中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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秋の西丹沢:樹下の二人・不老山周遊

2012年01月24日 05時34分01秒 | 丹沢の山旅

                               <不老山南峰からの眺望>

[復刻版]     秋の西丹沢:樹下の二人・不老山周遊
            (ARENAオフミ)
        2005年11月27日(日)
  晴

<登山地図>



<プロフィールマップ>



■谷峨駅集合
 私達,ARENAオフラインミーティング(以下ARENAオフミ)の有志数名は,西丹沢の不老山へハイキングに出掛けた.このコースは今年(2005年)の5月に湘南カラビナ隊の皆さんと一緒に歩いているので,今年になってこのコースを歩くのは2回目ということになる.さらに数年前,勤務先(当時)の大学の先生方と歩いたことがあるので,私にとっては3度目のコースということになる.
 ARENAオフミでは,原則として月に1回の頻度で,神奈川県内近郊の低山へハイキングに出掛けている。幹事長は,このブログで掲載中のポーランド訪問記に登場するロングテイルさんである.参加者は8名.内,新規参加者は3人である.
 私たちは,JR御殿場線谷峨駅に8時27分に到着する電車に乗車する約束である.
 御殿場線の電車は,定刻に谷峨駅に到着する.谷峨からは,8時48分発西丹沢行の路線バスに乗車する.電車もバスも大勢の登山客で賑わっている.
 9時09分,バスは浅瀬入口(標高370m)に到着する.ここで下車したのは私たちだけのようである.
 道端で一連のストレッチ体操を行って,身体のウオーミングアップを行ってから,9時21分に歩き出す.

<JR谷峨駅に到着>

 ■世附川を遡り吊り橋を渡る
 私たちは浅瀬入口から丹沢湖畔沿いに西へ歩き始める.
 歩き始めてすぐに落合隧道を潜る.その後も,湖畔沿いの静かな道をひたすら歩き続ける.やがて左手前方に世附大橋が見え始める.この辺りまで遡ると湖の幅がぐっと狭くなり,次第に世附川の左岸沿いの道に変わる.
 10時18分,浅瀬のゲートを通過する.ここから先,一般の自動車は通行禁止である.世附川の支流に架かる浅瀬橋を渡り,10時29分に吊橋に到着する.この吊り橋は,一人ずつ順番に渡るように注意書きがあるので,これを遵守しながら渡る.結局全員が渡りきるのに,9分もの時間が掛かった.

<丹沢湖を西へ,世附大橋が見え始める>


<世附川を遡る.前方には不老山に連なる山並みが見えている>

■世附峠からの眺望
 吊り橋を渡ると,勾配のきつい山道になる.
 ジグザグの登り坂をユックリと登り続ける.紅葉が美しい林の中の登山道をユックリと登り続ける.
 11時36分,世附峠(標高705m)に到着する.素晴らしい眺望である.面倒なのでさんざ道程はしないが,多分,畦ヶ丸,菰吊山付近の梁波が見えているんだろうと勝手に想像する.
 世附峠で登山道が十字に交差している.そのまま直進して薬袋へ下れば駿河小山へ,左折して西へ向かえば樹下の二人へ,右折すれば今日の目的地である不老山(標高928m)に通じる.
 「どうしましょう・・・このまま真っ直ぐ不老山に登りましょうか・・・それとも樹下の二人まで行って,そこでお昼を済ませてから,不老山に登りましょうか・・・」
と一同に問いかける.

<吊り橋を渡ると落ち葉が絨毯のように積もった登山道になる>


<世附峠からの眺望>

■樹下の二人で昼食
 一同元気なようなので,世附峠から峠沿いに,ほんの少々西へ歩く.ススキが繁茂する心地よい散策路である.
 11時45分,樹下の二人に到着する.
 広々とした丘が広がっている.丘からの眺望は本当に素晴らしい.
 ここで,少し早い昼食を摂る.

<樹下の二人への尾根道


<樹下の二人で昼食>


<樹下の二人からの眺望>

■不老山南峰
 昼食を終えて,12時10分に樹下の二人を出発する.まずは往路を引き返して,12時15分にさきほどの世附峠に戻る.
 ここから,不老山に向けて坂道を登る.途中で標高745.2メートルの小さな丘をつうかして,12時49分に不老山南峰(標高910m)に到着する.
 不老山南峰からの眺望も素晴らしい.目の前に見えている三角形の山は,多分,権現山(標高1018m)だろう.
 山頂で集合写真を撮る(一部の方から掲載について承認を得ていないので,後で削除することあり).

