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今年の七福神は、港七福神になった。
芝公園から麻布十番、元麻布、六本木を経て赤坂まで、
港区のセレブな街並みの中の歴史ある寺社をめぐる散歩
である。
快晴無風の絶好のコンディションの中、日比谷線の
紙屋町駅から歩きだした。
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最初は、桜田通りの熊野神社である。小さいながら
も古めかしい社殿にお参りし、最初だからお賽銭も
弾んで、七福神めぐりの色紙をいただいた。
この色紙は無料だが、各寺社で押してもらう朱印は
300円と値が決まっている。
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次は芝公園の宝珠院。東京タワーのすぐ下で、
撮影スポットも用意されている。残念ながら、
社殿が工事中で、弁財天も本尊も、写真が飾られて
いるだけ。ありがたさが半減だ。
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次の十番稲荷は、赤羽橋から高速沿いに一ノ橋
JCTを抜けた先で、30分ほど歩く必要がある。実は
この神社には七福神は居ないが、宝船の朱印を押して
くれる。だから港七福神巡りは、8カ所となっている。
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麻布十番の地名は、この神社に由来すると言うから、
昔から有名だったようだ。
ここのお参りが済んだ時点で11時半。早めの昼飯に
して、次を目指す。
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麻布十番の坂を上がったところの住宅街の中に、
大法寺が有った。気さくな住職が本堂内を案内して
くれて、甘酒までふるまってくれた。ここの売りは、
伝教大師作と言われる、「三神具足大黒」だが、
その他にもたくさんの大黒さんが並んでいた。
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元麻布の高級邸宅の並ぶ中に、氷川神社があった。
江戸市内にはたくさん氷川神社があったようで、
白金や赤坂にある大きな氷川神社と区別するために、
ここは麻布氷川神社とも言うようだ。
毘沙門天が祭られているとのことだが、社殿の中
には入れてもらえなかった。セーラームーンで有名
になったようだが、年寄りには関係ない話だ。
次の櫻田神社までも、各国の大使館が並ぶ、閑静な
住宅街を少し歩いた。
有名な進学校の麻布中高の辺りから、やけにお巡り
さんの姿が目立つようになった。特に厳重な警戒の中に
大きな中華民国の大使館が有った。
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狭い路地を入った中に、櫻田神社があった。寿老人は
どこにいるか聞いたら、ガラス戸の中に小さな木彫りの
像が飾ってあった。
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六本木ヒルズの高層ビルを巻いて六本木通りの高速の
下に出た。
疲れたのでスタバで一休み。見たら、Tシャツ姿の白人
の男性が居る。どうもこの人種は温度感覚が鈍いようで、
寒くなければ暑いしかないようだ。
いつもは車で通るので気が付かなかったが、この道は
横断歩道が少なく、渡るのが大変だ。
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ミッドタウンの手前を左に下ったビルの谷間に、
天祖神社があった。七福神に入っているくらいだから、
歴史と由緒のある神社なのだろうが、本堂も賽銭箱も
ガラス戸の中で、有り難くも何ともない。ガラス戸に
空いている穴からコインを投入すると、斜めの滑り台を
通って向こうの賽銭箱にチャリンと落ちる仕組みに
なっている。仕方がないから朱印だけは押して貰ったが、
罰当たりながら又来たいとは思わなかった。
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ミッドタウン方向に戻る途中、これが都心かと思える
ような、朽ち果てた家が有った。六本木も一本入ると、
まだまだ未開なところもあるようだ。
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さあ、もう一社だ。高速の下を歩くのも癪なので、
一本内側の住宅街を歩いていたら、大きな門構えに
出会った。警備員に方向を聞いたら、このブロックの
裏側だという。後で調べたら、アメリカ大使館の宿舎
だった。
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久國神社には、社殿の中に布袋尊が祭られていた。
すぐそこがANAホテルで、アメリカのほかに多くの
大使館が並ぶ繁華街だが、カミさんがもう歩けない、
と言う。1万歩以上歩いているから、無理もない。
近くのバス停から都バスに乗って新橋駅まで、バス
遊覧になった。
いつもは車で走る道も、バスの高さから見ると別の
景色が見えて、面白かった。
2寺6社の港七福神は、かくして踏破されたので有った。
麻布には都会の顔の七福神
福神も年に一度のご奉公
近郊には多くの七福神が有る。
来年はどこを歩くことになるだろうか?
いつまで七福神巡りを楽しむことが出来るだろうか?
