鎌倉:源氏山・鎌倉アルプスブラブラ散策
(単独散歩)
2007年7月23日(月) 霧雨後曇
■仕事に専念しよう
今年の梅雨は,本当に長い。 今日こそ塔ノ岳へ登ろうかと思っていたが,天気が思わしくないので,大事を取って取りやめた。天気が悪いのを機会に,終日家に篭もって,パソコンと睨めっこしながら,本業に専念することに決める。
しかし,寄る年波のためが,目が疲れてくるので,長い時間,パソコンと睨めっこするのが,とても辛い。それでも,午前中は,我慢して仕事に専念した・・・・が,昼食を摂った途端に,もうパソコンに向かう気がなくなってしまう。
■でもダメ・・
昼食後,家の周辺をブラブラと一回りしてこようかと思い立つ。天気は予想よりも良くなり,薄日すら射している。
小銭とデジカメだけを持って,13時過ぎに家を出る。途端にどっちの方向へ行こうかと迷い始める。暫く,迷った末に,何の理由もないが,取りあえずは梶原のコンビニまで行こうか。
<路傍の花>
鎌倉中央公園入口を通り過ぎて,山の上ロータリーまで出る。そのまま何となく坂を下って,梶原のコンビニに入り込む。喉が渇くのは辛いので,牛乳と野菜ジュースを1パックずつ購入して,源氏山公園に向かう。蒸し暑いので,ダラダラと歩いているだけで,汗が滲んでくる。綺麗な百合の花が道端に咲いている。
源氏山公園への登り口に,冷たそうな清水が滾々と湧き出ている。その様子が如何にも涼しげなので,思わず写真に撮る。
<源氏山入口の名水>
※この水でお茶を入れると美味しいという。
■銭洗弁天から佐助隧道を抜ける
蒸し暑いためか源氏山公園には殆ど人影がない。何時もの通り,このまま公園を通り抜けて,寿福寺脇へ降りようとかと思ったが,また気が変わる。
急坂を降りて,トンネルを潜り,出来心で銭洗弁天を詣でる。何時もと違って境内は閑散としている。
<銭洗弁天入口>
久々に佐助隧道を抜けて鎌倉駅西口へ出ようと思う。この辺りを通るのは数ヶ月ぶりである。その間に,隧道周辺が大きく変わってしまったのに驚く。まず,料亭「指月庵」がいつの間にか閉店している。20年ほど前に,家族とこの料亭に入ったことがある。あのとき,オーナーがどういう風の吹き回しか,私達に奥の部屋へ来るように誘った。そして,
「この部屋に寝ころんで,庭を眺めていると,気が休まるんです・・」
と語っていたことを思い出す。
トンネルを抜けて鎌倉駅方向に向かう右手に,大きな屋敷跡があった,大きな木々が繁茂していて,緑深いところだったが,無惨にもこれらの木々は伐採されて,かなり大規模な宅地開発が進んでいる。どうやらあの黒川紀章氏もデザインに関係しているようである。どんな建物ができるか興味深い。
■「陶季」でコーヒー
横須賀線の踏切を渡る。そして小町通を抜けて,鎌倉駅に到着する。駅前の銀行で用事を済ませた後,鎌倉駅西口近くの喫茶店「陶季」でコーヒーを味わう。久々に味わうコーヒー。やっぱりプロが入れたコーヒーは美味しいなと実感する。 コーヒーを賞味している内に,歩く気力が失せてしまった。成り行きで鎌倉中央公園行きのバスに乗って帰宅。
「バカだな・・・flower-hillは・・・ お前は半日何をしていたんだ・・・」
<鎌倉駅西口の「陶季」にて:源氏山ブレンド>
2007年7月24日(火) 晴
このブログに記載したように今年第30回目の丹沢塔ノ岳・丹沢山を往復した。
2007年7月25日(水) 晴
■今日も蒸し暑い
朝から天気がよい。蒸し暑い。それならば,鎌倉天園の「峠の茶屋」ならば涼しい。軽く天園ハイキングコースを一周して昼食を摂ろうかと思う。
早速,水だけを持って,10時30分頃自宅を出発。例によって山ノ内浄水場から台峰緑地を抜ける。素晴らしい花が咲いている。
<山ノ内の尾根に咲く花>
<山ノ内展望台からの眺望>
