夏を前にして、各メーカーの営業の方達も頻繁にお店に顔を出すようになってきましたが、最近
ダイビング関係の人達と話すと"ビッグなんとか"というところの倒産の話題でもちきりになります。
お客様もお金だけ払って講習を受けられないとか、器材をもらってないとか、振り込んだツアー代
金はどうなるとか、もうヒドイ事になっているようなのですが、商品を納入した器材メーカーも代
金は回収できないし、モノだけでも引き取ろうとしても既に破産管財人の管理下で渡してもらえず
破産の数日前に納入した商品が何故か既に倉庫になかったり!なんてこともあるようで、泥沼化の
様相を呈しています。
倒産の前日までは、いつもと同じように街頭でキャッチセールスしていて、伊豆にもバスで乗りつ
けてダイビングしていたそうなので、スタッフの人達も知らされていなかったのでしょう。
次の日、会社(店?)に行ったら「そーゆーわけなので荷物まとめて帰って下さい」という事に
なったそうなのですが....でもこの人たちもどういう会社か知ってて片棒をかついでいたわけなの
で、路頭に迷っても全然同情しません。
なんせ、公称15,000人(ハナシ半分と見積もっても数千人はいるでしょう)のダイバーをかかえて
いた所なので被害の額もハンパじゃなく、揚げ句の果てには、元の社員が名前を変えて、そこにいた
ダイバーの人達(名簿を持ってる)を新しい別会社(ショップ)に勧誘し始めたりもしているそう
で、それはもうオトロシイ世界です。
こういう会社があるとダイビング業界全体が悪いイメージにとらえられてしまいますよね。
大部分のショップは海を本当に愛する人達で支えられているのに.....。
なんか書いてるうちにだんだん腹がたってきました