今日は越後湯沢温泉観光協会さんのモニターツアーに参加しました。駅前を出発してまずは昭和14年竣工の大源太川砂防堰堤に来ました土木遺産です。老朽化で内部の空洞化と漏水で上流にコンクリートの腹付補強工事をしていたのは佐藤工業さん北陸地方の工事は強いいろいろゴニョゴニョありましたが横浜フリューゲルスのスポンサーでしたね以前は水をためない流水型でしたが進駐軍が穴を塞ぎ湖にしてレクリエーションを始め避暑地として開発したそうですけどなぜ湯沢に来たんですかね。
自走式ジャイロパイラー10mあるこのスパイラル鋼管のメーカーがどうやって制作したかが気になった。一番深く場所では二本繋げるそうです。
工事中川の水を流すための仮排水路。
では中に進みます奥に行くと狭くなり湾曲しています。
複雑な曲線でした。
時間がなくゆっくり撮影できなかったのが残念。この景色が見れるのも最後のツアーと見学会。
新潟のマッターホルン大源太山と大源太キャニオン
仮締切工と砂防ダムの間にも魚がいたのが上手に上流に逃げてね🐟
関越トンネル上下線の間にある非常用トンネルと立坑の見学です。本線を掘る前に地質調査のために掘られたパイロットトンネルです。トンネルの上下線とも左右で東電と東北電力が供給しており豪雪地帯で送電線の鉄塔が雪崩で倒れても停電しないようになってます。詳しく知りたい人は下り水上パーキングにある関越トンネル資料館に行くと分かりやすいかも。
谷川立坑の下に着きました群馬県から新潟方面を撮影新潟入り口から約7km今回は湯沢の主催でしたがなぜか新潟の万太郎立坑ではなく群馬県の谷川立坑小さな事は気にしません。
関越トンネルの湧水雨水や雪解け水が6年かけて湧きでてきますパーキングで汲める水は消毒済みですがこちらは無消毒なので持ち帰りは注意
換気整備は荏原さんでした。
換気ファン
地上に行くトンネルは地上から掘った方が楽なのですが国立公園やいろんな規制があり地下から彫り上がりました。いよいよ地上につながる180mある階段を上ります。これが階段が狭く水が垂れてくるのに苦労しました。
行きます。
60m地点
120m地点高さが伝わらない。
後10m
上がりきったら横に進みます階段は涼しかったがここは暑い。
着きました。ここで昼食地元の方が作ったパニーノを食べました美味しい。
谷川岳テレビで小島よしおさんが来たのは天神台から登山道がない道を4時間かけて来たらしいです凄い!
今回のツアーに参加していただいた縁起物の貫通石と砂防ダムカードとトンネルカードですありがとうございました。自治体、民間、行政が一体になり湯沢を盛り上げるいいツアーでした次回も今回と違う内容なら参加したいと思いました。
新潟は地元の人が気づかない魅力的な土木インフラがたくさんあるので他の自治体でもあるといいなー。