<不老山南峰からの眺望>


■不老山北峰
 12時56分,不老山南峰を出発する.緩やかな坂道をほんの少し下って,再び尾根道を登り返す.そして,13時丁度に不老山北峰(標高928m)に到着する.
 北峰山頂からの眺望はないが,閑静な広場になっている.ここで10分弱休憩を取る.

<不老山北峰へ向かう尾根道>


<不老山北峰山頂>


<不老山北峰で休憩>

■番ヶ平に向けてひたすら下る
 13時09分,不老山北峰を出発,東の山麓にある山市場に向けて,ひたすら下る.
 まずは不老山から番ヶ平(標高867m)に向かう尾根道を辿る.
 13時42分,番ヶ平手前の鞍部(標高835m)に到着する.下り坂で四苦八苦している人が居るので,ここで数分休憩.休憩後,尾根を外れて,南東の斜面を下る.ウッカリするとそのまま番ヶ平方面の山に迷い込んでしまうので要注意.
 紅葉が美しい.下り坂をひたすら下り続ける.初参加のお二人は,足が痛くなったようで気の毒である.
 15時02分,標高345メートル地点で,再び数分の休憩を取る.

<紅葉が美しい尾根道を下る>

■山市場の集落が見える
 さらに九十九折りの坂道をひたすら下り続ける.
 15時23分,やっと農道に出る.ここからは歩きやすい道になる.疲労困憊のお二人には気の毒なことをしたが,ここまで下れば,もう心配はない.眼下に山市場の集落が見え始める.

<眼下に茶畑と山市場の集落が広がる>

■登山口に無事下山
 15時24分,やっと登山口に辿り着く.
 初参加のお二人さん,ご苦労様.茶畑の脇を通って,一般道に出る.ホッとする.振り返ると,苦労して下ってきた不老山が,夕日の中に聳えている.


<登山口に辿り着く>


<振り返ると夕日の中に不老山>

■吊り橋を渡ってバス停棚沢キャンプ場へ
 15時33分,河内川に架かる長い吊り橋を渡る.高いところが苦手な私には,こういう所は余り好きではないが,この吊り橋を渡らないとなると,随分と遠回りしなければならない.不承不承渡る.
 15時40分,無事,バス停棚沢キャンプ場に到着する.
 バスの時刻表を見て,ガッカリする.今度のバスは16時18分である.40分近くも待ち時間がある.バス停の回りには何もない.ただひたすらボンヤリと待っているしか方法がない.

<長い吊り橋を渡る>

■JR谷峨駅から電車を乗り継いで帰宅
 16時18分,ようやくバスが棚沢キャンプ場に到着する.バスは結構混雑しているが座れる.
 16時33分,バスは谷峨駅に到着する.
 谷峨駅発16時37分国府津行電車に乗車する.
 今日は時間が押しているので,懇親会には出席せずに9時06分に帰宅する.
 今回は天候に恵まれ,気持ちの良いハイキングを楽しむことができた.

<ラップタイム>


 9:21   浅瀬入口歩き出し
10:18  ゲート
10:29  吊り橋(10:38まで休憩)
11:36  世附峠
11:45  樹下の二人(12:10まで昼食)
12:15  世附峠
12:49  不老山南峰(12:56まで休憩)
13:00  不老山北峰(13:09まで休憩)
13:42  番ヶ谷(13:47まで休憩)
15:40  棚沢キャンプ場(歩き終わり)

[山行記録]

■水平歩行距離
          12.5km

■累積登攀高度           945m

■累積下降高度         1194m

■所要時間(休憩時間を含む)
    浅瀬入口    発    9:21
    棚沢キャンプ場着      15:40
   (所要時間)           6時間19分(6.32h)
   水平歩行速度      12.5km/6.32h=1.98km/h

                                          (おわり)

「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b84d19176ffca56b3fcd7202bb16aee6
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/44d56a94d9748a62a8b747ae483682fe

 



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