
<緑一杯の陣鐘山の尾根道>
初夏の鎌倉:アジサイ秘境散策(2)
(五十三次洛遊会定例会)
2010年6月24日(木) (つつき)
■三島神社
14時02分に仏行寺を出発する.枝道を戻って,谷間の道に戻る.
14時07分,三島神社に到着する.目の前に長い石段がある.
「ご希望の方は,この階段を登ってお参りして下さい・・」
と一同を促すが,だれも登ろうとしない.もっとも,五十三次洛遊会では,今年4月8日,この三島神社を参拝したばかりである.

■夫婦池公園
14時12分,夫婦池公園に到着する.最近開園したばかりの新しい公園である.五十三次洛遊会の皆さんを案内するのは,今日が初めてである.
上池と下池の間を抜けて,水辺庭園へ.ここにある谷戸の休憩所で,数分の間,お休み.天気はまあまあだが,風がないと蒸し暑い.一同,蚊に注意しながら木陰で涼を取る.ただ,幸いなことに,まだ蚊は出ていないようである.
水辺庭園の奥には,以前から知る人ぞ知る防空壕跡がある.公園に整備されてからフェンスが張られて入れなくなっているが,こんなところにも戦争の名残がある.
5分ほど休憩を取った後,水辺庭園を出発して,元の場所に戻る.ここから上池の縁を通って,森の散歩道に入る.何というのか知らないが,木屑を固めたような遊歩道が谷戸の中をクネクネと続く.途中の森の休憩所で,この公園に入ってから,初めて人に会う.
思い出してみると,今日は鎌倉中央公園で,私たちと同じような散策グループ1組に会っただけ.観光客には全く会っていない.


<絵音池公園鎌倉山見晴口付近のアジサイ>

<夫婦池公園の急階段を登る>
■アジサイを見ながら鎌倉山の見晴へ
やがて,鎌倉山の尾根に近付くにつれて,木製の解散道になる.最初は緩やかな勾配だが,尾根の真下からは,かなり急な階段になる.脚力の差が出て,列がばらけ始める.
この辺りにアジサイの植え込みがあり,今が見頃である.アジサイを横目で眺めながら,階段を登り切ると,鎌倉山のバス停見晴付近に出る.ここが鎌倉山側の夫婦池公園出入口である.
出入口の前は,小さな広場になっている.ベンチが設置されている.広場の片隅に,大きな石碑が立っている.石碑には鎌倉山の由来がビッシリと書いてあるが,余りに長文なのでじっくりと読んだことはないが,要するに菅原通済という稀代のフィクサーが,鎌倉山を開発した由来や思いが記されているらしい(菅原通済については資料1を参照).
■棟方志功美術館前のアジサイ
2~3分の休憩のあと,桜並木のある鎌倉山のバス通りを東へ向けて歩き始める.
途中,雷亭の前を通過する.さすがに有名店である.雷霆の門の前には数名の客が屯している.また,直ぐ隣の駐車場には,数台の高級車が停まっている.
バス停旭が丘の手前で右折して,棟方志功美術館前の道に入る.道路に沿って,沢山のアジサイが咲いている.この辺りには,観光客は全く居ないので,アジサイをユックリと楽しみながら先へ進む.

■見晴らしの良い散策路
やがて三叉路に突き当たる.三叉路を左折.
ここからは,見事な展望が楽しめるコースになる.ただ,鎌倉山から七里ヶ浜への抜け道になっているので,ときどき自動車が通るのが玉に瑕である.
進行方向右手には,七里ヶ浜や江ノ島が見下ろせる.晴れていれば富士山や丹沢の山々も良く見えるが,あいにく今日は雲の中である.
■肉弾三勇士の碑
14時54分,三叉路に到着する.この三叉路を右折して,七里ヶ浜抜け道をほんの数メートル進むと肉弾三勇士の碑がある.肉弾三勇士については資料2に次のような記述がある.
************************
爆弾三勇士(ばくだんさんゆうし)とは、日本陸軍独立工兵第18大隊(久留米)の、江下武二、北川丞、作江伊之助各一等兵3名のことである。上海事変中の1932年(昭和7年)2月22日、蔡廷楷率いる19路軍が上海郊外(現在は上海市宝山区)の廟行鎮に築いた陣地の鉄条網に対して、突撃路を築くため、点火した破壊筒を持って敵陣に突入爆破(強行破壊)し、自らも爆死した。爆弾三勇士とは大阪毎日新聞・東京日日新聞が使用した用語であり、東京朝日新聞・大阪朝日新聞は肉弾三勇士(にくだんさんゆうし)と称した。
*************************
どうして,ここに肉弾三勇士碑があるのか,私には分からないが,今は周囲に樹木が繁茂していて,衣全体の姿を良く見るのは困難である.
また不思議なことに,この碑の上には,長方形の大きな穴が開けられている.この穴から想像すると,昔は鳥居の形をしていたものと思われる.
ある碩学の方から伺った話によると,鶴岡八幡宮境内にある国宝館入口の脇に立っている円柱状の碑が,この碑の片割れだという.なぜ,片割れが鶴ヶ岡八幡宮にあるのか,興味は深まるばかりである.
■鎌倉山神社
七里ヶ浜への抜け道と分岐して,静かな尾根道に入る.
14時58分,鎌倉山神社に到着する.こんもりとした木立に囲まれた神社である.一同余り興味を示さないので,そのまま通過する.

