教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

探求学舎 宝槻氏が考える学びのモチベーションとは

2014-11-26 | 教育事情(国内・脳科学・心理)
高校生と社会人が授業を考えるワークショップに参加してきました。

このとき、ゲストとして話をしてくださったのが、探求学舎という私塾をされている宝槻泰伸さんでした。

宝槻さんは、最近の著書”強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話”を出版し、大学入学までのエピソードや人生観を語っています。

さて、ゲストスピーチでは、実際に探求学舎で行っているような授業スタイルで、参加者と対話しながら学びのモチベーションの話をしていきました。

ここで、 宝槻さんは学びのモチベーションで大事にしている3つの点を指摘されていました。

①WhatでなくてWhy  何をやるのかでなくて、なぜやるのか

②利だけでなく美を語る
 生徒には感動を知らせたい。特に数式や科学、人の生き方には美や感動がある。

③Make Difference 何かを前進させる違いをつくろう
 人と同じじゃなくていい。ちょっとずつ変えることが進歩をつくっていく。

知っておくと役に立つよ とか 勉強ができれば将来の選択の幅が広がるから とか

そうした逃げ道で 学習のモチベーションを上げていくのではなくもっと直球。そもそも人が学問に引かれたのは美がそこにあったから。感動があるから。

 探求学舎は、まさに学問の探求をしていくための場のようです。


 探求学舎については こちら

 探求学舎が提供しているYouTube動画については こちら

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつも不幸せな人々の「7つの... | トップ | 今日のショートメッセージ201... »
最新の画像もっと見る

教育事情(国内・脳科学・心理)」カテゴリの最新記事