尾根道を辿って,北鎌倉女学院のグラウンドの手前で,枝道に入る。これまでは荒れ地だったところが綺麗に整備されている。木陰に太い木材を切って作ったベンチが幾つか置いてある。ここからの六国見山の眺望は,とても素晴らしい。大きな木の木陰になっていて,しかも風が通り抜けている。とても気持が良いところである。
<新しい休憩所からの眺望:六国見山が見える>
尾根道を下って,北鎌倉駅前のコンビニに立ち寄る。顔なじみの店の主に挨拶。
「この暑いのにお散歩ですか・・・歩けるのは羨ましい!」と呆れられる。
北鎌倉駅付近は,天気がよいのに,人影が疎らで閑散としている。
北鎌倉の「猫箱」を覗いてみる。店は閉まっている。ネコの「プリンちゃん」「ゴハンちゃん」の姿も見えない。残念。
■久々に建長寺から
今日は,ヤブ道を通りたくない。そこで,県道伝いに建長寺へ。入口で鎌倉市の「寿福手帳」を差し出して,拝観料を免除して貰う。境内に入ると,若干の観光客が参拝しているものの,広い建長寺の境内は閑散としている。境内を抜けて,長い階段を登り詰めて,半僧坊前の広場に到着する。ここで一息入れる。
さらに階段を登り詰めて,勝上嶽展望台に出る。湿度が高いためか,辺りには何となく霞が立ち込めていて,晴れていれば見えるはずの富士山,丹沢,箱根,伊豆などの山並みは殆ど見えない。
<建長寺遠望>
ノンビリ,ユックリとハイキングコースを歩く。百八ヤグラ横の十字路を通過して,暫く進むと,道路は大きな石に突き当たる。この石の裏側に回ると,「電」とも「亀」とも読める字が彫り込んである。この字は一体何だろう。不思議な字に,興味をそそられるが,この字の由来は,どうも良く分からない。
<不思議な岩と,その岩に彫られた不思議な文字>
登山道は,このところの雨で,ところどころ泥濘になっている。11時50分頃,太平山山頂に到着する。山頂の金網に括り付けられていた「太平山」と書いてあった板が,いつの間にか取り去られている。何方かが不法に取り付けたものを取り去ったのか,それとも,折角取り付けたものをイタズラで持ち去ってしまったのか良く分からないが,何だか勿体ない気がする。
■峠の茶屋のご常連
山頂付近の山塊で数名のハイカーが昼食を摂っている。岩塊の縁の僅かな日陰に,身を捩るようにして,座り込んでいる。
ゴルフ場脇のトイレ付近で,100名以上の大集団のハイカーに遭遇する。60~70歳代の方々が大半である。どこかの「歩け歩け協会」のメンバーのようである。殆どの方々が疲労しきった顔で,地べたに座り込んでいる。他のハイカーのことも考えて,もう少し通路を空ければよいのに・・・私はこの一行の無神経さを腹立たしく思っている。
12時丁度に峠の茶屋に到着する。店主が,
「おや,いらっしゃい!・・・たった今,仙人が顔を出しましたよ・・・」
と言いながら,私が注文する前にオレンジジュースを取り出す。
小屋にはご常連のEさんと,Fさんが何時もの席に座っている。Eさんはお仲間とこれから宴会を開くところである。Fさんは何時もと通りに入口近くの席で,背中を丸めて1人で斜めに座って,下界の風景を眺めている。
■途中からバスで帰宅
何時もながらの峠の茶屋で,私も昼食を済ませる。そして,12時10分頃,茶屋を後にする。どこを通って下山しようかと迷うが,今日は悪路を歩きたくない。結局,ハイキングコースの銀座道を歩いて,瑞泉寺登山口に出る。その間に,たった1人のハイカーとすれ違っただけである。
瑞泉寺付近まで戻ると,さすがに観光客も多くなるが,いつもに比較すると,人数はやっぱり少ない。瑞泉寺参道で最近開業したパン屋も今日は休業しているようである。 大塔の宮に到着する。途端に歩くのが厭になった。丁度バスが停留所に入ってくる。成り行きでバスに乗車,そのまま鎌倉駅に戻る。バスから降りると,13時丁度発梶原行のバスに間に合う。そのまま乗り継いで,14時前に自宅に戻る。
今日は午後の時間がタップリあるぞ・・・万歳!
(おわり)
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