■素晴らしい展望
やがて尾根を周回する道路も終わりになる.
この辺りから,鎌倉の市街地,材木座海岸,名越切通,逗子マリーナ付近の眺望を楽しむことができる.
ここで,景色を眺めながら小休止する.
「皆さん,これから山道に入ります.すぐに滑りやすい下り坂になります.足許に注意して下さい・・」
と一行に注意を促す.

■陣鐘山の尾根を楽しむ
15時05分,山道に入る.すぐにつるつると滑りやすい下り坂になる.辺りが薄暗くなるほどの緑陰の中の散策路である.
この辺りの山を陣鐘山という.昔,新田義貞が鎌倉攻めのときに,ここで陣地を構えた.そして,鐘を叩いて兵士を鼓舞したという.
閑静な尾根道である.進行方右側(南側)は断崖になっているはずだが,草木が繁茂していて,断崖の様子は分からない.暫くの間,涼しい緑陰の散策路が続く.
■月影地蔵
やがて尾根道の中間点にある十字路に到着する.ここを左折して谷戸へ向かう.急な下り坂の両側は墓地になっている.ここにも沢山のアジサイが咲いている.
坂道を下り終えて,15時12分,月影地蔵に到着する.
お堂の前に老婆が二人涼を取っている.近くにお住まいの方のようである.
「私の家は阿仏尼の住んでいた跡にあります・・」
と,お一人が言う.私には直ぐにこの方の家の在処が分かる.
■伝上杉憲方墓
月影地蔵を出発する.
「・・もうすぐ先で,いきなりコテコテ観光スポットに入ります.もの凄い人出だと思います.お互いに迷子にならないように気をつけましょう・・」
と注意する.
稲村ヶ崎小学校を過ぎて極楽寺近くまで来ると,いきなり沢山の観光客とすれ違うようになる.
まずは,伝上杉憲方墓を詣でる.前回,ここを訪れたばかりなので,半分は入口で待っている.私としては,ここのアジサイがとても綺麗なので,是非,見せてあげたかったのだが・・・


■成就院
沢山の観光客に混じって,成就院を訪れる.鎌倉のアジサイと言えば,いくら混雑していても,成就院だけはコースから除外することはできない.
とにかく大変な混雑である.見晴らしの良い最上段の石段で立ち止まる人が多いので大渋滞をしている.
ここを何とかすり抜けて,階段を下り始める.
ここで,後から参加すると言っていたOさんと合流する.

■御霊神社
星ノ井,力餅屋の前を通って,15時44分に御霊神社に到着する.五連神社前の踏切に居ると,丁度,鎌倉行の電車が通過する,バッチリ写真を撮る.
神社裏手のアジサイを一瞥.鎌倉権五郎景政が弄んだという石を見物してから,長谷観音に向かう.

