教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

共有経済という考え方

2014-06-11 | 番組、記事、書籍コメント
ハフィントンポストに、以下のような記事が掲載されていました。

【ロボットと所得格差と共有経済(シェアリングエコノミー)- 民間が作る新しいセーフティーネットの可能性】

興味深いのは、「日本の数分の一のGDPである発展途上国のコミュニティの生活を見て驚いたことがあったそうです。それは労働時間が日本人よりもずっと少ないにもかかわらず、生活水準は日本人よりも高い点です。・・・理由は簡単で、町全体でモノやリソースをまるで家族のように共有していたため、個々人の労働所得が低くても生活レベルを高く保っていられたようです。物は貸したり上げたり交換したり、リソースはお互いに共有するのが普通になっており、それはまるで町全体が市場経済とは切り離された「お金が介在しない独自の経済」を成り立たせていたようなものです。」という記述部分です。

機械によって労働がとって代わられる事態は止められないと予想されます。

そうなった場合、町のようなローカルなコミュニティでモノやリソースを共有する共有経済が有効だということですね。
かといって、町だけで自給自足というのは難しい面もありますので、必要なモノやサービスはグローバル経済を使うということなのでしょう。

いずれにしても、新しい経済秩序について、いろいろ考えていく点がありそうです。

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