耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

私は凝り性だ

2014年09月21日 10時31分12秒 | この頃思うこと
 私は凝り性だ、と思う。

 何かやり出すと、とことん突き詰めないと気が
済まない。だからと言って、几帳面さに欠けて
いるから、緻密な仕事は出来ないのだが。
 一歩踏み出す勇気を出さないと言うか、消極的
な人が多い中では、レアな存在かも知れない。

 世話役をやらされると、手抜きが嫌だから、
みんなに喜ばれることが多い。
 その反動で、家の中では何もしないから、
かみさんには、何時も怒られてばかりだが。

 会社に居た頃は、自分で仕事を作って、結局
自分が責任者をやらされたことが何度も有った。
 昔の仲間内のゴルフコンペの幹事役は、いつの
間にか私の専任になっている。

 近所のブリッジクラブの世話役も、どうやら
私が担当らしい。みんなと楽しくやる場を続け
たいから、出来ることは一生懸命やりたいと
思ってる。それで感謝されることを目論んで
いるわけでは無いが、結果的にはそうなってる
事が多い。


 一方、人のミスが気になって、放置出来ない。
相手が訂正するまで追求したくなる。俺は
あんたの間違いに気が付いたよ、と認めさせたい
のであろうが、そんなに子供みたいに言わなくって
も良いじゃ無いか、とよく言われる。
 もっと柔軟な対応をしないと、このままでは
鼻つまみになってしまうだろう。いや、もう
なってるかな。少なくともかみさんからは、いつも
そう言われている。

 時には自分が勘違いして居るのに、相手を
責めることもある。相手が大人だから喧嘩になって
居ないが、どうにも困った性格である。



 顔パスが嬉しい。杓子定規の対応が嫌いだ。

 特別扱いされると、目尻が下がってしまう。

 銀行や郵便局の窓口の番号札が大嫌いだ。そこに
受付が座ってるんだから、言葉で話せば良いじゃ
無いか。何で機械を通さないと受け付けないんだ。

 寿司屋の職人に注文するのに、済みません、と
声を掛けるのが嫌いだ。何で金払う方が謝らなきゃ
ならないんだ、と考えてしまう。

 昔職場に保険の勧誘が回って来た。仲間達は
愛想良く雑談して居たが、私はこの手のおばさんの
相手をするのが大嫌いだった。
未だに保険屋には、虫酸が走る。



 歳と共に頑迷さが高じて居る事に、自分でも嫌に
なってしまう。



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1 コメント

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Unknown (崇仁)
2014-09-26 09:02:47
一つ一つ同感。
やはり兄弟だなと思う。
ただ私の方が若いだけあって太い棘があるのは残念。

もう治らないと諦めてるけど。
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