■パン屋「ジャックと豆の木」
長谷観音の入口でトイレ休憩.
その後,由比ヶ浜通りを鎌倉方面へ向かう.途中,「ジャックと豆の木」で,パンを購入したいという方のために,買い物タイム.
その後,吉屋信子邸,鎌倉図書館,裁許橋を経由して,16時35分,鎌倉駅西口に無事到着.解散.
■モアで懇親会
希望者だけ・・といっても結局全員が参加して,小町通り「モア」で懇親会を開催する.
私が店に入ると,顔なじみのウエイトレスが,
「・・随分,暫く振りですね・・・」
と私に挨拶する.私は,結構,頻繁に,この店に来ているのだが・・・たまたま,このウエイトレスが居ないだけなのだ・・
「ところで,お髭は来店していますか?」
と聞いてみる,「お髭」とは,私の山仲間,仙人のことである.
どうやら,仙人も,この所,ご無沙汰のようである.
この店のグラタンは格別に美味.家に帰ってから夕食を摂るつもりである.ここでグラタンを食べると,カロリーオーバーになりそうだが,食い気に負ける.
17時45分頃,解散.
私は大船駅経由で,18時20分頃帰宅する.
密やかなアジサイを十分に堪能した一日であった.

[ラップタイム]
10:10 北鎌倉駅歩き出し
10:22 光照寺(10:26まで見学)
10:45 北鎌倉女学園グラウンド
10:48 台峯展望台(10:58まで展望休憩)
11:14 谷戸池
11:25 山崎小学校
11:45 鎌倉中央公園(12:43まで昼食)
13:42 仏行寺(14:02まで参拝・見学)
14:07 三島神社
14:12 夫婦池公園
14:30 見晴し
14:43 棟方志功美術館
14:54 肉弾三勇士碑
14:58 鎌倉山神社
15:12 月影地蔵
15:25 上杉憲方墓
15:29 成就院(15:35まで見学)
15:42 御霊神社(15:49まで参拝・休憩)
15:52 長谷寺(16:00までトイレ休憩)
16:15 吉屋信子記念館
16:35 鎌倉駅西口(解散)
[散策記録]
■水平歩行距離: 13.0km
■累積登攀高度: 377m
■累積下降高度: 392m
■所要時間(休憩時間込み):
北鎌倉 発 10:10
鎌倉 着 16:35
(所要時間) 6時間25分(6.42h)
水平歩行速度 13.0km/6.42h=2.02km/h
資料1:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%80%9A%E6%B8%88
資料2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E5%BC%BE%E4%B8%89%E5%8B%87%E5%A3%AB
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c07fd605b45799a3689722f14ac05b34
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ce5db3f310e884ca7af3e0a03c7daf48
初夏の鎌倉:アジサイ秘境散策(2)
(五十三次洛遊会定例会)
2010年6月24日(木) (つつき)
■三島神社
14時02分に仏行寺を出発する.枝道を戻って,谷間の道に戻る.
14時07分,三島神社に到着する.目の前に長い石段がある.
「ご希望の方は,この階段を登ってお参りして下さい・・」
と一同を促すが,だれも登ろうとしない.もっとも,五十三次洛遊会では,今年4月8日,この三島神社を参拝したばかりである.

■夫婦池公園
14時12分,夫婦池公園に到着する.最近開園したばかりの新しい公園である.五十三次洛遊会の皆さんを案内するのは,今日が初めてである.
上池と下池の間を抜けて,水辺庭園へ.ここにある谷戸の休憩所で,数分の間,お休み.天気はまあまあだが,風がないと蒸し暑い.一同,蚊に注意しながら木陰で涼を取る.ただ,幸いなことに,まだ蚊は出ていないようである.
水辺庭園の奥には,以前から知る人ぞ知る防空壕跡がある.公園に整備されてからフェンスが張られて入れなくなっているが,こんなところにも戦争の名残がある.
5分ほど休憩を取った後,水辺庭園を出発して,元の場所に戻る.ここから上池の縁を通って,森の散歩道に入る.何というのか知らないが,木屑を固めたような遊歩道が谷戸の中をクネクネと続く.途中の森の休憩所で,この公園に入ってから,初めて人に会う.
思い出してみると,今日は鎌倉中央公園で,私たちと同じような散策グループ1組に会っただけ.観光客には全く会っていない.


