2014年12月24日 (YouTube公開)のプロジェクトが終了。
雑感を以下に日記帳風につづりました。
2013年の暮れ
教育改革のためには、教員研修事業の必要性を感じつつも、すでに次年度の予定が次々に組まれている教育委員会や学校に参入していくのは正直なかなか大変。よほどの知名度やブランド力、本や雑誌で名前が知られているならともかく・・・
現役の教員時代は、校内の仕事でそれどころではなかったし、転職も考えていなかったのでそういった準備も当然していなかった。
また今でさえアクティブラーニングが文科省で使われるようになり教員も注目されてきているが、2013年はまだまだ黎明期と言えた。
いままで会社員生活と教員生活25年で貯めてきた知恵や体験をアウトプットする段階が来ているなとも感じていた。そんなとき、YouTubeの利用がふと頭をよぎる。 自分サイドで言えば、これは自分のペースでできる格好のアウトプットの場になる。そして書籍を買って読んでというよりも、通勤電車でスマホでみられる動画コンテンツの方が、これからの利用率は高まるはず。特に若い世代にみてもらうためには・・・シャープのビッグパッド(動画でつかっている液晶モニタ)を個人自宅に日本で最初に導入したものの、それほど活用していなかったので、ここのスタジオ化も面白いと画策。
そして何よりも、明日死すとしても、今日までの作成動画はYouTubeが継続する以上、世の中に存在しつづけ、参照してもらうことができる。これはやった成果を世の中にすぐに還元できる道具としては優れているなと・・・
2014年1月
今年はインプットは極力控えて最小限にし、アウトプット中心にいこう。参加したい教育関連のセミナーなどはいろいろあれど、とにかくアウトプット。
まずは、構想を立てはじめる。教員向けに伝えたいことをマインドマップで整理してみるといろいろと出てきた。これ全部を1本3分程度の動画にすると千本くらいいくのではないか・・・それはかなり大規模で終わりのないプロジェクトになってしまう・・・絞り込まなくては・・・
まずは、教科指導や生徒指導もので、書籍として出ているコンテンツはあまり動画化しても意味がないと思い、まだ一般教員に知られていない学びのコンテンツや、これはぜひ教員のマインドセットやスキルとして知っておきたいものを優先に、収録順番をおよそ決める。
2014年2月
スライド作成にかかる。このセミナー動画が他の教育動画と決定的に違うのは、「教員向け」であるということ。つまり世の中にあまたある動画はほとんど生徒向けであるので親教材が存在する。教えることや教える素材はすでにそろっているため、構成はそれほど迷う必要がない。教える学年レベルに合わせて教材をつくっていけばいい。しかし、この社会人向けの教員向けのものは、動画サイトで調べてみても誰も体系化した大規模なものをつくっていない。おそらく100本を超えるサイトは日本はもとより世界的にみても少ないことだろう。それは1本1本のコンテンツが、大量の書籍やwebなどからキュレーションしていかなければ、良質なものをつくりあげられないことを意味する。これは自分にしかできない仕事であると自覚した。
2014年2月24日
1本目の動画をアップする。まずは動画の趣旨説明。
このゼロから1の動きは大きい
目標を立てた。12月末まで、およそ300日ある。1日1本ペースで300本いけるのではないか? 1日2本作れる日もありそうだから・・・
2014年3月~11月
ひたすら書籍やwebから動画コンテンツをつくる。同時に、次のシリーズの構想をたてるという並行作業が続く。当初の300本予定が、ぎりぎり200本くらいと下方修正。しかし本数を稼ぐことが本来の目的ではなく、そこで動画の質を落としてもしょうがない。途中、とある教育委員会から動画から誘導されてメールがやってきた。研修依頼だった。こうした動きはビジネスモデルとして想定していたので正直嬉しかった。
2014年12月
いよいよ200本完成のターゲットが見えてきた。意識したのは体調管理。
ここはイチローといっしょだ。病気で穴をあけると達成は難しくなる。
有言実行は大切なことだと思っている。またそれをすることが他の人に勇気を与えることでもあるから。
2014年12月23日
翌日昼までに終わらせておくと、年内の予定された仕事などの関係から楽。
いっきにつくりあげてしまおうと思った。23日の深夜(24日2時頃)に200本のアップが完了した。
粛々と動画をアップしてきたので、200本完成の実感はあまりないが、これは確実にブランディングされた一つの作品と自分としては認識している。誰か人がやったことのあることを追いかけるよりは、全く未知の領域を開拓したい。この開拓者精神は一生持ち続けていきたい。
