昨日は西村裕也氏の第19回ダイアローグバー(六本木 ヒルズカフェにて)に参加してきました。西村氏のプロフィールとダイアローグBarについては、こちら↓
***ここから引用(ダイアローグBar MLより)***
西村 勇也(にしむら ゆうや)ダイアログBar(http://dialog-bar.net/) 主宰/代表大阪大学、大阪大学大学院にて6年間、教育心理学を学び、主に人の内面的な成長のプロセスについての研究を行う。同時に、学生団体でコーチングと心理学を元に学生のキャリア支援、キャンププログラム等の活動に2年間従事。卒業後、人材開発・組織変革のベンチャー企業でセミナー運営や企業研修のプログラムの開発に携わり、その後、(財)日本生産性本部でメンタルヘルスをテーマに企業の組織診断と、ワールド・カフェを始めとしたダイアログ(対話)による組織開発プログラムの開発とワークショップの実施に従事する。同時に、08年4月よりダイアログのプロセスを活用した非営利コミュニティ『ダイアログBar』の活動を開始。海外のコミュニティより高い評価を得る。1年間半で18回の「対話の場」を設け、約700人が参加。対話の場のオーガナイズとファシリテーション、ワークショッププログラムの開発など多数実施。現在は、フリーランスの組織開発コンサルタント/対話のファシリテーターとして「”対話の場”を創り、創造的な社会の実現する」をテーマに活動を展開。
今回は、初の海外ゲスト!The Berkana Institute共同代表のBob Stilger氏をゲストにお招きし、対話と社会変革についてお話を伺います。Berkanaでは、Art of Hostingという様々な対話の哲学と手法(AI、OST、Circle、World Cafe、Uプロセス)を組み合わせたワークショップを活用したリーダーシップ開発とコミュニティ開発を行っています。Bob Stilger氏の人生のストーリーと今の取り組みについてストーリーテリングと対話を通じて、お話を伺った後、ワールド・カフェでの参加者+ゲストの対話を行います
********ここまで引用
今回は初の海外ゲストということで、西村氏も気合をいれており、100名参加を呼びかけていました。そして実際に100名を達成。彼の広報はML・webと口コミがほとんどなので、こうしたメディアの宣伝力は馬鹿になりません。
さて、進行は、Bob氏のストーリーテリング(ミニ講演)が前半30分。それに関するワールドカフェが1ラウンド。その次にもう一度、Bob氏のストーリーテリングの後半30分とワールドカフェが2ラウンドありました。
Bob氏のストーリーテリングの肝と感じた話は、リーダーの指標(Landmarks for Leaders)というものでした。
以下、Bob氏のその部分を要約してみます。
<リーダーの指標(Landmarks for Leaders)>
1.本当の心の声を聴く(Find True Calling)
2.一人でしない (Don't Do It Alone!)
3.静かなる時間をみつける (Find Quiet Time)
4.多様性を認める (Demand Divesity)
5.立ち止まって振り返る (Reflect and Learn)
6.不確実性と曖昧性を受け入れる (Embrace Ambiguity)
1.に関しては、心の声には小さいつぶやきから大きなものまであり、どれが本当に心から思っていることかが重要であるというお話。
2.に関しては、リーダーはとかく一人で全部やりがち。しかし、教えてくれるのは、「そうじゃないよ」とか「そうそう」といってくれる友人。こうしたアドバイスをしっかり活かそうというお話。
3.に関しては、時にスローダウンしてしっかり地に足をつけようというお話。
4.に関しては、自分の経験を1つの解釈で判断することなく、わかったつもりにならない。常に問いを発しながら違いを受け入れていこうというお話。
5.に関しては、立ち止まって振り返ることによる学びも、また大切というお話。
6.に関しては、世の中すべてのものが不確実性や曖昧性を持つものであることを認めた視点を持とうというお話。
1~6 どれも、当たり前のようでいて、日頃の習慣に注意して受け入れていけば、いろいろな突破口が開けていきそうな気がしてきました。
そしてこれらの事項は暗黙のうちに日本に定着していることも多く、今後は日本が国際社会でこうした貢献をしていくことを望むというお話もありました。
Bob氏の属するBerkana Instituteでは、
1.今あるものをどう変容させていくか?
