<山小屋に到着(メンヒ山)>
第39回2016神奈美展出品作品(3):作品2;山小屋に到着(メンヒ山)(20号)
(出展作品のメモ帳)
2016年5月2日(火)~8日(日)
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第6日目;2016年5月76日(土) 曇
■まずは塔ノ岳詣で
今日は神奈美公募展6日目.展覧会は始まってみると,月日が過ぎ去るのが意外に早く,展覧会の会期は今日を含めて後2日だけになった,
今日は塔ノ岳常連の皆様が,神奈美展の見学に来てくれることになっている.
”ならば私も,塔ノ岳の途中まで登って,展覧会にお越し頂く皆さんに挨拶しておこう”
という気になって,急遽,4時10分に自宅を出る.もう5月も中旬ともなると,日の出が随分と早くなり,徒歩で大船に到着する頃には,辺りがすっかり明るくなっている.
今夏の塔ノ岳は今年11回目,リハビリ2回目である.目的地は小草平の「堀山の家」までピストンするつもりである.そして,山頂まで登られた方より,一足先に会場まで出向いて,15時から開催される懇親会に出席し,塔ノ岳の皆さんが会場に到着される16時頃,懇親会から抜け出して,塔ノ岳の皆さんと合流するつもりである.
塔ノ岳詣での様子は,稿を改めて纏めるつもりでいるが,私は小草平までピストンする.その後,小田急線渋沢駅から海老名を経由して相鉄線と,ミナトミライ線の電車を乗り継いで,12時30分頃,展覧会場の神奈川県民ホールに到着する.
<大倉尾根の新緑を楽しむ>
■表彰式・懇親会に出席
懇親会が始まるまでの時間は退屈.私が留守中に予期しない人が来ているかなと思って,来客ノートを魅せて貰うが,どうもハッキリしない.受付の方に話を伺うと,
「…記帳して頂けない方が多くて…」
とこぼす.
15時から各賞授与式と懇親会が始まる.
ここの料理は美味しい.夕方,塔ノ岳の皆さんと一緒に焼き鳥を食べに行くことになっているので,食べるのを加減しなければいけないのに,ついつい食べ過ぎてしまう.
<英一会館の美味しい料理>
■塔ノ岳常連8人
15時45分頃,受付から呼び出される,
「…お客様がお待ちです」
懇親会場を抜け出して,受付まで急ぐ.塔ノ岳常連の皆様8名のご到着である.皆さん,塔ノ岳からの帰り道なので,リュックを背負った登山姿である.平素,展覧会場では余り見かけたことのない出で立ちなので,とてもよく目立つ.
私ノ拙い絵,3枚を見て頂く.山に憧憬のある皆様の眼は,私と共通するところがあるので,絵の説明をしていても張り合いがある.そこのところが私には何とも嬉しいのである.
1時間余りの時間を掛けて,会場を案内する.
<塔ノ岳の常連8人を案内> <会場から関内駅へ>
■浜駅近くの居酒屋
16時30分頃,会場を出発して,JR根岸線関内駅から浜駅まで移動する.
夕暮れ時の浜駅構内は沢山の人でごった返している・私が一番苦手な時間である.行き交う人と軟便もぶつかりそうになって,先導のISIさんの後を追う.
駅近くが工事中.馴染みだったホテルが何時の間にか取り壊されている.
定刻,17時丁度に行きつけの某焼き鳥店に到着する.
<浜駅西口近くの焼き鳥屋へ>
■焼き鳥で乾杯
まずはビールで乾杯.その後,定番のコース料理を注文する.
次から次へと様々な焼き鳥が出てくるので,途中で満腹になってしまう.
<焼き鳥で乾杯;この他にも料理あり>
■無事帰宅
19時過ぎにお開き.
浜駅入口付近で解散する,
JRを利用する人,相鉄線を利用する人など,利用する交通機は結構バラバラである.
私はTGさん,YDさんと一緒に東海道本線下り電車に乗車する.電車や結構混雑している.
20時頃無事帰宅.
今日は欲張って,登山を入れたので,少々,疲れが貯まったようである.
展覧会も明日で終わる.
明日は,街道歩きの皆さんが展覧会を見に来て下さる予定である.会場が良いも,あと一息でフィナーレを迎える.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作品2;『山小屋に到着(メンヒ山)』(20号)
冒頭の写真は作品2『山小屋に到着(メンヒ山)』である.
2006年7月12日(水),山旅スクール5期の皆様とメンヒ山の登頂を終えて,15時16分,メンヒヨッホ小屋に到着した.
メンヒヨッホ小屋はコルの斜面に立っている小屋である.メンヒ山ピストンは結構シンドかった.倒れ込むようにして山小屋に入る.
一息入れてから,外へ出て山小屋のスケッチをする.
19時から夕食.
まずはスープ.ちょっと味噌味に似た感じがするスープである.メインディッシュは牛肉とマッシュポテト,主食は勿論パン.至って質素である.
翌日の7月13日,私達はユングフラウ山に登った.これも難行苦行の連続だった.
さて,冒頭の絵は,現場でのスケッチを水彩画にしたものである.
この絵の元になったのは下の写真のスケッチである.
このスケッチを披露しながら,
「これが現場で書いたスケッチです…」
と説明する.
すると山仲間のお一人から,
「元絵のスケッチの方が良いですよ…」
という批評を受ける.
私は,「はっ」とする.
確かに言われてみれば,そうかも知れない.やっぱり後からいくら頑張っても,現場で書いたものには敵わないということだろう.
<メモ帳より>
(つづく)
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