<尾根からの素晴らしい眺望>
[復刻版] 北関東:大畑山・白浜山・三境山縦走
(山旅スクール雪山A)
2006年2月17日(金)~18日(土)
※過去,2月の山行で,まだ,このブログに収録していないものを整理
することにしております.
第1日目:2006年2月17日(金):大畑山登頂
<登山地図>
<プロフィールマップ>
■大畑登山口から歩き出し
2006年2月17~18日の2日間,山旅スクール雪山Aというコースに参加した.
指導は,山岳ガイドのサンダーウエストさん,フレンドリースタッフは山姥さん.生徒は約10名.
初日の2月17日,私たちは新横浜駅前に集合する.新横浜から中日臨海バスのチャーター車で,大畑に向かう.途中,高坂SAと,ナントカという道の駅で休憩を取って,11時32分に,登山口のある大畑(標高約330m)に到着する.
ガイドのサンダーウエストさんから,今回の山行の趣旨や注意があったあと,念入りなストレッチでウオーミングアップした後,11時52分に,大畑登山口から歩き出す.
参加者を3~4人で1班,合計3班に分けて,それぞれの班で班長を互選する.班長の役割は,班に所属する人の体調など様子を絶えずチェックすること,予定通りのコースを間違いなく歩いているかを絶えずチェックすること,リーダーのサンダーウエストさんとのコミュニケーション諮ること,班の行動をとりまとめることなどである.
<大畑から歩き出す>
■大畑山山頂
小さな集落を抜けると山道になる.
暫くの間,谷間の登り坂を南へ登り続ける.
13時16分,標高520メートル地点で,10分ほど休憩を取る.休憩の間に,地図とコンパスで現在地を確認する.そして,各班ごとに地形図を頼りに両川まで登る.
稜線に出てから,右折して南南西に延びる尾根道を歩き続ける.
そして,14時18分,私たちは,無事に,大畑山山頂(標高754 m)に到着する.
登山口を歩き出してからの所要時間は
<標高520メートル付近で休憩>
<眼下に大畑の集落が見えている>
■大畑山山頂
10分ほどの休憩を終えて,トゲのあるヤブ道を登り続ける.
やがて,谷間が左右二手に分かれる.ここで地図読みの練習が始まる.私たちは地形図の上で自分たちの位置を確認してから,向かって左手の谷を進む.登山道は途中で途絶えるので,地形図を眺めながら谷筋を登り続ける.
稜線を南西の方向に辿って,14時18分に大畑山山頂(標高754m)に到着する.
<大畑山山頂>
■大畑へ下山
14時23分,大畑山山頂から下山を開始する.
往路を少し戻ってから,北側の斜面の登山道を下る.やがて,先ほど登った道に合流した後.トゲのあるヤブを下って,15時36分,登山口に無事下山する.
全員で念入りにストレッチをしてクールダウンする.
<登山口に無事下山>
■サンレーク草木へ到着
15時40分,再び専用車に乗車,すぐに出発.
どこをどう通ったかは分からないが,16時03分に,今日の宿泊地であるサンレーク草木到着する.
18時丁度から夕食.山小屋風の質素な食事かと思っていたら,なかなか豪華で驚く.ただ,夕食後勉強会があるので,アルコールは抜き.私は,平素からアルコールは嗜まないので,アルコールが抜きでも何ともないが,嗜む方には物足りなかったかも知れない.
<夕食>
■勉強会
夕食後,班ごとに,地形図を見ながら,明日のコースの予習を行う.
コースの特徴,地形の概要,エスケープルートの確認などが,主テーマである.20時30分頃,お開きになり,早めに就寝する.
<勉強会の様子>
<ラップタイム>
11:53 大畑歩き出し
13:16 標高520メートル地点(13:20まで小休止)
14:11 標高550メートル地点(14:14まで休憩)
14:18 大畑山山頂着(14:23発)
15:36 大畑着
[登山記録]
■水平歩行距離 3.8km
■累積登攀高度 450m
■累積下降高度 450m
■所要時間(休憩時間を含む)
大畑 発 11:53
〃 着 15:36
(所要時間) 3時間43分(3.72h)
水平歩行速度 3.8km/3.72h=1.02km/h
第2日目:2006年2月18日(土);白浜山・三境山縦走
<登山地図>
<プロフィールマップ>
■深夜に出発
2日目,2月18日は地図読みと雪中行動がテーマである.
早朝の4時30分頃,昨夜の内に配れれていた朝食弁当をソソクサと食べる.ここは山小屋ではなくリゾート地である.弁当も,一般の山小屋に比較すると,なかなか豪華である.
5時30分,中日臨海バスの専用車で出発.5時55分に,白浜山(たぬき山)登山口に到着する.
<朝食弁当>
■未だ薄暗い内に歩き出す
ストレッチを済ませてから,6時10分に登山口から歩き出す.まだ,辺りはほんの少し明るくなり始めたばかりである.今,どの程度気温があるか分からないが,少々寒い.
