【 黒潮 】って名前は有名なんですが、何って言われるとなかなか漠然としちゃいますよね。
簡単に言うと、フィリピンあたりから沖縄を通って日本列島の太平洋岸を北上し、房総半島あたりで右折し東海上へ抜けていく暖流。といった感じです。
ちなみに英語では【 Kurosio Current 】そのまんまですな。
太平洋岸の海の状態はこの黒潮の流れに大きく左右され水温や透明度に大きな影響を及ぼします。海水面の温度は夏場は30度以上、冬でも20度以上と暖流だけあってあったかです。
栄養素は乏しくプランクトンの生息数が少ないため透明度は高くなり、陸から見る海色は青黒くこれが黒潮の名前の由来となっています。
この黒潮、南から北へというおおざっぱな流れは変わらないものの、太平洋岸のどのへんを通るかはかなりいいかげんで、一般的には三宅島~御蔵島あたりのところを通っている事が多いのですが、本州沿岸にすっごく近づいたり、八丈島のはるか南の方へ行っちゃったりと気まぐれ。
ほんの3~4日でコロッと変わってしまう事もあるので先週は暖かかったからという思い込みはキケンです。
黒潮の離れ具合によっては「冷水塊」と言われる下層の冷たい水が湧き上がってくる事もありこうなると八丈島あたりでは真夏でも水温16度位のめっちゃ冷たい海になる事もあります。
真夏に伊豆七島最南端の八丈島へ行って寒い思いをしたダイバーの方も多いんじゃないでしょうか?(こういう時は伊豆半島近海の方が水温はあったかです)
ダイバーにとってはもうひとつ大切な恵みをもたらしてくれる「黒潮」
秋口にはこの黒潮に乗って「クマノミ」をはじめとする南方のサカナの幼魚達が伊豆近海に流れ着いてきます。
いわゆる「季節来遊魚」というヤツですね。
(少し前までは「死滅回遊魚」と呼ばれてました)
この季節になると伊豆半島の海中もカラフルなトロピカルフィッシュたちで賑わうようになりまたその年によってやってくるサカナの種類も違ったりするので、ダイビングポイントも俄然盛り上がるベストシーズンの到来となります!
主に秋以降にやってくるので「夏だけダイバー」の方達はあまりお目にかかれないんですけどね
ウエットスーツダイバーのみなさん。今年はドライスーツで一番いい海を潜ってくださいね!
黒潮情報はいろんなサイトで見れますが、これが一番わかりやすいです♪
ブックマークしてお出かけ前にチェックしときましょう。
水産技術センター 一都三県漁海況速報、関東・東海海況速報
簡単に言うと、フィリピンあたりから沖縄を通って日本列島の太平洋岸を北上し、房総半島あたりで右折し東海上へ抜けていく暖流。といった感じです。
ちなみに英語では【 Kurosio Current 】そのまんまですな。
太平洋岸の海の状態はこの黒潮の流れに大きく左右され水温や透明度に大きな影響を及ぼします。海水面の温度は夏場は30度以上、冬でも20度以上と暖流だけあってあったかです。
栄養素は乏しくプランクトンの生息数が少ないため透明度は高くなり、陸から見る海色は青黒くこれが黒潮の名前の由来となっています。
この黒潮、南から北へというおおざっぱな流れは変わらないものの、太平洋岸のどのへんを通るかはかなりいいかげんで、一般的には三宅島~御蔵島あたりのところを通っている事が多いのですが、本州沿岸にすっごく近づいたり、八丈島のはるか南の方へ行っちゃったりと気まぐれ。
ほんの3~4日でコロッと変わってしまう事もあるので先週は暖かかったからという思い込みはキケンです。
黒潮の離れ具合によっては「冷水塊」と言われる下層の冷たい水が湧き上がってくる事もありこうなると八丈島あたりでは真夏でも水温16度位のめっちゃ冷たい海になる事もあります。
真夏に伊豆七島最南端の八丈島へ行って寒い思いをしたダイバーの方も多いんじゃないでしょうか?(こういう時は伊豆半島近海の方が水温はあったかです)
ダイバーにとってはもうひとつ大切な恵みをもたらしてくれる「黒潮」
秋口にはこの黒潮に乗って「クマノミ」をはじめとする南方のサカナの幼魚達が伊豆近海に流れ着いてきます。
いわゆる「季節来遊魚」というヤツですね。
(少し前までは「死滅回遊魚」と呼ばれてました)
この季節になると伊豆半島の海中もカラフルなトロピカルフィッシュたちで賑わうようになりまたその年によってやってくるサカナの種類も違ったりするので、ダイビングポイントも俄然盛り上がるベストシーズンの到来となります!
主に秋以降にやってくるので「夏だけダイバー」の方達はあまりお目にかかれないんですけどね
ウエットスーツダイバーのみなさん。今年はドライスーツで一番いい海を潜ってくださいね!
黒潮情報はいろんなサイトで見れますが、これが一番わかりやすいです♪
ブックマークしてお出かけ前にチェックしときましょう。
水産技術センター 一都三県漁海況速報、関東・東海海況速報