芝公園から麻布十番、元麻布、六本木を経て赤坂まで、
港区のセレブな街並みの中の歴史ある寺社をめぐる散歩
である。
快晴無風の絶好のコンディションの中、日比谷線の
紙屋町駅から歩きだした。
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最初は、桜田通りの熊野神社である。小さいながら
も古めかしい社殿にお参りし、最初だからお賽銭も
弾んで、七福神めぐりの色紙をいただいた。
この色紙は無料だが、各寺社で押してもらう朱印は
300円と値が決まっている。
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次は芝公園の宝珠院。東京タワーのすぐ下で、
撮影スポットも用意されている。残念ながら、
社殿が工事中で、弁財天も本尊も、写真が飾られて
いるだけ。ありがたさが半減だ。
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次の十番稲荷は、赤羽橋から高速沿いに一ノ橋
JCTを抜けた先で、30分ほど歩く必要がある。実は
この神社には七福神は居ないが、宝船の朱印を押して
くれる。だから港七福神巡りは、8カ所となっている。
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麻布十番の地名は、この神社に由来すると言うから、
昔から有名だったようだ。
ここのお参りが済んだ時点で11時半。早めの昼飯に
して、次を目指す。
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麻布十番の坂を上がったところの住宅街の中に、
大法寺が有った。気さくな住職が本堂内を案内して
くれて、甘酒までふるまってくれた。ここの売りは、
伝教大師作と言われる、「三神具足大黒」だが、
その他にもたくさんの大黒さんが並んでいた。
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元麻布の高級邸宅の並ぶ中に、氷川神社があった。
江戸市内にはたくさん氷川神社があったようで、
白金や赤坂にある大きな氷川神社と区別するために、
ここは麻布氷川神社とも言うようだ。
毘沙門天が祭られているとのことだが、社殿の中
には入れてもらえなかった。セーラームーンで有名
になったようだが、年寄りには関係ない話だ。
次の櫻田神社までも、各国の大使館が並ぶ、閑静な
住宅街を少し歩いた。
有名な進学校の麻布中高の辺りから、やけにお巡り
さんの姿が目立つようになった。特に厳重な警戒の中に
大きな中華民国の大使館が有った。
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狭い路地を入った中に、櫻田神社があった。寿老人は
どこにいるか聞いたら、ガラス戸の中に小さな木彫りの
像が飾ってあった。
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六本木ヒルズの高層ビルを巻いて六本木通りの高速の
下に出た。
疲れたのでスタバで一休み。見たら、Tシャツ姿の白人
の男性が居る。どうもこの人種は温度感覚が鈍いようで、
寒くなければ暑いしかないようだ。
いつもは車で通るので気が付かなかったが、この道は
横断歩道が少なく、渡るのが大変だ。
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ミッドタウンの手前を左に下ったビルの谷間に、
天祖神社があった。七福神に入っているくらいだから、
歴史と由緒のある神社なのだろうが、本堂も賽銭箱も
ガラス戸の中で、有り難くも何ともない。ガラス戸に
空いている穴からコインを投入すると、斜めの滑り台を
通って向こうの賽銭箱にチャリンと落ちる仕組みに
なっている。仕方がないから朱印だけは押して貰ったが、
罰当たりながら又来たいとは思わなかった。
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ミッドタウン方向に戻る途中、これが都心かと思える
ような、朽ち果てた家が有った。六本木も一本入ると、
まだまだ未開なところもあるようだ。
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さあ、もう一社だ。高速の下を歩くのも癪なので、
一本内側の住宅街を歩いていたら、大きな門構えに
出会った。警備員に方向を聞いたら、このブロックの
裏側だという。後で調べたら、アメリカ大使館の宿舎
だった。
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久國神社には、社殿の中に布袋尊が祭られていた。
すぐそこがANAホテルで、アメリカのほかに多くの
大使館が並ぶ繁華街だが、カミさんがもう歩けない、
と言う。1万歩以上歩いているから、無理もない。
近くのバス停から都バスに乗って新橋駅まで、バス
遊覧になった。
いつもは車で走る道も、バスの高さから見ると別の
景色が見えて、面白かった。
2寺6社の港七福神は、かくして踏破されたので有った。
麻布には都会の顔の七福神
福神も年に一度のご奉公
近郊には多くの七福神が有る。
来年はどこを歩くことになるだろうか?
いつまで七福神巡りを楽しむことが出来るだろうか?
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