ウイルヘルム山登頂記(21):山頂を目指して(7)
ポートモレスビーで登頂授与式
2007年2月10日(土)~17日(日)
第7日目 2007年2月15日(金)(つづき)
■マウントウイルヘルムホテルで昼食
ドライバーが,「悪路ももうすぐ終わりだよ」と言ってからも,相変わらず悪路が続く。それでも,14時09分頃から,いくらか道路が良くなる・・・・か,と思うと,また飛んでもない悪路になる。道路の両側には,次第に民家が増え始める。大きな市場の脇を通り過ぎる。辺りには沢山の人が屯している。
14時11分,小さな町,クンディアワ(Kundiawa)市内のマウントウイルヘルムホテルに到着する。高い塀で囲まれたホテルの敷地に入ると,外とは隔絶された別世界になる。閑静な雰囲気が漂っている。ここで,トイレタイム。続いて昼食を摂る。
14時20分,ホテル内のレストランに入る。白身の魚のフライ,ポテトチップ,ニンジン,ご飯などが,大きなお皿に盛りつけられている。久々にちゃんとした食事にありついた感じがするが,ボリュームが多すぎて往生する。私は,半分ぐらい残してしまう。ウエイトレスに,
「美味しかった・・・でも量が多すぎて残しちゃったよ・・・」
と言いながら食器を片づけて貰う。その後,紅茶を賞味する。
<マウントウイルヘルムホテルのレストラン>
<マウントウイルヘルムホテルの昼食>
■ドライバーが居ない!
14時55分,食事を終えてリムジンに戻る。
ところが,またもやドライバーが居ない。どうやら近くの店までパンを買いに行ってしまったらしい。
そうこうしている内に,先ほどのレストランのウエイトレスが,私達の所へやってくる。そして,先ほど飲んだコーヒー,紅茶代を支払ってくれと言っている。ケイは,バウチャーを示しながら,コーヒー,紅茶代は代金の中に入っていますよと反論する。丁度その頃,ドライバーが帰ってくる。後でケイに聞くと,
「コーヒー代は初めから含まれていますよ・・・勿論,余計には支払いませんよ・・・」
コーヒー代を,ホテルが持ったのか,ソロモンが支払ったのか,その辺りのことは良く分からない。
15時11分,私達を乗せ四駆は,やっとマントウイルヘルムホテルを出発する。助手席に乗っていた警察官はいつの間にか居なくなっている。沢山のキャベツを持って,ホテルで降りたらしい。代わりに,ホテルの従業員の女性が乗り込む。ホテルでこの女性を見かけたときは楚々とした印象を受けた。でも,助手席に座り込んだ後ろ姿を見ると,太い首,男のような骨格,如何にもガッチリしている。
何が何だかわからない内に,沢山の人が屯している町中をかき分けるように,車は進む。
■マウントハーゲンホテルに到着
工事中の凸凹道を通り抜ける。昨夜の雨のために彼方此方に水溜まりが沢山できている。悪路を通り過ぎると,きれいな舗装道路になる。車は見違えるように,快調に走り始める。80キロメートル/時ほどの速度が出ている。車の乗り心地は格段に良くなる。 調子が良いなと思った途端に,また砂利道になる。
次第に走っている車が多くなる。TOYOTAの車が圧倒的に多い。その他にISUZU,MITSUBISHIが目立つ。トラックが圧倒的に多い。乗用車は1台も見かけない。沢山の人を乗せたトラックが沢山走っている。
16時05分,ワキ川を渡る。
16時43分,ようやく市街地らしい所に入る。人や店が多くなる。走っている自動車の数も増えてくる。16時55分,巨大マーケットの脇を通過する。そして,16時59分,私達はマウントハーゲンホテルに無事到着する。先日,このホテルに宿泊したときと同じように,ホテルの庭先には小さな店が土産品を並べている。
■登頂証明書
17時10分にチェックインを終える。私は山梨のBさんと同室になる。部屋に入ってすぐにシャワーを浴びる。3日間の汗と垢を洗い流す。そして,3日間着っぱなしだった下着を洗濯する。
18時29分にレストランの食堂に集まる。夕食の前にウイルヘルム山登頂証明書の授与式が行われる。発行元はパラダイス観光である。ツアーリーダーのケイさんから,一人ずつ重々しく頂戴する。
<ウイルヘルム山登頂証明書>
夕食はバイキング。お付き合いで,ほんの一口,ビールを賞味する。
