昨夜は、フォレスト大楽の公開トークセッションが行われました。
テーマは、『教育の未来を考える』でした。
当ブログでも、このてのテーマについては、何度か投稿していますが、ここでも再び解説したいと思います。
教育の未来について語られるとき、現状の問題点の分析や制度改革、政策などがテーマになることが多いのですが、制度・政策について語る前に哲学が必要だと思っています。
それは、『学びの主役』と『本人を取り巻く環境』への意識です。
世の中には情報があふれるようになり、ある種、学びのコンテンツや方法も多様になっている実情があります。本人の隠れたポテンシャルを引き出す場合にせよ、すでに自分が何をしたい・知りたいがわかっている場合にせよ、うまく学びのコンテンツや方法に出会えれば学びは促進されていきます。そのような環境を整えたり提供したりすることを意識的にするということ。そしてあくまで学ぶ主役は子どもにしろ大人にしろ本人です。ここも忘れてはならないポイントですね。親や学校の期待に応えるための”勉強”は、もはや時代遅れです。
つまり、環境・支援が中心に学びは運ばれるというのが未来の教育ではないかと私は考えています。そこをもとにいろいろと制度設計などをしていく・・・・
生まれたての赤ちゃんがやがて立って歩けるようになったり、言葉をしゃべれるようになったりしていく、いわば自然な学びに立ち戻ってみると、様々な刺激や、サポートする環境などが大切なことが見えてくると思います。環境を整えたり、本人の学びを邪魔しなかったり・・・と。
昨日のトークセッションでは、感覚・観ることの重要性などについても語られました。
そして、教育に関してそれぞれの人が思うことがあるわけですが、何よりもそれをたゆまなく対話していくことの重要性についても話題になりました。
このブログでも今後も教育のとびらをあける投稿を続けていきます。
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