教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

ひさびさの東葛リベラルアーツ「会議の作法」

2013-05-19 | 研修・セミナー・講演など
昨日は、前勤務先の東葛リベラルアーツの講師。「会議の作法」について2時間ほどの講座をやらせていただきました。
  ひさびさの東葛授業・・楽しかったです。

進行次第です。
1.まずはチェックイン。
 となりの人と自己紹介。なぜこの講座に惹かれて来たかを互いに聴きあう。
 で、そのあと、私が会場に入って、何人かにインタビュー。

 2.今日の講座のルール説明。話し合いをするときに守ってほしいこと。
  私が手をあげるのをみたら手を挙げ、おしゃべりを終了。
  言いたいことは遠慮なく。本音を言おう。
  言いたくないことはいわなくてOK. 無理に相手から聞き出さない。
  個人情報に関する守秘義務。
  お互いを尊重しよう。

 3.「高校生のみんなが経験する、ダメな会議ってどんな会議?」という問い
  近くの4人組で話し合い、A4の紙にまとめる。だいたい5分。
  いろいろ出てきたところで、会場にマイクを回し、各グループで2つずつ順番に発表。
  前のグループが出なかったことを次々と発表。でるわでるわ・・悪い会議の例。(笑
  さすが東葛生。最後のグループまで詰まらずに意見表明。

 4.「じゃあ、良い会議って何?」というタイトルで20分ほどレクチャー。
  良い会議のエッセンスが書いてあるプリント(A4両面)を配って、解説。

 5.良い会議のデモンストレーション。
  1組のグループを前に出して、私がファシリテーターとして進行してみる。
   部活動の活性化というテーマで良い会議を演出した模擬会議のデモをする。

 6.デモを真似て、良い会議を目指して、6グループがそれぞれ6つの移動式ホワイトボードを前にして
   15分間の立会議。(写真)
  ファシリテーター、書記、タイムキーパーなどに分かれて、「部活の活性化」か「文化祭の出し物」
  について模擬会議。

 7.模擬会議をやってみての3分間の振り返り。
  意見表明は 「Good & Better」で。 日本人はよく、〇〇はよかった でも~・・・と
  続けてしまう。 それだと結局は否定で終わる。 なので、そこに注意し、
  「〇〇はよかった。 さらにいうと、ここをこうするともっと良くなると思います。」


 8.振り返りを元に、役割をチェンジして、再度、模擬会議(テーマは同じでも変えても可。別テーマ
  でも可) そして会議後の振り返り(2分)

 9.全体での質疑応答 
  やってみての疑問。こんなときどうする?
    反対表明したい、でも相手を傷つけないやり方 → 質問で反してみよう。
    「それってみんなの役にたつと思いますか?どういう点で役に立つんですか?」など。
   ちゃんと考えてない人だったら答えらえないので。(笑

 10.アンケート記入

生徒からは、実践的で明日からも使えるという感想。あとは時間が短く模擬会議時間をもっと取りたいとのこと。
来年度は3時間コースにするといいかも。

この進行次第は、会社の会議改革でも使えるワークショップ進行ですのでシェアしました。
プリント欲しい方はご連絡ください。
また、実際に御社でのワークショップをご希望の方がいれば、ご連絡を。 (笑

 
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