自著電子書籍の新刊 ”ミライ”との対話~30夜物語~を8月26日付で販売開始いたしました。
電子書籍はAmazonより、お求めになります。
こちらになります。
電子書籍を読むためには、Kidleという専用アプリが必要になりますが、スマホ、タブレット端末、パソコンなどで、アプリを無料ダウンロードすることができます。
また、PDFでの閲覧を希望する方は、ダウンロードしてお求めになれます
こちらになります。
内容紹介(Amazonより)
3千年先の未来の地球から突然やってきたミライと日本の高校生がオンライン上のチャットで繰り広げる30夜の交流を対話小説にしたフィクション。宇宙の仕組みはどうなっているのか、これから個人はどう変わっていくか、地球の未来は? これらにミライは次々と示唆的な答えをだしていく。前著『超俯瞰思考』を対話化した内容。本書が、複雑で先行きが不透明、多様化しスピードアップし混迷を深める現代社会において、迷路を突破していく際の羅針盤や地図になれば幸いです。
ーーーーーー
当ブログは、教育関係者の方が多く読まれますので、この書籍と教育の関係について触れておきたいと思います。
私は、いままで高校勤務、大学勤務、今はICT支援で小中学校勤務をしてきましたが、最終的にいきついた先が、思想・哲学を一から考えなおすという立ち位置でした。
例えば資本主義社会や民主主義などは、思想家によって考案され社会実装されたものが社会システムに昇華し今日も継続しているのが実態です。
これはいままでの文明社会で共通のことになりますが、あるシステムが長年継続していくと、やがてほころびが見え始めます。現代社会で言えば、貧富の格差や過剰労働、環境汚染や気候変動などです。これは人間社会によりもたらされた負の遺産なのです。
便利な生活を享受する一方で、こうしたシステムのほころびは、根本の考え方、今の人類にとってあるいは広く環境を取り巻く生物・生態系全体にあって何が理想の状態かを今立ち止まって考えることを要請しているように思えてなりません。幸せな状態とはどういうことか、これまでの教育を振り返りながら再設定していく必要があると感じています。
1つ例を挙げれば、世界から戦争がなくならない大きな理由は、各陣営の考えの対立・正義を相手に押し付けていることが続いているからです。どちらかの陣営の正しさを子どもたちにそれぞれ伝えたところで、平和は訪れません。しかし宇宙から眺めれば地球全体のどの地域も尊い価値ある地域であるという概念を教育で教えたらどうでしょうか? まったく違う枠組みで物事を考えることが可能になるわけです。これが発想の転換です。
私は、本著『“ミライ”との対話』また前著『超俯瞰思考』を通じて、これからの個人変容、社会変容についてある種の提言を掲げています。教育の根底になる思想をどう構築していくかは、教育をデザインしたり実践される方にとって、いま急務の課題ではないかと考えています。願わくは、本書がその参考になればと思っています。
Link and Create 代表・教育のとびら主宰 福島 毅
電子書籍はAmazonより、お求めになります。
こちらになります。
電子書籍を読むためには、Kidleという専用アプリが必要になりますが、スマホ、タブレット端末、パソコンなどで、アプリを無料ダウンロードすることができます。
また、PDFでの閲覧を希望する方は、ダウンロードしてお求めになれます
こちらになります。
内容紹介(Amazonより)
3千年先の未来の地球から突然やってきたミライと日本の高校生がオンライン上のチャットで繰り広げる30夜の交流を対話小説にしたフィクション。宇宙の仕組みはどうなっているのか、これから個人はどう変わっていくか、地球の未来は? これらにミライは次々と示唆的な答えをだしていく。前著『超俯瞰思考』を対話化した内容。本書が、複雑で先行きが不透明、多様化しスピードアップし混迷を深める現代社会において、迷路を突破していく際の羅針盤や地図になれば幸いです。
ーーーーーー
当ブログは、教育関係者の方が多く読まれますので、この書籍と教育の関係について触れておきたいと思います。
私は、いままで高校勤務、大学勤務、今はICT支援で小中学校勤務をしてきましたが、最終的にいきついた先が、思想・哲学を一から考えなおすという立ち位置でした。
例えば資本主義社会や民主主義などは、思想家によって考案され社会実装されたものが社会システムに昇華し今日も継続しているのが実態です。
これはいままでの文明社会で共通のことになりますが、あるシステムが長年継続していくと、やがてほころびが見え始めます。現代社会で言えば、貧富の格差や過剰労働、環境汚染や気候変動などです。これは人間社会によりもたらされた負の遺産なのです。
便利な生活を享受する一方で、こうしたシステムのほころびは、根本の考え方、今の人類にとってあるいは広く環境を取り巻く生物・生態系全体にあって何が理想の状態かを今立ち止まって考えることを要請しているように思えてなりません。幸せな状態とはどういうことか、これまでの教育を振り返りながら再設定していく必要があると感じています。
1つ例を挙げれば、世界から戦争がなくならない大きな理由は、各陣営の考えの対立・正義を相手に押し付けていることが続いているからです。どちらかの陣営の正しさを子どもたちにそれぞれ伝えたところで、平和は訪れません。しかし宇宙から眺めれば地球全体のどの地域も尊い価値ある地域であるという概念を教育で教えたらどうでしょうか? まったく違う枠組みで物事を考えることが可能になるわけです。これが発想の転換です。
私は、本著『“ミライ”との対話』また前著『超俯瞰思考』を通じて、これからの個人変容、社会変容についてある種の提言を掲げています。教育の根底になる思想をどう構築していくかは、教育をデザインしたり実践される方にとって、いま急務の課題ではないかと考えています。願わくは、本書がその参考になればと思っています。
Link and Create 代表・教育のとびら主宰 福島 毅