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VIDEO 謎のタイムトラベラー ジョン・タイター
2000年11月2日から2001年3月24日にかけて、アメリカのウエブサイトに記事を投稿し続けた2036年からのタイムトラベラー:「ジョン・タイター」は今でも読者の記憶にあるだろうか?
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2000 年の11月2日(いつ開始したか議論はあるが)にTimetravel_0(後にJohn Titor)と名乗る人物があるフォーラムに自分は2036年から来たタイムトラベラーだと自己紹介をしてタイムマシンと操作マニュアルの写真を投稿し た。日がたつにつれて無数の人々が質問を投稿した。その内容は、彼が来た目的、タイムトラベルの原理、現代の生活をどう見るか、など多様な分野に及んだ。 2001年3月24日に、彼は自分が来た2036年に戻ると告げてフォーラムを去って行った。
もし、あなたがタイムトラベラーだったら、 どう自己紹介するだろうか?ジョンのやり方は、まず使命を伝えて自分の乗ってきたタイムマシンの写真を見せることだった。最初は疑っていたあなたも、その 見取り図を見て科学者の信じる<時間と重力の局在における単一性>が事実であればタイムトラベルが可能だと思うかもしれない。
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【再投稿】タイター予測とこれからの世界
タイターの投稿した記事は、全米はもとより世界の注目を集め彼が記事を投稿したウエブサイトのアクセスは100万人を超えていたと言われている。
日本でこの話題が取り上げられるようになったのは、2006年の2月に私を含めて何人かが英文の記事を翻訳してネット上に発表してからであった。
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次のニュースは突拍子がないが、絶対ありえないとはいえない
今の世界情勢こそがSFと大差はないのだから・・・
2000 年11月2日、アメリカのインターネット掲示板に、2036年からやってきたというタイムトラベラーが現れた。ネット上は大騒ぎになり、たちまち疑問や質 問が掲示板に殺到し、熱心な討論が始まった。彼は、ジョン・タイターと名乗った。彼は、自分が乗ってきたタイムマシンと操縦マニュアルの写真や、タイムマ シンの原理図などを部分的に公開した。また、近未来の出来事やタイムトラベルの物理学、歴史干渉、多元宇宙、多世界、時間線と世界線などについて明らかに した。そして、4ヵ月後、「予定の使命を完了したので、自分の世界に帰還する」というコメントを残し、消息を絶った。
タイターが残した近未来予言
実現した予言
・イラクが核兵器を隠しているという理由で第2次湾岸戦争が起きる。
・アメリカ国内にも狂牛病が発生する。
・中国人が宇宙に進出する。
・新しいローマ法王が誕生する。
まだ実現していない予言
・世界オリンピックは2004年度の大会が最後になり、2040年度にようやく復活する。
・アメリカの内戦は2008年に全面化する。
・その直後、アメリカ初の女性大統領が誕生する。
・中東の国同士で大量破壊兵器が使用される。
・アメリカやヨーロッパ諸国の不安定化に乗じて、中国は覇権主義を強め、台湾、日本、韓国を強引に併合する。
・2011年、新世界政府が誕生する。
・2015年、全面核戦争が勃発し、30億人近くが死に、世界の人口は半減する。
・2020年、アメリカに新憲法が制定される。
ジョン・タイターの使命
ジョン・タイターの任務は、1975年に飛んで、核戦争後の荒廃世界のインターネット再構築に不可欠な初期コンピュータ機器を入手することだった。ま た、近未来予言を残すことも、彼の使命だったと思われる。未来は、確定した一つの世界があるわけではなく、複数の未来が存在する。人々の努力しだいで未来 を変えることができる。全面核戦争も防ぐことができるかもしれない。
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2036年からのタイムトラベラー
タイターの残した「未来予測」は後に次のようにまとめられている。
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「ジョン・タイター未来予測」
2005年 アメリカの内政悪化(イラク戦争やハリケーン被災者救援対策の遅れから、アメリカ内政悪化)
2006年 アメリカ国内で暴動勃発
2007年 中華人民共和国 内陸部で暴動勃発。軍が治安出動。(この治安出動をきっかけに中国軍の暴走が始まる。)
2008年 アメリカ全土内戦状態/北京オリンピック中止(内陸部暴動と中国軍の暴走が理由)
2009年 中国の台湾・北朝鮮・韓国・日本侵攻/アメリカ合衆国 初の女性大統領
2010年 中国の台湾・北朝鮮・韓国・日本併合化
2011年 アメリカ合衆国政府解体
2015年 第三次世界大戦勃発(ロシアがアメリカ連邦帝国・ヨーロッパ連合・中国に対して核戦争を仕掛ける。)
2017年 30億人の死者を出した末に、ロシアの勝利に終わる。
2020年 ロシアの援助により新合衆国政府が打ち立てられる。(この新アメリカ合衆国は小さなコミュニティの連合からなる社会主義国となる。)/地球上の国の殆どが、社会主義国家になる。
2034年 タイムマシンが実用化する。
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ジョン・タイター47
タイターは、「世界線(World Line)」の概念で平行宇宙の理論を紹介し、世界線のズレによって未来が変化し得るというメッセージを残している。つまり、タイターが来た2036年の世界では2008年北京オリンピックが中止されて2015年に世界核戦争が起きて、人類の半数近くが死滅したが、北京オリンピックが開催された私たちの世界はタイターたちの世界線からズレて、別の未来へ向かって進んでいるのである。
今回の2020年東京オリンピック決定は、私を含めて多くの人々の予想を裏切る結果であったが、見方を変えると朗報であるのかもしれない。つまり、この結果はこう読み取ることができるのである。
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タイターが来た世界では、2015年の世界核戦争を経て社会主義ブロックによる世界分割(ニューワールドオーダー)が2020年に実現したが、私たちのいるこの世界では、核戦争が回避されてNWOとは別のワンワールド(国家の独立を保障しながら世界各国が平和に協力しあう体制)が実現して、日本はその新しい世界の中心として地球人類をリードするようになる。
その新しい地球文明の出発を祝うセレモニーとして、東京でオリンピックが開催される。オリンピックとは、本来世界平和を象徴する祝典だからである。
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