世界的なパンデミックが収まる兆しが見えない中、日経平均株価が30年ぶりの高値を更新したといいます。
これは庶民の生活(実体経済)からはかけ離れた現象だと誰もが思うことでしょう。
行き場を失ったマネーが、日本の株式市場に集中しているというわけです。
現在の世界経済の最大の問題は2つあると考えます。
1つが、経済格差。持つものと持たざるものの間のギャップは、すさまじいものになっています。
もう1つが、持続可能な環境との関わり。
いずれも、資本主義社会について、我々が理解し、次のモデルを本腰で模索する
時期に来ていることを実感します。
富の再分配はどのようにすれば公正になっていくのか?
資本主義は、拡大することを前提につくられた経済システムですが、これ以上の拡張に関しては、明らかに地球は気候変動のような形で明確な警告を発してきています。
単に批判だけしていても始まらないので、まずは、私たちは資本主義の仕組みを理解し、経済発展には寄与してきたけれども、これからどうするかについての、新たなモデルを構築する時期に来ているのだと思います。
個別具体に考えていく話は、また おいおいしていきたいと思います。