耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

参院選挙

2016年06月26日 10時47分21秒 | この頃思うこと
 昨夜、新浦安駅前の大ホールの「参院選千葉選挙区
合同・個人演説会」に行ってきた。

 自民党の元少子化対策大臣、民進党の現職のほか
共産党と幸福実現党が来ていた。

 新聞にはいろいろ書いているが、立候補者の口から
直接話される政治主張は興味深かった。
 
 自民党の元大臣のおばさんは、下馬評では最有力
とのことだが、安倍党首と同じトーンで、調子は良いが
内容の無い話ばかりで、説得力が全く感じられなかった。
 帰り道で見た選挙ポスターの写真は、あれはどう見ても
別人である。本人だとしたら20年前の写真だろう。
これは経歴詐称ではないだろうか?

 幸福実現党は、若いせいか、言葉は歯切れ良かったが、
党のホームページに書いていることを繰り返すだけで現
実味がなく、オームの幻を見ているようだった。
当選を目指しているというよりは、教団の教宣活動だから
であろう。

 共産党は、主張が明快で分かり易いと思ったが、
野党としての存在感はあっても、責任与党としての実行力は、
残念ながら感じられなかった。
 学生時代の安保闘争の討論会を思い出した。

 民進党は、与党時代の成果をひけらかすものの、自らの
失政への反省が無く、信頼できそうにない。基本的に政策は
リベラルなTV番組の主張と重なるが、安心感が感じられない。



 結局、どの党の誰を選ぶか、ではなく、絶対に投票しては
いけないのは誰か、で選ぶのが、今回の選挙ではないか、
という、間接民主主義の欠陥を感じて、ビールを飲んで帰る
ことになってしまった。



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