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たばこ自販機、規制強化 ~7月18日・朝日新聞朝刊から①~

2004-07-20 14:07:27 | トリビア☆
☆成人認識カード、導入実験

 財務省とたばこ業界が、未成年者の喫煙防止をより強化するため、自動販売機の規制強化に乗り出している。財務省はたばこの小売り販売業を許可する通達の改正案を公表。業界は、成人を証明するカードを持たないと買えない自動システムの実験に取り組んでいる。

 国内のたばこ自販機は約62万6千台(03年末時点)。日本たばこ協会では、「屋外にこれほど置かれている国は珍しい」という。
 このため、未成年者が容易にたばこを買う事が出来、喫煙防止策が不備だと国内外で指摘されてきた。

 6月にたばこの広告や販促活動の原則禁止を盛り込んだ「たばこ規制枠組み条約」が締結された事もあり、財務省や業界はようやく規制強化に重い腰を上げた。
 通達の改正案では、飲食店やホテルなどに自販機を置く場合に、従業員から見える範囲である事を販売許可を出す条件にする。現行制度では、店舗内ならば、従業員から見えない場所でも設置出来たが、これを改める。

 日本たばこ協会など業界3団体は、鹿児島県の種子島で、たばこの購入者が成人かどうかカードで見分ける自販機の導入実験を進める。島の自販機150台全てをカード式に切り替え、申し込みのあった成人に、プリペイド機能を持たせた顔写真付きのIC(集積回路)カードを発行した。
 島内の喫煙者数推定8千人に対し、カード発行枚数は4,300枚とまだ行き渡っていないが、自販機の利用率が下がったところもあったという。
 08年中にも、このシステムの全国の自販機への拡大を目指す。

 ただ、カードを手に入れれば未成年でも買える上に、現在設置されている自販機は、人の目が届きにくい場所に置かれている事も多く、この置き換えが進まない限り、今回の取り組みだけでは効果は限定的との見方も多い。

給食「ないと困る」90% ~7月17日・朝日新聞朝刊から②~

2004-07-20 13:50:12 | トリビア☆
☆食意識調査 家庭での関心低下


 家庭での食生活への関心は冷め、給食への期待は高い。

 保護者と子供、栄養士らを対象に、15年ぶりに行なわれた「学校給食アンケート」結果がまとまった。

 料理は「簡便化」し、家での食育に保護者の4割が限界を感じている一方、頼られる側の給食栄養士も、9割が「現状での食教育は困難」と訴えた。

 調査は、農林中金総合研究所の根岸久子副主任研究員が03年夏秋に実施。小学5~6年生と保護者1,500人ずつ、給食に携わる栄養士470人、生産者500人から回答を得て、89年の調査と比較した。

 子供の好きな家庭料理の1位はカレー。ハンバーグ、鶏のから揚げ、焼肉、スパゲティが続いた。
 前回と顔ぶれは同じだが、「作ってくれない」「缶詰と冷凍食品ばっかり」などの記述が増えた。
 一方、好きな給食メニューの9位に魚料理、15位にサバのみそ煮が初登場。家庭に代わって、給食が新たな食材と出合う場になっている実態が浮かんだ。

 保護者に対し、子供の食生活で気になる点を尋ねたところ、「清涼飲料などを飲み過ぎる」「食べ物を大切にしない」などの点を気にかける親は半減。また、4割が家庭での食育に限界を感じていた。

 反面、給食への期待は高く、なくなると「すごく困る」が73%、「少し困る」が20%。合計9割を超え、前回の7割強を上回った。
 「すごく困る」と答えた親の方が、試食会参加などに消極的で、献立や食材への関心も低かった。

 一方、給食に携わる栄養士の9割が「食育は困難」と回答。理由には、センター化や調理委託など効率化が進む中、指導機会が足りない、食材を吟味する権限がない、などがあげられた。
 「家庭の食が崩れている現状では、知識だけ与える指導では、何も変わらない」との指摘も多かった。

 根岸研究員は「もはや家庭だけに食育を負わせるのは難しい。給食食材を地元で調達し、生産者と交流するなど一貫した食の教育をして、子供を通して家庭も変えていく必要があるのでは」と話している。

ノーネクタイで「夏」キメろ ~7月17日・朝日新聞朝刊から①~

2004-07-20 13:32:04 | トリビア☆
 厳しい猛暑の今夏。冷房温度を高めにし、「省エネ」も目指そうと、オフィスでノーネクタイ、上着ナシでOKという官公庁や企業が目立ってきた。
 ただ、いつものスーツからネクタイだけ外すと、「残業帰り」のようなくたびれた印象にもなりかねない。
 崩れすぎず、オシャレに決めるポイントは???


☆「崩れた感じ」工夫で変化

 東京・新橋のキーコーヒー本社。オフィスではほとんどの男性社員がノーネクタイ、ノー上着だ。4年前から冷房の設定温度を27度以上にする代わりに、ネクタイ、上着を着用しなくてもよい事にした。白のワイシャツだけでなく、柄物やピンクや青など色物のシャツを着る人が多い。
 三吉康之総務課長(48)は「最初は、普段のスーツからネクタイを外した人が殆ど。『くたびれた感じだ』という女性社員の視線も感じて、去年あたりから変わってきた。私もボタンダウンなど夏用にシャツを買って、工夫するようになりました」と話す。

 ノーネクタイのだらしなさを解消するには、シャツがポイントのようだ。
 東京・新宿の伊勢丹メンズ館のビジネスウェア・バイヤー、手島貴彦さん(33)によると、「襟の高いものを選ぶのがコツ」。
 上着の襟からシャツがある程度出て、そこから首が見えるのが、スタイリングのルール。ところが、ビジネススーツに合わせる普通の白のワイシャツは、ネクタイを外すと襟がクタッと下がり、上着から首がいきなり出てしまう。
 これを避けるには、台襟が高いシャツがいい。ボタンダウンやワイド襟、台襟にボタンが2つ付いた「ドゥエ・ボットーニ」と呼ばれるシャツなどだ。また、襟とシャツが1枚生地の「ワンピースカラー」は、襟は低いが、きれいな円を描くので、ノーネクタイに合うという。
 ただ、「ドゥエ・ボットーニ」や「ワンピースカラー」の流行は2~3年前に比べ一段落。今はワイドやボタンダウンなどの定番が主流だ。

 青のストライプなど柄物は涼しさを演出出来るが、個性を出す為に手島さんが推すのは、白の織り柄。それも綿や麻など天然素材100%のもの。「化繊が入ってつるつるしたものより、風合いが出てオシャレ感が出る」からだ。


☆「体型に合わせて選んで」

 1日をほぼオフィスで過ごす事務職はともかく、取引先と顔を合わせる営業職はノーネクタイにしり込みしがち。
 その場合、「上着の胸ポケットからチーフを見せるようにすると、ネクタイ代わりになり、フォーマルな感じを出せます」。

 ネクタイだけでなく、更に上着も脱ぐ場合は、完全にシャツが主役になる。大前提は、体型にきちんと合っている事。ダブダブしていても、ごまかしてくれる上着はない。
 カジュアルシャツを使う場合は、色や形など選択の幅が広がるが、首周りや袖丈が細かく分かれておらず、その分サイズ合わせは難しい。
 そこで、自分にピッタリのシャツを選ぶには、「1つのブランドにこだわらない事。ブランドによって形や大きさが少しずつ違う。気軽に店員に相談して下さい」との事だ。



 また、5月3日(月)の記事も、是非参考までにご覧下さい!!!