<絵音池公園鎌倉山見晴口付近のアジサイ>

<夫婦池公園の急階段を登る>
■アジサイを見ながら鎌倉山の見晴へ
やがて,鎌倉山の尾根に近付くにつれて,木製の解散道になる.最初は緩やかな勾配だが,尾根の真下からは,かなり急な階段になる.脚力の差が出て,列がばらけ始める.
この辺りにアジサイの植え込みがあり,今が見頃である.アジサイを横目で眺めながら,階段を登り切ると,鎌倉山のバス停見晴付近に出る.ここが鎌倉山側の夫婦池公園出入口である.
出入口の前は,小さな広場になっている.ベンチが設置されている.広場の片隅に,大きな石碑が立っている.石碑には鎌倉山の由来がビッシリと書いてあるが,余りに長文なのでじっくりと読んだことはないが,要するに菅原通済という稀代のフィクサーが,鎌倉山を開発した由来や思いが記されているらしい(菅原通済については資料1を参照).
■棟方志功美術館前のアジサイ
2~3分の休憩のあと,桜並木のある鎌倉山のバス通りを東へ向けて歩き始める.
途中,雷亭の前を通過する.さすがに有名店である.雷霆の門の前には数名の客が屯している.また,直ぐ隣の駐車場には,数台の高級車が停まっている.
バス停旭が丘の手前で右折して,棟方志功美術館前の道に入る.道路に沿って,沢山のアジサイが咲いている.この辺りには,観光客は全く居ないので,アジサイをユックリと楽しみながら先へ進む.

■見晴らしの良い散策路
やがて三叉路に突き当たる.三叉路を左折.
ここからは,見事な展望が楽しめるコースになる.ただ,鎌倉山から七里ヶ浜への抜け道になっているので,ときどき自動車が通るのが玉に瑕である.
進行方向右手には,七里ヶ浜や江ノ島が見下ろせる.晴れていれば富士山や丹沢の山々も良く見えるが,あいにく今日は雲の中である.
■肉弾三勇士の碑
14時54分,三叉路に到着する.この三叉路を右折して,七里ヶ浜抜け道をほんの数メートル進むと肉弾三勇士の碑がある.肉弾三勇士については資料2に次のような記述がある.
************************
爆弾三勇士(ばくだんさんゆうし)とは、日本陸軍独立工兵第18大隊(久留米)の、江下武二、北川丞、作江伊之助各一等兵3名のことである。上海事変中の1932年(昭和7年)2月22日、蔡廷楷率いる19路軍が上海郊外(現在は上海市宝山区)の廟行鎮に築いた陣地の鉄条網に対して、突撃路を築くため、点火した破壊筒を持って敵陣に突入爆破(強行破壊)し、自らも爆死した。爆弾三勇士とは大阪毎日新聞・東京日日新聞が使用した用語であり、東京朝日新聞・大阪朝日新聞は肉弾三勇士(にくだんさんゆうし)と称した。
*************************
どうして,ここに肉弾三勇士碑があるのか,私には分からないが,今は周囲に樹木が繁茂していて,衣全体の姿を良く見るのは困難である.
また不思議なことに,この碑の上には,長方形の大きな穴が開けられている.この穴から想像すると,昔は鳥居の形をしていたものと思われる.
ある碩学の方から伺った話によると,鶴岡八幡宮境内にある国宝館入口の脇に立っている円柱状の碑が,この碑の片割れだという.なぜ,片割れが鶴ヶ岡八幡宮にあるのか,興味は深まるばかりである.
■鎌倉山神社
七里ヶ浜への抜け道と分岐して,静かな尾根道に入る.
14時58分,鎌倉山神社に到着する.こんもりとした木立に囲まれた神社である.一同余り興味を示さないので,そのまま通過する.

■素晴らしい展望
やがて尾根を周回する道路も終わりになる.
この辺りから,鎌倉の市街地,材木座海岸,名越切通,逗子マリーナ付近の眺望を楽しむことができる.
ここで,景色を眺めながら小休止する.
「皆さん,これから山道に入ります.すぐに滑りやすい下り坂になります.足許に注意して下さい・・」
と一行に注意を促す.

