中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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光岳・聖岳縦走(4)

2007年09月09日 07時16分15秒 | 南アルプス・西日本
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         南アルプス:光岳・聖岳縦走(4)
          (アルパインツアーサービス)
               易老岳へ
         2007年9月1日(土)~5日(水)
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第2日目:9月2日(土)(つづき
 霧雨後曇り

<易老岳へ到着>

■面平へ
 私達は,7時10分に易老度(800m)から歩き出す。広場をちょっと戻り,長い簡素な橋を渡る。そこからいきなり急勾配のジグザグ道が始まる。ただ,当初,地形図を見て予想していたよりは,ずっと傾斜はなだらかである。
 辺りはやや濃い霧が立ち込めている。辺りは深い広葉樹林帯が広がっている。私は列の一番後についてきままに登り続ける。幸いなことに,今回のチームの歩行速度は,かなりユックリである。周辺の写真を撮りながら,のんびりと登り続ける。そして,時々地形図を見て,自分の現在地を確かめる。
 易老岳に向かう大きな稜線の右斜面,つまり西沢の左岸を,暫くの間登り続ける。そして,8時20分に稜線(1,165m)に出る。稜線の両側に,西沢,易老沢が深く落ち込んでいる。稜線に出ると,空が広くなる。心なしか,辺りが幾分明るくなったような気がしてくる。あるいは明るくなってくれという願望から来る錯覚かもしれない。
 8時41分,標高1,260メートル地点で,10分ほど休憩を取る。まだ,急な登り坂の途中である。ここは標高1,200メートルを越える高地だが,それ程涼しくない。そして,今のところ無風である。いくらユックリのペースでも,坂道を登り続けると汗ばんでくる。
 再び歩き始める。やがて標高1,450メートル付近に達すると,急に勾配が緩くなり,暫くの間,水平に近い尾根道になる。そして,9時29分,私達は面平(1,450m)に到着する。
 広葉樹がまばらに広がる平らな所が300平方メートルほど広がっている。ここで10分ほど休憩を取る。

                 <静かな林の中の尾根道>

■小ピークを経て易老岳山頂に到着
 9時42分に面平を出発する。再びジグザグの急坂になる。辺りの樹林帯は次第に針葉樹に変わっていく。途中でヤセ尾根を通り抜ける。10時34分,標高1,700メートル地点で,3度目の休憩を取る。
 10時45分に,ふたたび歩き出す。急坂を登り続けて,11時13分に標高1,855メートルに達する。この辺りから,立ち枯れた木が目立ち始める。そして,暫くの間,登山道の勾配もなだらかになる。
 11時37分から12時00分まで,標高1,975メートル地点で昼食を摂る。辺りは林の中の斜面である。私は,昨日,飯田駅前のユニーで購入したトマト,キュウリや,大船駅前のコンビニで購入したパン類を適当に食べる。
 昼食を終えた私達は,再び急になった坂道を登り始める。そして12時52分に,標高2,230メートルの小ピークに達する。林の中の小ピークである。まだ霧の中である。辺りの眺望は殆どない。

                  <小ピークで休憩>

 13時02分に小ピークを出発する。僅かばかり下り坂になる。そして再び登り続けて,13時32分に易老岳山頂近くの分岐点に達する。ここで,登山道は光岳方面と茶臼岳方面に分岐する。辺りは林に覆われた丘になっている。分岐点から,ほんの20メートルほど離れたところに易老岳山頂(2,335m)の標識があった。空は幾分明るくなっているが,あいかわらず辺りには霧が立ち込めている。私達は易老岳山頂で,10分ほど休憩を取る。

                 <易老岳山頂の分岐点>


                   <易老岳山頂>

                   (つづく)


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