中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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奥多摩:雷電山日溜まりハイキング

2007年01月13日 21時32分17秒 | 関東・伊豆箱根・上信越
        奥多摩:雷電山日溜まりハイキング
          (大田ワタスゲの会)
         2007年1月13日(土)

<はじめに>

 大田ワタスゲの会には,山旅スクールでflower-hillと同期の人達が沢山会員になっている。そのよしみで,flower-hillも,ときどきこの会の山行に参加している。今回は,スケジュールが合致したので,久々にflower-hillも山行に参加した。

<登山概況>

■登山ルート

 青梅線軍畑駅(歩き出し)→榎峠登山口→雷電山→三方山→青梅線宮ノ平駅
[バリエーションルート]
(1)三方山-(青梅丘陵ハイキングコース)→青梅線青梅駅
(2)雷電山→名郷峠→青梅線二股尾駅
 ※結局,バリエーションルート(2)を通って下山した。
■周辺地図


■プロフィールマップ


■使用地図類
 地形図『武蔵御岳』『青梅』
 プロフィールマップ『奥多摩』昭文社

<杉林の中の散策>

■青梅線軍畑駅へ
 2007年1月13日。土曜日。晴。寒い一日。
 JR川崎駅南武線ホームに,8時,大田ワタスゲの会8名が集合する。男性3名,女性5名である。今回のGLはKさんである。Kさんは山旅スクール5期卒業生で,flower-hillと同期である。
 南武線に乗って、立川駅に到着。ここから「ホリデイおくたま」に乗り換えて青梅に到着する。ここで,各駅停車に乗り換える。青梅から先は列車の本数が極端に少なくなる。ホームで暫く待って、漸く4輌編成の各駅停車に乗り換る。途端に,どこかのどかなで,ノンビリとした,野趣豊かな雰囲気に変わる。10時20分に軍畑駅に到着する。

■雷電山山頂
 駅前に小さな雑貨屋が1軒。そこへフラリと入ってみる。ついでに,魚ソーセージ1本を購入する。
 10時23分、軍畑駅前(240m)を歩き出す。駅前から南東へ少し下り,ガードを潜る。そこから谷間に沿って緩やかな自動車道路が続く。数軒の民家が点在するクネクネ道を,暫くの間歩き続ける。谷間の西側には送電線が連なる小さな尾根が続いている。この送電線を目印にして歩き続け,10時52分に榎木峠登山口(285m)に到着する。ここで衣服調整と軽いストレッチを終えて,11時01分,いよいよ雷電山を目指して登山を開始する。 すぐに,丸太で作られた階段になる。この階段が、サドル状の稜線に沿って長々と続いている。階段を超ユックリペースで登る。登山道の両側は一面の杉林である。間引きされた間材が至る所に置かれている。
 鞍部から40メートルほどの標高差を登ると430メートルピークに到着する。このピークを越えて、再び20メートルほど下り、再び40メートルほど登り詰めて、11時39分に、無事、あっけなく,雷電山山頂(494m)に到着する。

■山頂で自炊
 山頂の眺望は殆どないが,北東側がわずかに開けている。そこから見下ろすと大きな採石場が広がっている。山頂を示す標識の前で集合写真を撮る。
 植林で囲まれた山頂で,お湯を沸かす。各自,自分で準備したカップ麺やスープにお湯を注いで,思い思いの昼食を摂る。GLのKさんが持参したキャベツの微塵切りとモヤシを茹でる。この野菜をカップ麺やスープに入れる。実に美味しい。各自,適宜持参したおかずを提供する。flower-hillも駅前で購入した魚ソーセージを提供する。これが,案外,好評で,すぐになくなった。

      <楽しい昼食:キャベツがとても美味しい>
 12時43分に,雷電山山頂を出発する。ほぼ尾根沿いに東南東の方向に進む。小さなアップダウンが連続する。途中から南側斜面のトラバース道になる。枯れ木の間から御岳方面の山並みが望める。やがて,登山道は,尾根の末端を回り込むように,東に向きを変える。そのまま100メートルほど進むと,三叉路に出る。そのまま真っ直ぐ進むと小さな山の上にある辛垣城趾に向かう。私達は三叉路を右折して,この小さな山のトラバース道を進む。

■418m峰の眺望
 やがて,辛垣城のある尾根裾を巻くように登山道は進む。そして,やや痩せた尾根道を100メートルばかり通過して,小さな上り下りを繰り返すと,名郷峠(385m)に到着する。
 ここで,このまま尾根伝いに青梅まで出るか,それとも,ここから南斜面を二股尾に下るか迷うが,GLの判断で,二股尾に下ることに決定する。
 私達の居る峠から,ほんの35メートルほどの急坂の上に418m峰が見えている。
 「・・・下山する前に,あの丘まで登って見ますか・・・展望が良いかも知れませんね・・・」
と誰かが言い出す。
 これまでのスローペース歩行で,全く汗をかいていないflower-hillは,
 「・・では,私が一寸登って展望があるか確かめてみます・・」
と提案して,13時25分に,かなり急ピッチで山頂目掛けて登り始め,13時28分,山頂に到着する。山頂には青梅口から登ってきたという中年夫婦が弁当を広げている。
 「今日は,,,,お邪魔します。ご近所の方ですか・・・」
と挨拶する。
 「はい・・・青梅市に住んでいます。ときどきここへ散策に来ます・・」
 山頂の南側斜面は展望が開けている。目の前に高圧線の鉄塔があるが,その先に三室山(646.7m)の尾根が連なっているのが見渡せる。この尾根の手前には,多摩川沿いに大きな集落が見下ろせる。奥多摩市梅郷である。
 「景色が良いですよ・・」
と仲間に声を掛ける・・・・が,私が声を掛ける前に,全員がこの山を目指して,ユックリと登ってくる。

         <418m峰からの眺望>
 山頂で,暫くの間,眺望を楽しむ。

■二俣尾へ下山
 13時34分に山頂を出発して,再び急坂を名郷峠まで引き返す。ここから杉林の谷筋に沿って,下り坂を下る。14時02分に二股尾登山口に到着する。ここから住宅地を通り抜けて,14時06分,青梅線「ふたまたお」駅に到着する。
 14時17分発,青梅行きの電車に乗る。4輌編成である。私達と同じような山歩きの服装をした人達もチラホラと見える。14時27分に青梅駅に到着する。ここで解散となる。

<山行記録>

■ラップタイム
10:23  青梅線軍畑駅歩き出し(240m)
  ↓
10:52  榎峠登山口着(340m)
11:52   〃   発
  ↓
11:39  雷電山山頂着(494m)
12:43   〃   発
  ↓
13:28  413m峰着
13:34   〃 発
  ↓
14:02  青梅線二俣尾駅着

■累積登攀高度   約300(m)
■登攀所要時間    1時間16分(1.26(h))
 登攀速度  300(m)/1.26(h)=230.8(m/h)
■累積下降高度   約300(m)
■下降所要時間   1時間36分(1.60(h))
 下降速度  300(m)/1.60(h)=187.5(m/h)
  ※登攀,下降のいずれも休憩時間込み。
                    (おわり)


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