中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記(4)トンガリロ公園へ

2006年02月25日 11時09分10秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ
トンガリロ公園へ(ハントリー到着)



2006年1月28日(土)

 私達は専用車に乗って,これからオークランド空港を出発して,トンガリロ国立公園ワカババビレッジへ向かうことになっている。およそ5時間のバスの旅である。

 12:24,空港を出発する。
 早速,添乗員のSさんのガイドが始まる。
 「・・・・オークランドは東京から南へ約9,000km,離れております。ミュージーランドの人口は約400万人です。その内約140万人がオークランドに住んでいます・・・・これから国道1号線に沿って南へ進みます。この辺りの紫外線の稜は日本の約7倍です。山へ行くときは,必ず日焼け止めを塗ってください・・・・水は3リットル以上,必ず持参して下さい。これから行くタラナキ地方は,とても降雨量が多いところです・・・・」
 「・・・オークランドは,二つの良港に挟まれた町です・・・・・」
 S添乗員の少し英語訛りの説明を聞いている内に,私はたまらなく眠くなる。そして何時も間にか寝込んでしまう。
 どの程度居眠りをしていたのだろうか,太めが覚める。13:09である。周りを見回すと,ほとんどの人がうたた寝をしている。私達を乗せたバスは広い中央分離帯のある片道2車線の立派な道路を南へ下っている。進行方向左手には線路が見える。複線である。電化はしていないようである。線路と立体交差する。細い柱の跨線橋である。こんな細い柱で壊れないのかな。地震はないのかしらと不安になる。
 灌木の林と牧場が延々と続くのどかな田園風景が続く。そして,ニュージーランド最大の火力発電所の脇を通って,13:35にハントリー(Huntly)に到着する。辺りは閑静な田舎町,というよりは小さな集落である。

私達はRIVER HAVENというオシャレな店に入る。ここで20分の休憩である。店に入ると売店になっている。売店には素敵な衣類が陳列されている。売店の右手にレストランがある。レストランの入口にはショーケースがある。サンドイッチ,ショートケーキの類が並べてある。

それほどお腹が空いていない私は,リンゴプリンとジャストジュースを購入する。合わせて8.50NZ$である。ジャストジュースは派手,派手デザインのペットボトルに入っている。ジュースの味はとても濃厚である。

13:59,ハントリーを出発する。100メートルほど離れて並行して走る線路の上を貨物列車が通過する。添乗員の話によると,オークランドから毎日1往復の旅客列車が通っているそうである。
近くにニュージーランド最長の川が流れている。川の名前は聞いた途端に忘れたが,地図で調べるとどうやらワイカト川(Waikoto R.)らしい。この川はニュージーランド最大の湖,タウポ湖(Lake Taupo)付近から流下しているが,タウポ湖から流れ出しているのではないようである。
この辺りには,ブドウ畑が続く。このブドウ,食べると余り美味しくないが,ワインにすると素晴らしい味になるとのことである。余談になるが,ニュージーランドには1日の内に四つの季節があると言われる。つまり,1日の内に春夏秋冬があるほど変化に富んでいるという。この気候がワイン造りに適しているらしい。
博識な添乗員の話が続く。
この地方には,およそ100万頭の牛が飼育されているという。ニュージーランドの乳製品輸出の4分の1が,この地方からだという。農家は1戸当たり平均120~150頭の牛が飼育されているようである。
いつの間にかウトウトと眠ってしまう。


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1 コメント

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こんにちわ・・ (エセ男爵)
2006-02-27 17:18:16
記事投稿という意味で、ご無沙汰しています。

関連記事ではないけれど、TBさせて頂きます・・・
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