中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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高峰高原ホテル:浅間山登頂記(13)

2006年10月22日 10時13分22秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

      高峰高原ホテル:浅間山登頂記(13)
            (小諸グループ)
       2006年10月7日(土)~8日(日)

       
※http://ameblo.jp/flower-hillもご覧ください。

■かわいい猫
 いよいよ,毎年の恒例浅間登山の日である。
 昨夜,小諸に入り,市内A坂にある弟の家に宿泊する。
 登山にしては少々遅く6時30分に起床する。茶の間で三毛猫が座り込んでいる。薄暗い室内で猫の目が光る。可愛いので思わず写真を撮る。
   
          <可愛い猫>
 実は,Flower-hillの猫好きは,結構,大変である。Flower-hillの幼少の頃,家では,ずっと猫を飼っていた。猫の自分勝手なところや,人を食ったような仕草がとても可愛いと思っている。だから,旅で出会った猫は,必ずと言って良いほどカメラに収める。国内の猫だけでなく,スイス猫,フランス猫,ポーランド猫等々である。余談だが,何時かこのブログでも,猫特集を組みたいと思っているくらいである。
 さて,私達は,7時丁度に,弟の家を出発する。登山同行の方が運転する自動車に乗り込む。途中,A町のコンビニで昼食を購入し,くねくねと蛇行するチェリーパークラインを登って,7時39分に高峰高原ホテルに到着する。

■高峰高原ホテル
 ホテルの駐車場は観光客の車で一杯である。ホテルのオーナー,山岸さんの出迎えを受ける。


   
        <高峰高原ホテルから佐久平を見下ろす>
 山岸さんは,私達の浅間山登山仲間である。最近,山岸さんが,とても有名になった。その切っ掛けは,山岸さんが登場した雑誌『岳人』2006年9月号の記事である。言うまでもなく『岳人』は,登山愛好家に良く読まれている雑誌である。この雑誌で連載中の「立松和平の百霊峰巡礼・浅間山-浅間大変を巡って」の記事で,なんと,あの山岸さんが,隊長になって立松和平さんを案内している。
 「へぇ~・・・あの山岸さんが隊長になったの・・・」
一同大変ビックリした次第である。同時に,あの記事以降,山岸さんは下々の私達とはレベルの違う偉い人になったような気がしてくる。

■裏コースに入る
 高峰高原ホテルで,登山に備えて支度を整える。
 ホテルのロビーから佐久平が一望の下に見下ろせる。淡い朝日が佐久平に降り注いでいる。天気予報では,今日は「晴」である。だが,これから登る予定の黒斑山方面を見ると,厚くて黒い雲が立ち込めている。また,折から,日本列島の東南の海上を大きな低気圧が北東方向に移動中である。こんな周辺の状況から,いくら天気予報が晴も,実際の天気の成り行きが少々心配になってくる。
 そこで,平素,この高原ホテルに滞在している山岸オーナーに今日の天気を聞いてみる。
 「いえ,今日は午後から間違いなく晴れますよ・・」
と山岸さんは断言する。
 私達は,山岸さんのお言葉を信用して,その内に,たれ込める雲は,やがてスッキリとした秋晴れに変わるだろうと期待する。
 7時56分,私達は高峰高原ホテルを出発する。参加メンバーは一級建築士のAさん,居酒屋のマスターBさんと小学生の男の子,私の弟親子など総勢7名である。有名になった山岸さんは,所用のために今年は参加してくれない。紅一点は,私の姪,つまり弟の長女だけである。
 折から3連休。沢山の観光客が,ここ車坂峠にも押し寄せている。
 そこで,私達は,比較的登山者が少ない裏コースを通って,蛇骨岳付近で外輪山に出るつもりである。まだ早い時間だが,何人かの登山客が登り始めている。最初は,中コースを進む。途中から左折して裏コースに入る。途中に裏コースは整備不良のために入らないように注意を促す看板がある。私達はそのまま裏コースに入る。私達が裏コースに入るのを見て,私達の後にいた中年夫婦が,思いついたようにコース変更して,私達の後をついてくる。
 「こちらの道は荒れていますよ・・・中コースを行かれた方がいいですよ・・・」
と誰かが助言する。すると,
 「いえ,私達は何回も来ています」
と私達の忠告に反発する。
 「では,どうぞご勝手に・・・・」
と胸の内で返事をする。
 少し進むと,たちまちの内にコースが荒れてくる。水たまりが長々と続く。さらに進むと,ところどころで倒木が行く手の邪魔をする。気がつくと,私達のすぐ後についていた先ほどの中年夫婦の姿が見えない。どうやら,途中で引き返したようである。若い男性諸氏は力任せにドンドンと飛ばして先へ進む。弟親子と私は,のんびりと後から付いていく。
                                     (つづく)



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