2014年6月19日。
「子どもの成長と環境を考える会」主催の教員研修プログラムについての記事です。
場所はBIZ新宿。現職教員の方と教員採用試験をこれから受ける方が入った小グループで行いました。
今回は、反転授業とアクティブラーニングの2つの要素を入れた、模擬授業形式の演習でした。
高校地学の「宇宙の大きさ」の分野。宇宙の広がりやハッブルの法則(遠くの銀河ほどわれわれから離れて移動するということ)、宇宙の年齢などに関してです。
まずは、予習動画の部分をプロジェクターで投影。動画はおよそ5分でつくってあります。
反転授業では、本来、予習動画を家庭等の授業外で見ることになりますが、今回は模擬授業なので室内で参加者一斉で同時に観てもらいました。QRコードで、動画のアドレスを渡しましたので、スマホなどでも今後は観ることができます。予習動画を行うことのメリットなどをご説明しました。
予習動画の2回目の投影時に、こちらのプリントを記入しつつ、基礎事項をチェックしてもらいました。
そしてここから、リアルな対面授業を想定しての模擬授業。
大学入試センターレベルの演習問題を学び合いで行ったり、ペアになっての授業内容の説明を参加者どうしで行ったりしました。
また、振り返りも演習問題シートに沿って、学習コンテンツの理解度や他の参加者とのコミュニケーションなどについての振り返りをしていただきました。
演習の答え合わせをした後、全体の反転授業+アクティブラーニングの授業設計について、私の方からご説明しました。また、反転授業やアクティブラーニングの定義、実際の実例紹介などをスライドを使って説明しました。
最後に、今回の研修を振り返って、反転授業やアクティブラーニングに関する振り返りをしました。
いろいろと導入にあたりの心配や負担、逆に期待やポジティブなことなども率直に意見が出てきて盛り上がりました。2時間という限られた時間で、まだ議論が出尽くしていない感はあったのですが、会場の都合もあるため、切り上げました。
反省点としては、計算問題の解き方を予習動画で説明していなかったので、多少とまどわれる方もいて、ここは動画に丁寧にいれるべきだったなと思いました。また、今回は社会、国語、英語などの先生でしたので、文系科目用の反転+アクティブラーニング教材も今後は模擬授業用に揃えてみようと思いました。さまざまな科目でつくってみることで、教科で展開する実感を持っていただけるかもしれません。
「子どもの成長と環境を考える会」主催の教員研修プログラムについての記事です。
場所はBIZ新宿。現職教員の方と教員採用試験をこれから受ける方が入った小グループで行いました。
今回は、反転授業とアクティブラーニングの2つの要素を入れた、模擬授業形式の演習でした。
高校地学の「宇宙の大きさ」の分野。宇宙の広がりやハッブルの法則(遠くの銀河ほどわれわれから離れて移動するということ)、宇宙の年齢などに関してです。
まずは、予習動画の部分をプロジェクターで投影。動画はおよそ5分でつくってあります。
反転授業では、本来、予習動画を家庭等の授業外で見ることになりますが、今回は模擬授業なので室内で参加者一斉で同時に観てもらいました。QRコードで、動画のアドレスを渡しましたので、スマホなどでも今後は観ることができます。予習動画を行うことのメリットなどをご説明しました。
予習動画の2回目の投影時に、こちらのプリントを記入しつつ、基礎事項をチェックしてもらいました。
そしてここから、リアルな対面授業を想定しての模擬授業。
大学入試センターレベルの演習問題を学び合いで行ったり、ペアになっての授業内容の説明を参加者どうしで行ったりしました。
また、振り返りも演習問題シートに沿って、学習コンテンツの理解度や他の参加者とのコミュニケーションなどについての振り返りをしていただきました。
演習の答え合わせをした後、全体の反転授業+アクティブラーニングの授業設計について、私の方からご説明しました。また、反転授業やアクティブラーニングの定義、実際の実例紹介などをスライドを使って説明しました。
最後に、今回の研修を振り返って、反転授業やアクティブラーニングに関する振り返りをしました。
いろいろと導入にあたりの心配や負担、逆に期待やポジティブなことなども率直に意見が出てきて盛り上がりました。2時間という限られた時間で、まだ議論が出尽くしていない感はあったのですが、会場の都合もあるため、切り上げました。
反省点としては、計算問題の解き方を予習動画で説明していなかったので、多少とまどわれる方もいて、ここは動画に丁寧にいれるべきだったなと思いました。また、今回は社会、国語、英語などの先生でしたので、文系科目用の反転+アクティブラーニング教材も今後は模擬授業用に揃えてみようと思いました。さまざまな科目でつくってみることで、教科で展開する実感を持っていただけるかもしれません。