川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

夏の鮎釣り、秋の鮎釣り、

2017年09月15日 | 釣り部
台風が近づいています。

立花学園高等学校釣り部隠居でございます。


3連休の予定を考えていたのですが、

釣りは無理ですか?



ヒガンバナが咲く時期になると、アユ釣りにちょっと工夫をします。


海産のまだ成熟しない鮎は夏同様、瀬で活発に追います。



一方、成熟した鮎は産卵を意識し始めます。ちょっとふっくら、

海産でも、湖産でも、個体差はありますね。

鮎は年魚ですから、最終的には小さければ、小さいなりに成熟して、

卵を持ちます。



夕方トロ場を釣っていると・・・

オトリアユが1メートルくらい「ス~ッ」って移動して、

岸に追いつめられる感じで掛かるんです。

これが秋終盤特有の鮎の動きであり、掛かり方、


だと私は思っています。



この時期、成熟したオスは一雨ごとに川を下り、

夕方から夜にかけて、トロ場で成熟したメスを探します。

釣りの時間帯では3時半くらいからこの傾向が強くなる気がします。


縄張りへの侵入者を「攻撃」するというより、

見つけた雌に「寄り添う」感じで掛かる、そんな雰囲気です。


そう思い込んでいるだけかもしれませんが、

そんなわけでこの時期、私は「オトリ屋」でメスの鮎を購入します。


オトリアユも、解禁から終盤まで、養魚池で成長します。

解禁直後の鮎は、雌雄の見分けはなかなかつきませんが、

この時期になると、わかるんです、あれ雄、これ雌ってね。


そして、アユ釣りは「循環の釣り」っていつも言っています。

掛かった鮎をオトリにして、次釣ったらまたオトリにして・・・

でもこの時期は、ゴメン!購入したメス鮎を使い倒します。

掛かっても掛かっても、1匹のメスを使い倒す。


やはり、掛かる数が違うような気がするんですよね。


朝から日中は、瀬の釣り。

夕方はトロ場で秋の釣り。


私が午後から釣行することが多いから、こんなこと気にするのかもしれませんし、

このこと自体気のせいかもしれません。




どうやって雄雌を見分けるかって?


秘密です。


金魚飼って毎日見ていると、わかりますよ。

写真の鮎は2匹ともメスだなあ・・・ってね。
コメント
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