21時30分,就寝。
(つづく)
ポートモレスビーで登頂授与式
2007年2月10日(土)~17日(日)
第7日目 2007年2月15日(金)(つづき)
■マウントウイルヘルムホテルで昼食
ドライバーが,「悪路ももうすぐ終わりだよ」と言ってからも,相変わらず悪路が続く。それでも,14時09分頃から,いくらか道路が良くなる・・・・か,と思うと,また飛んでもない悪路になる。道路の両側には,次第に民家が増え始める。大きな市場の脇を通り過ぎる。辺りには沢山の人が屯している。
14時11分,小さな町,クンディアワ(Kundiawa)市内のマウントウイルヘルムホテルに到着する。高い塀で囲まれたホテルの敷地に入ると,外とは隔絶された別世界になる。閑静な雰囲気が漂っている。ここで,トイレタイム。続いて昼食を摂る。
14時20分,ホテル内のレストランに入る。白身の魚のフライ,ポテトチップ,ニンジン,ご飯などが,大きなお皿に盛りつけられている。久々にちゃんとした食事にありついた感じがするが,ボリュームが多すぎて往生する。私は,半分ぐらい残してしまう。ウエイトレスに,
「美味しかった・・・でも量が多すぎて残しちゃったよ・・・」
と言いながら食器を片づけて貰う。その後,紅茶を賞味する。
<マウントウイルヘルムホテルのレストラン>
<マウントウイルヘルムホテルの昼食>
■ドライバーが居ない!
14時55分,食事を終えてリムジンに戻る。
ところが,またもやドライバーが居ない。どうやら近くの店までパンを買いに行ってしまったらしい。
そうこうしている内に,先ほどのレストランのウエイトレスが,私達の所へやってくる。そして,先ほど飲んだコーヒー,紅茶代を支払ってくれと言っている。ケイは,バウチャーを示しながら,コーヒー,紅茶代は代金の中に入っていますよと反論する。丁度その頃,ドライバーが帰ってくる。後でケイに聞くと,
「コーヒー代は初めから含まれていますよ・・・勿論,余計には支払いませんよ・・・」
コーヒー代を,ホテルが持ったのか,ソロモンが支払ったのか,その辺りのことは良く分からない。
15時11分,私達を乗せ四駆は,やっとマントウイルヘルムホテルを出発する。助手席に乗っていた警察官はいつの間にか居なくなっている。沢山のキャベツを持って,ホテルで降りたらしい。代わりに,ホテルの従業員の女性が乗り込む。ホテルでこの女性を見かけたときは楚々とした印象を受けた。でも,助手席に座り込んだ後ろ姿を見ると,太い首,男のような骨格,如何にもガッチリしている。
何が何だかわからない内に,沢山の人が屯している町中をかき分けるように,車は進む。
■マウントハーゲンホテルに到着
工事中の凸凹道を通り抜ける。昨夜の雨のために彼方此方に水溜まりが沢山できている。悪路を通り過ぎると,きれいな舗装道路になる。車は見違えるように,快調に走り始める。80キロメートル/時ほどの速度が出ている。車の乗り心地は格段に良くなる。 調子が良いなと思った途端に,また砂利道になる。
次第に走っている車が多くなる。TOYOTAの車が圧倒的に多い。その他にISUZU,MITSUBISHIが目立つ。トラックが圧倒的に多い。乗用車は1台も見かけない。沢山の人を乗せたトラックが沢山走っている。
16時05分,ワキ川を渡る。
16時43分,ようやく市街地らしい所に入る。人や店が多くなる。走っている自動車の数も増えてくる。16時55分,巨大マーケットの脇を通過する。そして,16時59分,私達はマウントハーゲンホテルに無事到着する。先日,このホテルに宿泊したときと同じように,ホテルの庭先には小さな店が土産品を並べている。
■登頂証明書
17時10分にチェックインを終える。私は山梨のBさんと同室になる。部屋に入ってすぐにシャワーを浴びる。3日間の汗と垢を洗い流す。そして,3日間着っぱなしだった下着を洗濯する。
18時29分にレストランの食堂に集まる。夕食の前にウイルヘルム山登頂証明書の授与式が行われる。発行元はパラダイス観光である。ツアーリーダーのケイさんから,一人ずつ重々しく頂戴する。
<ウイルヘルム山登頂証明書>
夕食はバイキング。お付き合いで,ほんの一口,ビールを賞味する。
21時30分,就寝。
(つづく)