行くぜ東北!ということで昨年に続いて今年も行ってきました。
石巻鮭の遡上~産卵ツアー!
夜行バスで出発~朝、石巻に到着~午前中2ボートダイブ~午後鮭の産卵観察という弾丸ツアーです ♪
鮭は生まれた後しばらくすると川を下り大海に旅立ちます。
そして4年間に渡る北米への大航海を終えて故郷の川へ戻ってきます。
4年間.....今年は震災の年に生まれた鮭達が戻って来る年なのです。
急流を遡ってきた鮭は身体中傷だらけでボロボロになりながら、新しい生命を紡ぐため川の上流までやってきます。
卵が流されてしまわないように、流れがなく水温が一定している川の上流の穏やかな場所で産卵するのだそうです。
壮大なドラマの出発点であり最終地がここにありました。
産卵場所は膝ぐらいの水深。はいつくばるようにして観察します。
水温は13度位ですがスーツの圧縮がないので寒さはまったく感じません。
眼前でメスを巡るオスたちの戦いが繰り広げられていました。
鮭のお腹に入っているのは筋子と呼ばれる卵塊ですが、産卵は一粒ずつ。
お腹を水底にこすりつけるようにして産んでいました。気の遠くなるような大仕事です。
鮭の卵=イクラですね。
生命が生まれ生命が終わる場所。鮭たちよ安らかに.....。
それでもやはり生命の力強さが溢れている場所でした。
ダイビングも楽しんできました ♪
普段潜っている伊豆とは全然違うサカナたち。
ガイドさんがキタマクラを指差すので何かと思ったらここでは季節来遊魚なのだそうです(笑)
僕のイチオシはこいつ!
トノサマギンポ....じゃなかった「フサギンポ」です。か~わ~いい~~~♡
お目当ての「クチバシカジカ」は岩の奥の隙間に隠れていて肝心のクチバシが....。
見つけてもらって大感謝!なのですが、これじゃなんの写真だかわかりませんわ(笑)
来年リベンジだな ♪
キヌバリじゃありません、リュウグウハゼです。他の地域では水深30m位の深場にいるのですがここでは10m位の浅場にうじゃうじゃいました(笑)
東北の名産、牡蠣の養殖棚です。収穫まで3年程かかるそうです。
イクラ......結局食べちゃうんですけどね (・・;)
仙台といえば牛タンか海鮮か?どっちにするか悩む~。
と~っても美味しくいただきました。
昨年も来たけれど2度目になるとまた自分の中で視点が変わって去年とは違う感動を覚えます。
普段のダイビングとはまったく違う体験が出来る鮭の産卵ツアー。
みなさんも是非一度訪れてみてくださいね!