■陣鐘山の尾根を楽しむ
15時05分,山道に入る.すぐにつるつると滑りやすい下り坂になる.辺りが薄暗くなるほどの緑陰の中の散策路である.
この辺りの山を陣鐘山という.昔,新田義貞が鎌倉攻めのときに,ここで陣地を構えた.そして,鐘を叩いて兵士を鼓舞したという.
閑静な尾根道である.進行方右側(南側)は断崖になっているはずだが,草木が繁茂していて,断崖の様子は分からない.暫くの間,涼しい緑陰の散策路が続く.
■月影地蔵
やがて尾根道の中間点にある十字路に到着する.ここを左折して谷戸へ向かう.急な下り坂の両側は墓地になっている.ここにも沢山のアジサイが咲いている.
坂道を下り終えて,15時12分,月影地蔵に到着する.
お堂の前に老婆が二人涼を取っている.近くにお住まいの方のようである.
「私の家は阿仏尼の住んでいた跡にあります・・」
と,お一人が言う.私には直ぐにこの方の家の在処が分かる.
■伝上杉憲方墓
月影地蔵を出発する.
「・・もうすぐ先で,いきなりコテコテ観光スポットに入ります.もの凄い人出だと思います.お互いに迷子にならないように気をつけましょう・・」
と注意する.
稲村ヶ崎小学校を過ぎて極楽寺近くまで来ると,いきなり沢山の観光客とすれ違うようになる.
まずは,伝上杉憲方墓を詣でる.前回,ここを訪れたばかりなので,半分は入口で待っている.私としては,ここのアジサイがとても綺麗なので,是非,見せてあげたかったのだが・・・


■成就院
沢山の観光客に混じって,成就院を訪れる.鎌倉のアジサイと言えば,いくら混雑していても,成就院だけはコースから除外することはできない.
とにかく大変な混雑である.見晴らしの良い最上段の石段で立ち止まる人が多いので大渋滞をしている.
ここを何とかすり抜けて,階段を下り始める.
ここで,後から参加すると言っていたOさんと合流する.

■御霊神社
星ノ井,力餅屋の前を通って,15時44分に御霊神社に到着する.五連神社前の踏切に居ると,丁度,鎌倉行の電車が通過する,バッチリ写真を撮る.
神社裏手のアジサイを一瞥.鎌倉権五郎景政が弄んだという石を見物してから,長谷観音に向かう.


■パン屋「ジャックと豆の木」
長谷観音の入口でトイレ休憩.
その後,由比ヶ浜通りを鎌倉方面へ向かう.途中,「ジャックと豆の木」で,パンを購入したいという方のために,買い物タイム.
その後,吉屋信子邸,鎌倉図書館,裁許橋を経由して,16時35分,鎌倉駅西口に無事到着.解散.

■モアで懇親会
希望者だけ・・といっても結局全員が参加して,小町通り「モア」で懇親会を開催する.
私が店に入ると,顔なじみのウエイトレスが,
「・・随分,暫く振りですね・・・」
と私に挨拶する.私は,結構,頻繁に,この店に来ているのだが・・・たまたま,このウエイトレスが居ないだけなのだ・・
「ところで,お髭は来店していますか?」
と聞いてみる,「お髭」とは,私の山仲間,仙人のことである.
どうやら,仙人も,この所,ご無沙汰のようである.
この店のグラタンは格別に美味.家に帰ってから夕食を摂るつもりである.ここでグラタンを食べると,カロリーオーバーになりそうだが,食い気に負ける.
17時45分頃,解散.
私は大船駅経由で,18時20分頃帰宅する.
密やかなアジサイを十分に堪能した一日であった.

[ラップタイム]
10:10 北鎌倉駅歩き出し
10:22 光照寺(10:26まで見学)
10:45 北鎌倉女学園グラウンド
10:48 台峯展望台(10:58まで展望休憩)
11:14 谷戸池
11:25 山崎小学校
11:45 鎌倉中央公園(12:43まで昼食)
13:42 仏行寺(14:02まで参拝・見学)
14:07 三島神社
14:12 夫婦池公園
14:30 見晴し
14:43 棟方志功美術館
14:54 肉弾三勇士碑
14:58 鎌倉山神社
15:12 月影地蔵
15:25 上杉憲方墓
15:29 成就院(15:35まで見学)
15:42 御霊神社(15:49まで参拝・休憩)
15:52 長谷寺(16:00までトイレ休憩)
16:15 吉屋信子記念館
16:35 鎌倉駅西口(解散)
[散策記録]
■水平歩行距離: 13.0km
■累積登攀高度: 377m
■累積下降高度: 392m
■所要時間(休憩時間込み):
北鎌倉 発 10:10
鎌倉 着 16:35
(所要時間) 6時間25分(6.42h)
水平歩行速度 13.0km/6.42h=2.02km/h
資料1:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%80%9A%E6%B8%88
資料2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E5%BC%BE%E4%B8%89%E5%8B%87%E5%A3%AB
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c07fd605b45799a3689722f14ac05b34
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
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