2.新しい可能性を作り出していく。
3.新しいものと古いものの間に橋をかける。
という方針で活動をされているということです。
ワールドカフェのラウンドのテーマとしては、「社会変革に十分な変容をもたらすために、われわれに必要なこと(すべきこと)とは何でしょうか」といったものでした。
今回も企業の人材開発の方や学生さん、出版、NPOなど多彩な方が出席されており、すぐにフランクに本質的な話を楽しくしていけました。
楽しいひと時をありがとうございました。
***ここから引用(ダイアローグBar MLより)***
西村 勇也(にしむら ゆうや)ダイアログBar(http://dialog-bar.net/) 主宰/代表大阪大学、大阪大学大学院にて6年間、教育心理学を学び、主に人の内面的な成長のプロセスについての研究を行う。同時に、学生団体でコーチングと心理学を元に学生のキャリア支援、キャンププログラム等の活動に2年間従事。卒業後、人材開発・組織変革のベンチャー企業でセミナー運営や企業研修のプログラムの開発に携わり、その後、(財)日本生産性本部でメンタルヘルスをテーマに企業の組織診断と、ワールド・カフェを始めとしたダイアログ(対話)による組織開発プログラムの開発とワークショップの実施に従事する。同時に、08年4月よりダイアログのプロセスを活用した非営利コミュニティ『ダイアログBar』の活動を開始。海外のコミュニティより高い評価を得る。1年間半で18回の「対話の場」を設け、約700人が参加。対話の場のオーガナイズとファシリテーション、ワークショッププログラムの開発など多数実施。現在は、フリーランスの組織開発コンサルタント/対話のファシリテーターとして「”対話の場”を創り、創造的な社会の実現する」をテーマに活動を展開。
今回は、初の海外ゲスト!The Berkana Institute共同代表のBob Stilger氏をゲストにお招きし、対話と社会変革についてお話を伺います。Berkanaでは、Art of Hostingという様々な対話の哲学と手法(AI、OST、Circle、World Cafe、Uプロセス)を組み合わせたワークショップを活用したリーダーシップ開発とコミュニティ開発を行っています。Bob Stilger氏の人生のストーリーと今の取り組みについてストーリーテリングと対話を通じて、お話を伺った後、ワールド・カフェでの参加者+ゲストの対話を行います
********ここまで引用
今回は初の海外ゲストということで、西村氏も気合をいれており、100名参加を呼びかけていました。そして実際に100名を達成。彼の広報はML・webと口コミがほとんどなので、こうしたメディアの宣伝力は馬鹿になりません。
さて、進行は、Bob氏のストーリーテリング(ミニ講演)が前半30分。それに関するワールドカフェが1ラウンド。その次にもう一度、Bob氏のストーリーテリングの後半30分とワールドカフェが2ラウンドありました。
Bob氏のストーリーテリングの肝と感じた話は、リーダーの指標(Landmarks for Leaders)というものでした。
以下、Bob氏のその部分を要約してみます。
<リーダーの指標(Landmarks for Leaders)>
1.本当の心の声を聴く(Find True Calling)
2.一人でしない (Don't Do It Alone!)
3.静かなる時間をみつける (Find Quiet Time)
4.多様性を認める (Demand Divesity)
5.立ち止まって振り返る (Reflect and Learn)
6.不確実性と曖昧性を受け入れる (Embrace Ambiguity)
1.に関しては、心の声には小さいつぶやきから大きなものまであり、どれが本当に心から思っていることかが重要であるというお話。
2.に関しては、リーダーはとかく一人で全部やりがち。しかし、教えてくれるのは、「そうじゃないよ」とか「そうそう」といってくれる友人。こうしたアドバイスをしっかり活かそうというお話。
3.に関しては、時にスローダウンしてしっかり地に足をつけようというお話。
4.に関しては、自分の経験を1つの解釈で判断することなく、わかったつもりにならない。常に問いを発しながら違いを受け入れていこうというお話。
5.に関しては、立ち止まって振り返ることによる学びも、また大切というお話。
6.に関しては、世の中すべてのものが不確実性や曖昧性を持つものであることを認めた視点を持とうというお話。
1~6 どれも、当たり前のようでいて、日頃の習慣に注意して受け入れていけば、いろいろな突破口が開けていきそうな気がしてきました。
そしてこれらの事項は暗黙のうちに日本に定着していることも多く、今後は日本が国際社会でこうした貢献をしていくことを望むというお話もありました。
Bob氏の属するBerkana Instituteでは、
1.今あるものをどう変容させていくか?
2.新しい可能性を作り出していく。
3.新しいものと古いものの間に橋をかける。
という方針で活動をされているということです。
ワールドカフェのラウンドのテーマとしては、「社会変革に十分な変容をもたらすために、われわれに必要なこと(すべきこと)とは何でしょうか」といったものでした。
今回も企業の人材開発の方や学生さん、出版、NPOなど多彩な方が出席されており、すぐにフランクに本質的な話を楽しくしていけました。
楽しいひと時をありがとうございました。