雑感を以下に日記帳風につづりました。
2013年の暮れ
教育改革のためには、教員研修事業の必要性を感じつつも、すでに次年度の予定が次々に組まれている教育委員会や学校に参入していくのは正直なかなか大変。よほどの知名度やブランド力、本や雑誌で名前が知られているならともかく・・・
現役の教員時代は、校内の仕事でそれどころではなかったし、転職も考えていなかったのでそういった準備も当然していなかった。
また今でさえアクティブラーニングが文科省で使われるようになり教員も注目されてきているが、2013年はまだまだ黎明期と言えた。
いままで会社員生活と教員生活25年で貯めてきた知恵や体験をアウトプットする段階が来ているなとも感じていた。そんなとき、YouTubeの利用がふと頭をよぎる。 自分サイドで言えば、これは自分のペースでできる格好のアウトプットの場になる。そして書籍を買って読んでというよりも、通勤電車でスマホでみられる動画コンテンツの方が、これからの利用率は高まるはず。特に若い世代にみてもらうためには・・・シャープのビッグパッド(動画でつかっている液晶モニタ)を個人自宅に日本で最初に導入したものの、それほど活用していなかったので、ここのスタジオ化も面白いと画策。
そして何よりも、明日死すとしても、今日までの作成動画はYouTubeが継続する以上、世の中に存在しつづけ、参照してもらうことができる。これはやった成果を世の中にすぐに還元できる道具としては優れているなと・・・
2014年1月
今年はインプットは極力控えて最小限にし、アウトプット中心にいこう。参加したい教育関連のセミナーなどはいろいろあれど、とにかくアウトプット。
まずは、構想を立てはじめる。教員向けに伝えたいことをマインドマップで整理してみるといろいろと出てきた。これ全部を1本3分程度の動画にすると千本くらいいくのではないか・・・それはかなり大規模で終わりのないプロジェクトになってしまう・・・絞り込まなくては・・・
まずは、教科指導や生徒指導もので、書籍として出ているコンテンツはあまり動画化しても意味がないと思い、まだ一般教員に知られていない学びのコンテンツや、これはぜひ教員のマインドセットやスキルとして知っておきたいものを優先に、収録順番をおよそ決める。
2014年2月
スライド作成にかかる。このセミナー動画が他の教育動画と決定的に違うのは、「教員向け」であるということ。つまり世の中にあまたある動画はほとんど生徒向けであるので親教材が存在する。教えることや教える素材はすでにそろっているため、構成はそれほど迷う必要がない。教える学年レベルに合わせて教材をつくっていけばいい。しかし、この社会人向けの教員向けのものは、動画サイトで調べてみても誰も体系化した大規模なものをつくっていない。おそらく100本を超えるサイトは日本はもとより世界的にみても少ないことだろう。それは1本1本のコンテンツが、大量の書籍やwebなどからキュレーションしていかなければ、良質なものをつくりあげられないことを意味する。これは自分にしかできない仕事であると自覚した。
2014年2月24日
1本目の動画をアップする。まずは動画の趣旨説明。
このゼロから1の動きは大きい
目標を立てた。12月末まで、およそ300日ある。1日1本ペースで300本いけるのではないか? 1日2本作れる日もありそうだから・・・
2014年3月~11月
ひたすら書籍やwebから動画コンテンツをつくる。同時に、次のシリーズの構想をたてるという並行作業が続く。当初の300本予定が、ぎりぎり200本くらいと下方修正。しかし本数を稼ぐことが本来の目的ではなく、そこで動画の質を落としてもしょうがない。途中、とある教育委員会から動画から誘導されてメールがやってきた。研修依頼だった。こうした動きはビジネスモデルとして想定していたので正直嬉しかった。
2014年12月
いよいよ200本完成のターゲットが見えてきた。意識したのは体調管理。
ここはイチローといっしょだ。病気で穴をあけると達成は難しくなる。
有言実行は大切なことだと思っている。またそれをすることが他の人に勇気を与えることでもあるから。
2014年12月23日
翌日昼までに終わらせておくと、年内の予定された仕事などの関係から楽。
いっきにつくりあげてしまおうと思った。23日の深夜(24日2時頃)に200本のアップが完了した。
粛々と動画をアップしてきたので、200本完成の実感はあまりないが、これは確実にブランディングされた一つの作品と自分としては認識している。誰か人がやったことのあることを追いかけるよりは、全く未知の領域を開拓したい。この開拓者精神は一生持ち続けていきたい。