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すっかり秋めいてきましたね、
立花学園高校釣り部隠居でございます。
稲穂も実り、
あら、ヒガンバナが生えてきたと思ったら、
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あっという間にニョキニョキと伸びてきました。
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いつも思いますけど、どうやって季節を知るのでしょうね。
今年は何となく川から足が遠のいて、アユ釣りにはあまり行っていませんが、
そろそろ成熟した魚は川を下り始めているのでしょう。
残りの漁期、鮎を楽しむか。新たにシーズンを迎えるターゲットを狙うか。
季節の変わり目は対象魚の変わり目、いつも迷わされます。
それだけこの国は川も海も魚種が豊富で、釣りの対象となる魚も多いんですね。
ほんと、幸せだと思います。
でも、魚種は豊富でも、種類ごとの生息数は激減し、
特に内水面(川や湖)の遊漁は放流に依存しなければ成り立たないのが現実です。
スズキは80cmになるのに6年、石鯛は60cmになるのに8年かかると言われています。
親魚はリリース、稚魚もリリース、持ち帰るのは家族の胃袋の数だけ。
減っていく魚を釣って、「俺は上手いんだ!」と自慢するより、
増えている魚をみんなで釣って「釣りって簡単でしょ!」って言うのが
楽しいなって思える年齢になってきました。
こんなに楽しませてくれて、
時に生きる力をも与えてくれた魚たちに感謝して、
何か海や川、そして魚の役に立てることはないかを考える、
秋彼岸にしたいと思っています。
さあ、今日から2日間は「立花祭」、
釣り部のことは「K」と部員たちに任せておけば・・・きっと・・・
大丈夫。
代休はどこ行こうかな?