
ありがとうございました!!
最後に、中日・山本昌投手。
32年間の現役生活お疲れさまでした!
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