歩き出して暫く進むと,進行方向右手(西側)に連なる崖が途絶える.そこから斜面を急登する山道になる.かなり急勾配な登り坂が続く.
<薄暗い内に歩き出す>
■小ピークでアイゼン装着
7時頃,尾根沿いの小ピークに到着する.ここで,7時06分まで小休止.再び歩き続けて,7時31分,標高883メートル峰に到着する.周辺の残雪が増え始める.
サンダーウエストガイドの指示で,6本爪アイゼンを装着する.ここでも手早くアイゼンが装着できるように,ガイドから指導を受ける.
7時41分,アイゼンの装着を終えて,再び歩き出す.
ここからは,尾根沿いの道になる.
<小ピークの手前を登る>
■浜田山山頂
尾根沿いの急な登り坂ををひたすら登り続ける.
9時07分に,浜田山(別名たぬき山)山頂(標高1240m)に到着する.ここで,15分ほど休憩を取る.
山頂付近は雑木林に覆われた空き地になっている.枯れ木の間から周囲の山が透けて見えている.
<白浜山山頂>
<白山山山頂の案内板>
■見晴らしの良い尾根道
9時20分に白浜山山頂を出発する.ここからは東南東に向かう尾根道を進む.
途中で沢山の尾根が合流したり分岐したりするので,地図読みが大変である.
10時27分,標高1064メートル付近で,ほんの1分ほど立ち休憩をして,地図上で現在地を確かめる.この辺りから,素晴らしい展望の尾根道になる.
雪で真っ白な山が見えているが,持参している地形図の外の山なので,何処の山か良く分からない.とにかく素晴らしい展望である.
<尾根からの素晴らしい展望>
■ソソクサと昼食
10時52分,標高1140メートル付近で,10分ほど休憩を取る.この休憩の間に,ソソクサと昼食を摂る.
登山中は,昼食のために長い時間の休憩は取らないで,休憩時に適宜少しずつ食事をするように指導されている.宿泊施設で支給された昼食をほおばる.
11時09分に,休憩兼昼食を終えて,再び歩き出す.
■三境山山頂
途中,標高1080メートル地点で,6分ほど休憩を取って,尾根道を外さないように歩き続ける.相変わらず小さな登り下りが連続する.
13時12分,三境山山頂(標高1088m)に到着する.雑木林の中の心地よい山頂である.ここで10分ほど休憩を取る.食べ残しの昼食を摂る人も居る.
<三境山山頂>
■林道を目指して谷筋を下る
13時23分,三境山から歩き出す.
山頂付近の地形と登山道の位置が少々分かりにくいので,地図読みに手こずる.もちろんガイドはこの辺りの地形をよく知っているが,そう簡単には教えてくれない.
地図を眺めながら,標高1020メートルの尾根に辿り着く.ここで再度地図を確認して,現在地を確かめる.
やがて,下る目標の林道が見え出す.
<方向が良く分からない広い尾根>
■長い林道
急坂を下って,15時04分に谷間にある資材置場に到着する.ここでアイゼンを脱着する.
15時13分,資材置場を出発する.ここから,サンレーク草木までは長い林道歩きである.単調な林道歩きにはいささか閉口する.
15時51分,サンレーク草木に到着する.
<サンレーク草木に到着>
■入浴そして無事帰宅
サンレーク草木で,入浴を楽しむ.
その後,昨日と同じ中日臨海バスのチャーター車に乗車し,17時18分にサンレーク草木を発車する.途中,高坂SAでトイレ休憩の後,20時40分に町田に到着する.ここで解散.
私は,小田急線,東海道本線の電車を乗り継いで,22時頃帰宅する.
<ラップタイム>
6:10 登山口歩き出し
7:00 小ピーク(7:06まで休憩)
7:31 標高883メートル峰(7:41アイゼン着用)
9:07 白浜山山頂(9:20発)
10:27 標高1064メートル地点(10:28立ち休憩)
10:16 標高520メートル地点(13:20まで休憩
10:47 見晴らしの良い尾根
10:52 標高1140メートル地点(11:09まで昼食)
12:49 標高1088m地点(12:55まで休憩)
13:12 三境山山頂(13:23発)
13:57 尾根に出る(標高1020m)(14:10まで地図確認)
15:04 自在置場(15:10までアイゼン脱着)
15:51 サンレーク草木着
[登山記録]
■水平歩行距離 11.2km
■累積登攀高度 892m
■累積下降高度 1001m
■所要時間(休憩時間を含む)
登山口 発 6:10
サンレーク草木着 15:51
(所要時間) 9時間41分(9.68h)
水平歩行速度 11.2km/9.68h=1.16km・h
(おわり)
「関東・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/96f440b032d94fe83500ea404a3dec8b
「関東・上信越の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6ab0c5edd8b270b5c599d238c40aead4
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